映画を見てきました。「ハチミツとクローバー」。一言で言えば、青春群像というところでしょうか。
漫画が原作だし、主演がジャニーズ「嵐」の櫻井翔だからと、あまり期待していなかったのですが、手堅くまとまった作品でした。青春だからこそ抱える悩み、欲望、夢、希望…。美術大学生たちが、身内で(!)恋して、悩み、傷つき、そして乗り越えていく物語。どこか懐かしく、ほろ苦いと感じます。最後のシーンは櫻井くん扮する竹本が「はぐちゃんのこと好きだよ。」と言って終わります。(この後、スピッツの「魔法のコトバ」がガンと鳴り、ぐぐっと盛り上げます。)この一言が素直に言えず、悩み続けていた竹本。これぞ若さです。それぞれの登場人物たちも苦しんでいますが、お互いが支え合って生きていることだけは自覚しています。
やはり、はぐを演じる蒼井優が一番輝いています。「花とアリス」では作品の進行と共に、鈴木杏のハナを引き離して存在感をアピールしていきましたが、この作品では花本会をやっている2階でヘッドフォンをして絵を描いているシーンからピュアなパワーに圧倒させられます。
また、この日は字幕付きの映画でした。元々は聴覚障害者向けなのでしょうが、字幕のセリフには最初のうち、人物名も付くので、登場人物の顔と名前が一致するのに役立ちました。
総合点数 ☆☆☆ 84点
漫画が原作だし、主演がジャニーズ「嵐」の櫻井翔だからと、あまり期待していなかったのですが、手堅くまとまった作品でした。青春だからこそ抱える悩み、欲望、夢、希望…。美術大学生たちが、身内で(!)恋して、悩み、傷つき、そして乗り越えていく物語。どこか懐かしく、ほろ苦いと感じます。最後のシーンは櫻井くん扮する竹本が「はぐちゃんのこと好きだよ。」と言って終わります。(この後、スピッツの「魔法のコトバ」がガンと鳴り、ぐぐっと盛り上げます。)この一言が素直に言えず、悩み続けていた竹本。これぞ若さです。それぞれの登場人物たちも苦しんでいますが、お互いが支え合って生きていることだけは自覚しています。
やはり、はぐを演じる蒼井優が一番輝いています。「花とアリス」では作品の進行と共に、鈴木杏のハナを引き離して存在感をアピールしていきましたが、この作品では花本会をやっている2階でヘッドフォンをして絵を描いているシーンからピュアなパワーに圧倒させられます。
また、この日は字幕付きの映画でした。元々は聴覚障害者向けなのでしょうが、字幕のセリフには最初のうち、人物名も付くので、登場人物の顔と名前が一致するのに役立ちました。
総合点数 ☆☆☆ 84点