世田谷区立保険医療福祉総合プラザのYouTube「うめとぴあチャンネル」でインタビューさせて頂いた生命誌研究者中村桂子さん。
今日は、村上信夫さんとともに、中村さんの成城のご自宅へお邪魔させて頂きました。
元々、イタリアと貿易していた方が作って住まれていたというイタリア式のお庭。
84歳、急な階段をほぼ毎日登り降りなさる健脚ぶり。
7歳で終戦を迎え、数年後に見たオードリー・ヘプバーンの映画に衝撃を受けて、憧れた螺旋階段、暖炉、サンルーフ。
どれも手に入れた。
「みんなサイズは小さいけどね。それが気に入ってるの」
今日はお天気がよく、中村さんを追いかけて黄色い小さな蝶が飛ぶ。
「この庭がお気に入りなのよ」
大きく立派なクモの巣に
「キレイでしょう」
湧水が溜まったところには
「蛙が楽しそうにはねるのよ。とんぼも孵るし」
子どもの頃は私も身近でよく見ていたおたまじゃくしやヤゴ。懐かしい…。
その上の立派な藤棚は、今年は今までになく
見事な花を咲かせたそう。
「今までになく美しかったのよ!コロナ自粛で空気が綺麗になったからかもね」
無農薬のゆずも黄色く色づいて、そろそろ収穫時。
「武蔵野の大地はほおっておくとどんどんいろんな植物が自生するのよ」
いろいろおしゃべりして、とても楽しいひとときを過ごさせて頂きました
そういえば、中村さん、鶴岡にもいらしていました。学びの意欲や意識が高い町だと感じたそうです。
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