生命が存在しうる惑星のうち9割は、まだ作られていない。
という見積もりが発表されたんですねー
このことは、ハッブル宇宙望遠鏡と系外惑星探査衛星“ケプラー”など、
宇宙望遠鏡の観測データを基にした最新の理論研究から分かったこと。
46億年前に誕生した生命の星“地球”は、かなりの先駆者になるようです。
宇宙には膨大な数の地球型惑星がある
ハッブル宇宙望遠鏡などの観測データによって、
100億年前の宇宙では、現在よりも速いペースで星が作られていたことが分かっています。
でも、当時使われた星の材料となる水素やヘリウムは、
全体量から比べるとわずかで、宇宙にはまだ多くの材料が残されているんですねー
なので未来の宇宙では、
これからも多くの恒星や惑星が誕生するということになります。
一方、“ケプラー”による観測データを基にした見積もりでは、
天の川銀河内に10億個もの地球サイズの天体が存在し、
そのうちの相当数が岩石惑星であると推測されています。
現在観測可能な銀河が1000億個以上あることを考えると、
宇宙全体には膨大な数の地球型惑星があると考えることができます。
この2つを合わせて考えると、
水が液体の状態で存在できる領域“ハビタブルゾーン”に位置する、
地球サイズの惑星は、今後無数誕生する可能性があるといえるんですねー
将来誕生する文明には分からないこと
宇宙最後の星は、
今から100兆年後でさえ燃え尽きることがないと考えられています。
そのような気が遠くなるような長い時間経過のうちには、
文字通りあらゆることが起こり得ますよねー
そうした宇宙の過去未来において、
太陽系や地球は先駆者(あるいは古参)ということになり、
宇宙進化の初期に誕生した私たち人類には有利な点があります。
それは、ハッブルのような強力な望遠鏡を使って、
宇宙の起源を、ビッグバン後間もない過去にまでさかのぼれることです。
ビッグバンの名残りや宇宙進化の痕跡は、
光や電磁放射の形で残されていて、今は観測が可能です。
でも1兆年後には、
宇宙の加速膨張により、それらはかき消されてしまうことに…
そう、遠い将来に誕生する文明が直面するのは、
宇宙がどのように始まり、どのようにして進化してきたか? の手がかりを、
見つけることができないこと。
ビッグバンの名残りや宇宙進化の痕跡が無い宇宙を、
見上げることになるようですよ。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 生命居住可能領域内の惑星、銀河系に数十億個も存在?
という見積もりが発表されたんですねー
このことは、ハッブル宇宙望遠鏡と系外惑星探査衛星“ケプラー”など、
宇宙望遠鏡の観測データを基にした最新の理論研究から分かったこと。
46億年前に誕生した生命の星“地球”は、かなりの先駆者になるようです。
宇宙には膨大な数の地球型惑星がある
ハッブル宇宙望遠鏡などの観測データによって、
100億年前の宇宙では、現在よりも速いペースで星が作られていたことが分かっています。
でも、当時使われた星の材料となる水素やヘリウムは、
全体量から比べるとわずかで、宇宙にはまだ多くの材料が残されているんですねー
なので未来の宇宙では、
これからも多くの恒星や惑星が誕生するということになります。
一方、“ケプラー”による観測データを基にした見積もりでは、
天の川銀河内に10億個もの地球サイズの天体が存在し、
そのうちの相当数が岩石惑星であると推測されています。
現在観測可能な銀河が1000億個以上あることを考えると、
宇宙全体には膨大な数の地球型惑星があると考えることができます。
![]() |
今後誕生するであろう地球のような無数の惑星(イメージ図) |
この2つを合わせて考えると、
水が液体の状態で存在できる領域“ハビタブルゾーン”に位置する、
地球サイズの惑星は、今後無数誕生する可能性があるといえるんですねー
将来誕生する文明には分からないこと
宇宙最後の星は、
今から100兆年後でさえ燃え尽きることがないと考えられています。
そのような気が遠くなるような長い時間経過のうちには、
文字通りあらゆることが起こり得ますよねー
そうした宇宙の過去未来において、
太陽系や地球は先駆者(あるいは古参)ということになり、
宇宙進化の初期に誕生した私たち人類には有利な点があります。
それは、ハッブルのような強力な望遠鏡を使って、
宇宙の起源を、ビッグバン後間もない過去にまでさかのぼれることです。
ビッグバンの名残りや宇宙進化の痕跡は、
光や電磁放射の形で残されていて、今は観測が可能です。
でも1兆年後には、
宇宙の加速膨張により、それらはかき消されてしまうことに…
そう、遠い将来に誕生する文明が直面するのは、
宇宙がどのように始まり、どのようにして進化してきたか? の手がかりを、
見つけることができないこと。
ビッグバンの名残りや宇宙進化の痕跡が無い宇宙を、
見上げることになるようですよ。
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