昨日、横浜からあるご夫婦にわざわざお越しい戴きました。ご主人は爺より一回り年上であり、本業は弁理士である。奥様は長く不眠症で病院通いもされ、また、ご主人は足先が冷え、冬は厚いパジャマに靴下というスタイルで休んでいたそうです。それが現在すべてが解決され、日々さわやかな朝を迎えることができるようになったそうです。
そんなご夫婦が何故爺のところへお越しになったかと言うと、ネットと睡眠インストラクター受講がキッカケでした。まず、「AVA動静脈吻合」という言葉を検索され、爺のブログがヒットしたことによって頭の片隅に置いて戴いたそうです。その後、睡眠改善インストラクター受講がご一緒だったということです。
奥様は今ある会社の代表取締役でもあります。その会社とは「ぱじゃまる本舗」です。
ユニークな「パジャマ」の会社です。このパジャマを開発し「特許も取得」されました。ここまででしたら単なる「パジャマメーカーの営業」(失礼)で終わってしまうんですが、このパジャマを着て休むようになったら、奥様の不眠やご主人の冷え症が改善されたのです。
偶然じゃないの、と思われる方もいらっしゃるでしょう。私も少し思いました。話を聞くほどに、冷え性や不眠改善に効果がある理由が分かってきました。
その最大のポイントが「AVA動静脈吻合」なのです。このパジャマを着ると何故か手足のAVAが開きやすくなり、入眠し易くなり睡眠も深くなるのです。
AVA動静脈吻合という血管は手・足・そして顔にあります。冷え性の方は手足が冷たく寝られないと言いますので、ついつい顔のAVAは意識の外になっていました。それが、いろんな文献をご夫婦は調べられたところ、どうやら手足顔のAVAのうち「一つでも開くと他の二つも開き易くなるようだ」ということが分かってきました。このパジャマ、顔のAVAを開かせる効果があるようです。
日本睡眠環境研究機構の川島先生(前横浜国大教授)も試しに着てみたそうです。とても良く、効果も充分認められたようです。そんなパジャマを開発した社長が次回睡眠環境講座で、開発の経緯や理論等を発表されるそうです。是非、行きたいと思ってますが、開催日は土曜日です。時間がとれるか数日前にならないと分からないので・・・。一般商人としては、できたら平日開催を望むのですが・・・。
社長様からは、神戸女子大の平田耕造先生の「体温」という著書も紹介していただきました。アマゾンにも無く、ちょっと探しましたが見つけることができ、さっそく発注しました。読むべき本が机の上と寝室に散らかってます。婆がぶつぶつ言ってます。睡眠に関することだけでもまだまだ勉強することが山のように有ります。そして、知らないことを教えて戴いた社長ご夫婦に感謝します。
なお、爺と店長の浅井は睡眠環境診断士です。眠りに関するご相談はお気軽にどうぞ。