今日は欲張らずに、コンコードに2泊して、ゆっくり1日観光することにした。曇っていて意気が上がらないが出かけましょう。
最初は1775年の独立戦争の火蓋がきられた、Old North Bridge へ。この辺りの気候は信州と同じくらいか?ようやくアヤメが咲き始めている。
まだ案内所の展示が開いていないので、痛い脚を引きずって現場に向かいましょう。
この戦闘で亡くなった米国人だけでなく、英国兵士の墓も作られている。こういう米国の懐の深さが好きである。
戦闘のあった当時からの丘の上に有ったらしい牧師館も開館していない。
とって付けたように、同じ公園内に移築された、逃亡/自由黒人の家。
オールドノース橋に引き返してくると、ようやく歴史課外学習の小学生の一団が橋を渡ってくる。
オールドノース橋の案内所に戻って、独立戦争の歴史やら、先込め式マスケット銃や火薬を入れた角の容器などの展示を興味深く見ていたら、サイクリング姿の数人がトイレに入ってきたので、外に出てみる。
お値段は高そうだが、電動シフターの恩恵で、簡単に2分割できるようになったチタンのデモンタブルバイク。これなら輪行は勿論、フレームが分割できるので海外旅行も楽だろうな。電動なので、シフター調整も必要無いし。
持ち主とバイク談義をしていたら、さらに老人サイクリストがやってきた。毎週水曜日はコンコードのサイクリングクラブの走行会なんだそうだ。ほとんどが60歳以上の年金生活者と思われるが、皆さん元気だ。(自転車はロードが大半で、タイヤは28、25Cが多数派)爺さんばかりでなく、婆さんが1/3以上居るのも米国らしい。
一度コンコードの町に戻って、観光案内所と周辺のtourist catchのお店巡り。100種類ほどのナッツのみを売っている店。これで商売になる所がすごい。
60年近く前に読んだ?若草物語の著者、ウォルコットの家へ。家の中を巡るツアーに参加したのだが、写真撮影禁止は残念だった。
お隣にある、ホーソンの家も残念ながら閉鎖中。
コンコードに戻り、昼食後、エマソンの家を眺め、
最後にウォルデン湖に寄って、ぼーっと湖面を眺める。湖には釣り人が一人。
戦争の史跡に続き、後半は静かな文学散歩を楽しんだのだが、夕飯は賑やかなメキシカンへ。
コンコードの町をあっちに行ったり、こっちに行ったり、車でなく、自転車でも回れそうな一日だった。
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