

昭和を代表する作曲家・古賀政男さん。誕生月の11月、NHK歌謡コンサートは古賀メロディーを特集します。
島倉千代子さんには「りんどう峠」を、、小林幸子さん「湯の町エレジー」、天童よしみさん「悲しい酒」、島津亜矢さん「人生劇場」、田川寿美さん「あゝそれなのに」、池田輝郎さん「酒は涙か溜息か」…ほかにも「影を慕いて」、「誰か故郷を想わざる」など哀愁漂う名曲はもちろんのこと、若手歌手・森山愛子さんらのお二人が、明るく朗らかな青春の古賀メロディー、「二人は若い」、「青春サイクリング」、「東京ラプソディー」を歌い上げます。
さらに今回は、鶴岡雅義さんの「こころの歌」として「サーカスの唄」を取り上げます。後に「古賀ギター歌謡学院」の生徒となる鶴岡雅義さんが音楽の道を志したきっかけは、「サーカスの唄」でした。死と隣り合わせの引揚船の甲板で、不安ばかりが募る毎日にふと聞こえてきたギターの音色。音楽とは無縁の極限状態で出会った古賀メロディーに思いを込めて、レキントギターを奏でます。お楽しみに!
<出演>
島倉千代子 島津亜矢 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 天童よしみ 森山愛子他 (五十音順)
作詞家の星野哲郎さんも古賀政男さんのところへ逝かれました

