今日からお盆休みの中小企業もありますね。大手企業はすでにお休みに入ってましたが、中小零細企業はそうはいきません。
私が子供の頃は「人が休んでいる時に頑張らないと勝てないよ。」と言われました。当たり前のことで「差別化」をする一番の簡単な方法だったわけです。
買い物をしているときに一番わかりやすい他店との違いは「価格」です。それは客観的な数字で表現できているから比べられるのです。でも他店より安くしてしまえばそれだけ利益が減ることもわかっています。また例えば、他店が営業していないときに営業すればその時のお客様を集客できる。営業時間も数字で表現できるため差をつけることが明確にできる。
では24時間年中無休のビジネスをやろうと思っても一人(今までの延長)ではできない。となるとそれを実現する仕組み(システム)を考える必要があります。急にはそのシステムができませんので、1年後とか3年後にはどうするのかと言う発想が必要になってきます。
経営を続けていくためには自分の会社(事業)が今どの辺りにいてどこを目指しているのかを明確に表現(紙に書き出す)することが大事になってきますね。
そういえば夏休みの計画表は子供の頃毎年、作っていましたよね。その計画表の消化率は年齢を重ねるごとに下がってきてように思います。小学校低学年の頃は夏休みの宿題も前半で終了させることができたのに、中学になると終了は後半になり、高校生になると計画が終了できなくなってきたような記憶があります。
やっぱり計画通りできた時のほうが成績は良かったんだなー。
中小企業の経営者にとって少ないお休みを使って、今年後半の経営計画の見直しをするには貴重な時間になるかも知れません。