経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

NY3日目

2005-04-01 14:18:26 | 移動の達人
3日目は息子曰く、「待つ日」だったそうです。
今日の予定は「自由の女神」「グランドゼロ」「近代美術館MoMA」、(昨日の夜、行けなかった)「エンパイヤーステートビル」でした。
「自由の女神」は私が好きで数年前(2000年か1999年)にクロアチア人(エンパイヤービルで知り合った)と一緒に銅像の中の階段を登り王冠の所まで行ったことがあります。登るのに確か2時間近くかかったと思いますが、自由の女神が移民者を世界から受け入れるために目を向けている方向の視線に触れたように気分になったことを覚えています。それも9.11以来(台座までは上がれる)は登れなくなっています。
バッテリーパークからフェリーで渡るのですが混雑することは知っているのでいつもは9時発のフェリーに乗船するように出かけていたのです。今回は「まぁいつもさっさと乗船できるから少しぐらい9時を過ぎてもいいや・・・。」と思いついたのが9時半ごろでした。そうしたらすでに長蛇の列。約500メートルぐらい並んでいるでしょうか?フェリーに乗るまで約1時間半かかりました。乗る直前には靴まで脱がされてボディチェックもあり、踏んだり蹴ったりの気分です。それでも並んでいる人たちは誰かに誘導されるのでもないはずなのに、少しも列を乱さずお互いが淡々とマナーを守っています。「サービスが悪いなー」と思いつつもこのあたりは「生活習慣としてマナーがしっかりできている人たちが世界では多いな」との感想でした。
約20分ぐらいでリバティ島に着きぐるーっと散歩です。間近で見上げる自由の女神はいつ観ても壮観です。休憩しながら1時間ぐらい過ごし帰りの船に乗ろうとしてまた30分待ちでした。
バッテリーパークへ戻りそこからグランドゼロ徒歩で向かいました。途中NY証券取引所を見て「いつか上場・・・?」などと感じつつウォールストリートを横目で見てグランドゼロに到着です。やはりここへ来ると手を合わせたくなる気分になります。隣のビルの上部がまだ修復されずに痛々しく残っています。
昨日のメトロャ潟^ン美術館に続き今日は「MoMA」です。ここでもモネの睡蓮は圧巻です。ゴッホも、ピカソの(絵のことは良くわかりませんが)なんだかいい気分です。平日なのにここでも鑑賞している人たちがたくさんいるということは、やはり件p作品には大きな何らかの力があるのでしょうね。
閉館間際まで鑑賞して今度は「エンパイヤーステートビル」へ向かいます。朝からの行列と多少の時差ぼけで足がかなり疲れていたのでこれもNYの名物「イエローキャブ」へ乗せてやろうと何とか停めました。しかし「乗車拒否」。乗車したい客はたくさんいるので近すぎると言うことでしょうね。地下鉄で行くには中途半端だし・・・とてくてく仕方なく歩いていると「人力車の自転車版」(=NYシティバイク)が近くを通り過ぎたので思わず停めて、料金を聞くと「$20」と言う。「この距離の近さで$20は高い」と言ったら、「必死にこいでいるんだからこれは適正価格だ」それもそうだと思いつつこんなNY体験も面白いと早速乗り込んだ。
ところがこれは自転車だから早いが、5番街のバスやタクシーが入り乱れている車道をジグザグでくねくねとすり抜けていくのだから浮「浮「。バスが数センチ先をクラクションの鳴らして過ぎていく、イエローキャブが、パッシングしながら真後ろにぴったりつくなどしてアクロバットさながらです。車道が通れなければ歩道との片輪走行までしてくれて(そんなに無理して早く行かなくてもいいのに・・・)どんどん進んでいく。信号などもお構いなしだ、もちろんシートベルトなどあるはずもなくちょっと接触でもすれば大怪我間違いなしだ。それまでの息子の疲れも一気に吹き飛んでしまうほどの衝撃的な体験をして数分後に無事到着。
ところが今度はまたまたエンパイヤーも行列だ、昨夜と同じ2時間待ち・・。それでもチケットがあったので並んでみると案外すんなりとビルに入れて一安心と思いきやここからまた1時間半のろのろと並んで、やっと86階の展望へ。途中ビルのぼろぼろの通路を通りながら並んでいたのだが、ビル全体はオフィス需要としては人気がないそうである。それでも年間100万人訪れるこの展望台で観光地としての存在感があるのだと言う。
夕方来たので「夜景は無理だね」と言っていたのがすっかり「夜景モード」になっていました。360度広がるマンハッタンの夜景を堪能して、またまた活力ややる気を起こしいい刺激になりました。
「アメリカに来たのだからステーキが食べたい」ということでホテル近くの人気ステーキハウス「ベンベンソンズ」へ行きサーロインとフィレステーキを注文した、ここはほぼ満席だったが運良くすぐに座ることができ食事ができた。出されたステーキを見て息子は(その大きさに)絶句!ゆうに500グラム以上あるステーキは半分も食べられずに帰ってきました。カルベネのグラスワインはおいしかった。