経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

経営の引継ぎ。<6,035本目>

2018-03-13 07:29:00 | ひとりごと
創業して順調に会社の業績が上がって
今では社員さん300名ぐらいの経営者とお話をした。
その経営者は、日野が主催する
「アメリカ視察セミナー」にも何度かご参加いただいたお客さまだ。
だからかれこれ15年ぐらいのお付き合いになる。

日野と付き合って会社の業績も上がりハッピーになって頂くことは
この上なく嬉しい!

その会社も創業者が60歳を超えそろそろ次の世代への経営を
バトンタッチすることも視野にいれなければならない時期だ。
そのような事業をどうやって引き継ぐかの相談はここ5年ぐらい前から多い。

創業者は自分の考えだけで経営判断をしていけばいい。
ただ、後継者は、その創業者の思いを引き継ぎながら
自分の個性や経営判断をしていかなければならない。

そうなると必ずしも“今までやってきたこと”が
今後も“そのまま”でいいのかという課題が浮かび上がってくる。

考え方も必要だがそれ以上に世の中が変わってきている。
そこにどうやって対応していくかが引き継ぎのャCントとなる。
会計的な処理はもはや“事務的”にやることしかないのだが、
経営者の判断力やセンスはなかなか短期間で身につくものでもないし、
踏襲することもなかなかできない。

社内にどれだけ「自分の会社らしさ」を醸成できるかが
引継ぎのャCントとなる。