西川リビングのチェーン活動の一環で、セミナーがありました。
講師は青木寿幸公認会計士(税理士)と(有)いろは 代表取締役 竹内謙礼氏である。と言っても誰?と言われる方が大部分でしょう。
半分ほど読んだところで、このセミナーを聞きました。
10年余前、税理士事務所の担当者が入院しされ、税理士さんとも意志の疎通が上手く行かず、決算書の提出期限まで1か月ほどになったことがありました。会計ソフトがあるわけでなく、前年の書類を参考に、エクセルを使って自分ですべて作った経験があります。
損益計算書、貸借対照表はもちろん、減価償却費・売掛金・未払い金・買掛金などすべての項目の数字を一つずつ確定しながら作業を進めました。最後の数日は徹夜に近い状態が続き、とにかく必死で作成しました。まるで、提出期限の迫った、超怖い先生への宿題をするかのように・・・
だから、決算書は少しは解ると思ってました。だが、 実はただ「眺めていた」だけでした。少しばかりショックでした。内容を分析できない、それぞれの項目の意味を正しく理解していない自分がそこに居ました。会計地獄に落とされたようです。いや、前から地獄にいたのかもしれません。青木先生の話は、地獄に落ちた爺に対する「回向」のように、有難く聞かせて戴きました。(年寄りくさい!!)
先生の話と著書「会計天国」は、爺にとっては、単なる会計の話(書)では無く、会計から見た経営の指南書とも言えるものです。
良い出会いでした。地獄で仏です。 (ますます年寄りくさい!!)
帰りの新幹線の中で、残りを読み終えました。
もう一度読み返します。「天国」に行けますように。