akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『名もなく貧しく美しく』Bmapバリアフリー映画上映会

2013-03-21 | バリアフリー映画、福祉
昨日のBmapバリアフリー映画上映会『名もなく貧しく美しく』へお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。

予約以外の皆様には、早くいらした方から当日の整理券をお配りし、あとの多くの方々にお帰りいただくという状況になってしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます。
ろう者夫婦を主人公にした感動の名作ということもあり、いつも以上に、特にろう者の方々にたくさんいらしていただきましたが、入場制限という形になり、誠に申し訳ございませんでした。

今後は、上映会前に予約状況をホームページにアップして参ります。残席が少ないようでしたら、先着順に当日整理券を配布させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。

また、ろう者の方々にとって肝心の字幕が、前方のお席の方々しか見えなかったこと、後ろの方々は立ってご覧下さっておりましたが、今後、フラットで天井の低い会場の際には少し画面が小さくなっても字幕が見えるように映すか、あるいは会場のセッティングを変え、スクリーンを二つ設置する等、配慮して参りたいと思います。


今回、お席の確保を希望いただきました予約の方に一番前列に、その後早くいらしたろう者の方を前方のお席に座っていただくよう案内していたのですが、開演に際し、あるろう者の方より「予約いかんに関わらず、ろう者を前に座らせてほしい」というご意見がございました。
これも私どもの配慮不足でしたが、「前方にいらっしゃる健常者あるいは視覚障害者の方で交代いただける方がいらっしゃればお願いいたします」とアナウンスさせていただきましたところ、真ん中より少し前方の視覚障害者のお一人が「視覚障害者も前のほうが聞きやすいので前へと思っていましたが、後方でも聞こえます。聴覚障害の方は、前でなければ字幕が見えないのですから、私は後ろの席でかまいません」と申し出て下さいました。
前方にいらした健常者の皆さんも快く交代下さり、車椅子の方々も、音が聞こえれば後ろでかまわないと後ろでご覧下さいました。

音響設備も、前のスピーカーからの音が会場全体に流れているため、前方と後方の席ではだいぶ音量に差があります。
また、隣の部屋の工事の音やマイク等の雑音、会場内の温度調整等、様々な不具合があったかと思いますが、皆様譲り合いながら長時間最後までご覧下さいましたこと、本当に感謝申し上げます。

交流会では、手話文化村の米内山明宏さん始め、ろう者の方々が活発にご発言下さいました。
戦後のまだ障害者差別の厳しかった時代に支え合いひたむきに生きたろう者夫婦の物語『名もなく貧しく美しく』が、いかに大切に思われている作品かを感じました。

私も、何度見ても感動します。
今回は、手話部分の吹き替えも音声ガイドとともにライブで、Bmapのメンバーが行いました。
視覚障害の方々には「とても感動する作品でした。ガイドもわかりやすく、よかった」とご感想をいただきました。

「みんなが一緒に楽しむ」バリアフリー映画上映の難しさと意義を、改めて感じた上映会でした。もっと多くの方と一緒にご覧いただける再上映の機会が持てたらと思っています。

今回の上映会の反省を今後に活かして参ります。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

Bmapブログ『名もなく貧しく美しく』上映会を終えて
コメント
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