経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

知らなくたっていいんです

2007-09-08 10:13:31 | ひとりごと
セミナーに集まる人たちは何らかの目的を持って集まります。

テーマによって「わからないこと(知らないこと)」を知るためにくるわけです。
だから講義の一番最初に
「講義中わからないことや質問があればいつでも質問してください。」とお話させていただきます。

一口には言えない部分もありますが、どうも年齢を重ねてきたり、役職が上になったりすると「小さな見栄」が働いて、「知ったかぶり」をしてしまいます。

もともと受講のきっかけは詳しく知りたいからのはずです。
だから講義中にわからない点をたくさん見つけることはとても充実していることなんです。

すでに知っていることが出てくればそれは「確認」ができて以後は自分のものになり身につきます。
数時間あるいは一日(数日間)の受講でわからないことをたくさん発見して、それを解決できたらとても成果が上がったということなんです。

知らないことなんて人生の中でたくさんあります。
全部わかっている「つもり」が浮「のです。

知識だけじゃなく経験をつむことも同様に大事です。
やったことや見たことがなければ、ぜひやってみることです、見てみることです。

いろいろな場所へ行ってみることです。

そこで感じた雰囲気や自分の感情をどんどん吸収していけばいいんです。
忘れちゃってもいいんです。何度だって行けば、何度だって聞けば、何度だって見れば・・・。

映画でも好きなものは何度でも見てまた新たな感情や発見がありますよね。
ニューヨークへ毎年視察に行きますがそのたびに新しい刺激があります。
まだまだ行ったことがない国のほうが多いのだからどんどん体験して自分に取り入れていくのです。

見たこともない経営をしている人も世界中にはいるのです。

ビジネスで成功するにはいろいろな要素がたくさんありますが、「知らないことを知った喜び」を持ち続けて「好奇心の塊」(←よく言われる)みたいな状態でいいと思います。

「それを見てどうなる?」
なーんて考えている前に見ちゃえ!

素直に「へぇー、そうなんだー」って言えた自分ができれば、どんどん成長できます。

コメント (2)