akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

素敵な映画と花と音楽生活2

2020-05-08 | 映画・芸術・エンターテインメント

#素敵な映画と花と音楽生活2


4日夜に『オーケストラの少女』を鑑賞した我が家、
5日は疲れていたので早く寝ようと思っていたら、21時に孫のところから帰ってきたお義母さんが
「映画一本観れんじゃん!」
「…そうですね😅」

『アマデウス』を観たがっていたのですが
「今からだと3時間の作品は厳しいので、今日はモーツァルトじゃなくベートーヴェンにしましょう」
という訳で、『不滅の恋』。


次の日の朝4時起きの旦那さまは途中リタイアしましたが、お義父さんとお義母さんと一緒に鑑賞。
「映画っていいわね~✨いいものを観せて頂きました」
と言って、お義母さんは翌6日の朝4時に、仕入れに行く義妹のうちへ孫の朝食を作りに行き、9時半からお店で花の水替えをして、お義父さんの昼食のため自宅に戻り、また孫の夕食の準備に義妹のうちへ行って、夕方お店に来て店仕舞いを手伝い…
みんなで帰宅したのは20時。


さすがに今日は…と思ったら
「今日は3時間のが観れるね」
ひょえ~‼️
「観ます?本当に観ます?」
「観る」
「じゃ、先にお風呂入ってから…」
というわけで、
いつものように梅酒を飲みながら
『アマデウス』を
鑑賞すること3時間。


4時起きの旦那さまもお義父さんも、途中二人でお風呂に行ったものの、リビングに戻ってきてラストまで鑑賞。
「偉大な作曲家の最後にしてはずいぶん悲しいね」
「いい関係を築く方途はあったのにね」
「こんなに素晴らしい音楽を作っても、自分が完璧だと思って謙虚になれない人は敬遠されるんですよね」
「天才だからって幸福とは限んないね。やっぱり人間性だよね」
「まあ、その苦境が要素になって生み出された傑作もあるわけですけどね」
「サリエリは望み方が間違ってる。天才を見抜く凄い才能があったんだから、それを生かしてプロデュースしてやれれば良かったんだよ。因果応報」
「嫉妬って怖いね~」
「ああ、凡人で良かった!」(声を揃えて笑う母子)
「でもモーツァルトにしてもベートーヴェンにしても、直系の子孫は途絶えてるのね。天才は一代なのかねえ」
「人間は、子孫を繁栄させよう、自己を子孫繁栄という形で拡散させようとする生き物ですけど、天才は自らの創造に、内側に生命エネルギーを凝縮させてしまうんですかね。創造物によって自己を拡散するというか」
「彼らの遺した音楽は、本当に素晴らしいもんね」
「知らない人はいない名曲ばかりですから。人類の財産ですよね」
「それぞれの使命と運命だね」
「それぞれの使命に生きましょう」


鑑賞後はこんなふうになんだかんだとりとめなくしゃべって
「映画っていいわね~」
と0時に解散となりました。


先週はお義母さんのリクエストで
『リメンバー・ミー』
私のオススメ『ライフ・イズ・ビューティフル』に笑い、涙。


お義母さんは、映画もコンサートも大好きで私の活弁もよく来てくれていましたが、お義父さんの介護が始まってから、そういう場所には出かけなくなりました。
今は、家での映画やドラマ鑑賞、音楽番組鑑賞が何よりのリフレッシュのよう。
それにしても、タフで、頭が下がります。


今晩は久しぶりにテレビでくつろぎ中😊
お義母さん、今晩の鼻歌がなぜかドヴォルザークの「ユモレスク」。

コメント
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