経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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原爆

2005-08-06 07:27:13 | ひとりごと
60年前の悲劇風化させてはいけません。

初めてヒロシマへ行ったのは高校の修学旅行。その時に原爆ドームへ行ったが、別に特別な感情を持つこともなく「戦争で爆弾が落ちて大変だったんだろうなー」ぐらいでした。(長崎へ行ったときも同じような感じでした)
それが、3年前に家族で再びヒロシマへ訪れた時に平和記念館に行きましたが胸騒ぎでした。その時は展示してある資料から「その時」に現地にいた人たちの苦悩の声が聞こえたような気がしました。どの資料を見ても心が痛み胸が締め付けられる思いがしました。子供たちもそれぞれに特別な感情も持ってくれたみたいです。

資料館の中にいるだけで涙があふれてきました(子供たちにはなんとなく照れくさく涙を隠していました)。そして何とか被爆者の皆さんたちのために何か出来ないか?これからはどうすればいいのか?と考え込んでしまいました。とにかく今までに経験をした事がない息苦しさ、胸を締め付けられる思いを感じました。実際に取った行動はその場で寄付をすることしかできませんでしたが、(祝日だったので事務局は休日でしたが)記念館の事務局へ行き寄付を申し出て自分の感情を伝えた時に当時小学校5年生の一番下の息子が自分の財布から「僕も寄付する」と言ってお小遣いから出しました。彼なりに何とかしようと考えてくれたのだと思います。

平和記念館は数年前に新しくなり貴重な資料がたくさん見ることできます。当然観光としての遊びはありませんが、子供たちにはぜひ見せて話をしてあげたい場所だと思います。

当事者の皆様の苦しみは深くとても推し量る術もありませんが、戦争の悲惨さを十分に理解できます。また、家族で訪問をしてきちんと認識を深めたいと思います。