ミタニにガソリン不当廉売容疑 公取委が立ち入り検査
福井県でガソリンスタンド(GS)を展開する「ミタニ」(福井市主計中、古市誠治社長)がガソリンを極端に安売りしている疑いが強まったとして、公正取引委員会は10日、独禁法違反(不当廉売)容疑で、同社やガソリンの仕入れ先である親会社の「三谷商事」(本社福井市)など約10カ所を立ち入り検査した。
周辺の業者より1リットル当たり最大で約10円安く売っていたという。
ガソリンの不当廉売をめぐる立ち入り検査は初めて。不当廉売では通常、任意で調査を進めるが今回、公取委は地域経済への影響が大きいと判断し、書類提出などを拒めば罰則もある行政調査に踏み切ったもようだ。
関係者によると、ミタニは昨年7月以降、福井市などのGSで、仕入れ値を含めた原価を大きく下回る価格でレギュラーガソリンを販売し、他業者の経営を困難にさせた疑いが持たれている。
ミタニは嶺北でグループ店も含め18店舗を展開。公取委は、ガソリンを卸していた三谷商事の関与も調べる。
立ち入り検査について、ミタニは「担当者が不在で分からない」としている。三谷商事は「顧客第一に安く販売していたのは事実。不当廉売という意識はなく驚いている」とする一方「検査を受けたことを厳粛かつ真摯(しんし)に受け止め、当局の検査に全面的に協力していく」とコメントした。
独禁法は、採算を度外視した販売は一時的に安くても他業者が排除された結果、競争がなくなり最終的に消費者の利益を損なうとして禁じている。公取委は2010年度、不当廉売の恐れがあるとしてガソリンなど石油製品を扱う業者に対し、約700件の注意を出している。
私のマイカーの給油も、このグループのスタンドであるのだろうが 「 顧客第一に安く販売していたのは事実・・・・」ならばいいのではないか
。
不当廉売の恐れがあるとしてガソリンなど石油製品・・・ならば、公取委は政府に注意を出すべきだ 。
上の表では消費税が5%の説明だし、現在のように高騰している時期ではもっと税金も多くなっていると思える。それがやがて8%に更には10%になるのだからガソリンを必要とする消費者はもっと てもいいのではないか、財源が違うとはいえ政党助成金なんては即刻廃止にさせましょう。