
わが心の大阪メロディーは今年で10回を迎えます。
庶民のバイタリティーと人生の哀歓が交錯する街、大阪。ここで生まれた「大阪のうた」は関西のみならず、日本中の老若男女の琴線に触れ、その時代を映し出してきました。
今年も11月2日に、NHK大阪ホールから第10回目となる「わが心の大阪メロディー」を生放送します。全国の視聴者のみなさまから募集する「心に残る大阪のうた」のリクエストの数々をにご紹介するほか、日本を代表する歌手が大阪や関西にゆかりのある歌の数々を熱唱します。
【司 会】 上沼恵美子 青井 実
【出 演】 欧陽菲菲、川中美幸、神野美伽、
園まり、中村美律子、林あさ美、堀内孝雄、BORO 他
やっかいな高慢心
私たちの心に高慢心というものが出てくると、その人の成長が止まってしまうばかりでなく、その人をとりまく人間関係を悪くして、ついには幸せを遠のけてしまうようになるものです。また、このやっかいな高慢心は、忙しさにまぎれて私たちの心に忍び込み、思いやりの心を滅ぼしてしまいます。
だれでも順調なときとか、ゆったりと余裕のあるときには、低く優しい心を持ち続けることができやすいものですが、馴れてきたり、忙しくなってくると、とかく自己を振り返って反省するゆとりがなくなってしまいます。そして、いつの間にか“高慢心”のトリコになってしまいます。自分がうぬぼれていないか、思いあがっていないか、いつも心のあり方を確認することが必要です。