井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

ひこにゃんからの年賀状到着!

2011-01-27 21:41:53 | Weblog
 彦根城のマスコット・ひこにゃんからの年賀状が昨日届きました。今までよりも10日ばかり遅かったです。いつもは1月中旬に届いていたので、今年は返事なしかなと思っていました。

 24日にファンから届いた1万1770通の年賀状全てへの返事を書き上げて、発送したそうです。集計した1月5日の時点で昨年同期の1・8倍も届いたため、返事を書けるかどうかについて、市は「ひこにゃんの体力次第」としていました。ところが、この「返事を出せないかも」が災いして、それ以降のひこにゃん宛の年賀状が激減し、ひこにゃんが投函した時点ではひこにゃんに届いた年賀状は昨年よりも1200通近くも減ってとのことでした。

 ひこにゃんファンって、現金ですね!

 宛名面には、「この年賀状を提示すれば、彦根城・玄宮園・彦根城博物館の入場が無料になります。6月30日まで」というスタンプが押してありました。ひこにゃんデザイン作者(←どうでもいい話ですが、作者はひこにゃんの3ポーズに限って市や観光協会に使用を認めていて、他のポーズは「ひこねのよいにゃんこ」という新ブランドを立ち上げて関連商品を販売しています。だから、土産物屋には「ひこにゃん」グッズとそれに対抗している「ひこねのよいにゃんこ」グッズが並べて売られているらしいです。)と彦根市とのキャラクター著作権を巡る争いからのイメージ・アップ戦略でしょうか。


「安部礼司友の会」への道

2011-01-24 23:57:33 | Weblog
 TOKYO FMで日曜の夕方5時からやっているのが、「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」という番組である。上司と部下の間で板挟みに遭いながら、商品開発を続ける平均的な30代サラリーマンである安部礼司の日常を描いたラジオドラマである。毎週は聞けないが大体は聞いていると思う。まず、ラジオドラマというのが心を引き付ける。私が中学生の頃は、ニッポン放送で「怪人二十面相」や「日本沈没」等のリスナーをわくわくさせるラジオドラマが帯番組としてあったが、今はほとんどない。それに、「あ、安部礼司」は80年代のJ-POP曲や最新のトレンド情報が流れ、飽きさせない。それに登場人物たちが非常に個性的でそれぞれ笑える。聞き始めには「安部きゅん!」と叫ぶ刈谷勇の豪快で濃いキャラクターが好きになったが、パターンが読めるようになった今は、天然のようで変にノリノリな姫川皐月がお気に入りである。

 昨年の春頃から、「安部礼司友の会」のお知らせが番組で流れるようになった。会員になるためには、日産の販売店へ行って来場アンケートに答えなければならない。これが第一歩だ。トヨタ派の私は、これに二の足を踏んでいて、ずっと行かないままであった。昨年の暮れ頃から、「安部礼司友の会」のお知らせが番組から流れなくなった。もう、定員に達し、募集は終わったのかと思った。だが、番組ウェッブ・サイトを見ると、定員1万人に対して、1月7日現在の会員数は3,386人だ。あ、まだ余裕がある!

 そして、本日、福島市鎌田の日産ブルーステージへと向かった。実は22日にも近くの日産のレッドステージに入ろうとしたのだが、駐車場が満杯で止めたのだ。丁度試乗会やワンピース・グッズのプレゼントがあったので、結構混んでいたらしい。ブルーステージの駐車場に車を停めると、男の人が近づいて来る。「どうぞ、いらっしゃいませ。」と笑顔の店の人。ぶらぶらと一人で勝手に車を見て、それからアンケートに答えればいいやと思っていただけに、「あたっ!」これはまずい。正直言うと、平成元年に自動車整備工場で働いていた義父の関係で日産ブルーバード(黒煙を巻き上げるディーゼル車!)を買ったことがあるが、日産営業所のサービス体制に呆れてしまうことがいくつもあって2度と買うまいと心に誓ったのである。カルロス・ゴーン以前の話だから、今はすっかり改善されてるのかも知れない。でも、今でも信じられない。納期を必ず守るからと言いながら2回も納車延期となったこと、私は既にJAFに加入していたのに、希望も聞かずに二重に登録され、「料金はこちらのサービスですから、ダブって入っていても問題ないですよ!」との言葉を信じていたら、領収書にはしっかりJAFの入会金・年会費が諸経費と一緒に載っていたこと(「『料金はこちらのサービス』って、言ったっしょ!」)、我が家に来た時点からエンジンのオイル漏れがポタポタと始まっていたこと(←「あぁあ、やだやだ!」)、定期点検をしっかり予約したのにすっぽかされたこと(←「いつ来るのかなと、職場でずっと待っていたっす!」)など、それまでお世話になっていたトヨタの営業所&整備工場では考えられないことである。そんな私がトヨタ・ラッシュに乗って日産の営業所を訪れたのである。アウェイ、いや、完全外様の気持ちである。月曜夕方の営業所は空いている。客は私だけだ…。

 すぐにアンケートのことを切り出すのも何なので、キューブやノート、ルークスなどを見せてもらった。店員さんは「どんなタイプがお望みですか? 排気量は?」と聞いてくる。営業所に来ているのだからそれは当然である。私は「車を買うのはずっと先の話で、日産提供のラジオ番組の会員になりたいので、アンケートに記入させてください。」と正直に言った。店の人は名刺と共に、来場者アンケートを手渡してくれた。名刺によると、係長さんであった。必要事項の記入し、肝心の来店のきっかけチェックは「ラジオCMを聞いて」にした。係長さんはコーヒーも持ってきてくれ、私の住所を確認して「会社からの帰りにいつでも寄ってください。」と言った。

 親切にしてもらって複雑な気持ちであったが、兎に角、友の会への第一歩を踏み出せた。

映画「アンストッパブル」 ~単純明快映画の見本~

2011-01-16 11:32:31 | Weblog
 1月13日に福島フォーラムにて鑑賞。今時珍しい単純明快なアクション映画でした。貨物列車が走る低い振動音、衝突時の金属的な衝撃音、制動時の火花などなど、正に男の映画でした。

 暴走した無人の貨物列車(発火性燃料や毒性の高い化学物質も積んでるし…。)をベテラン機関士のフランク(デンゼル・ワシントン)と新米車掌のウィル(クリス・パイン)が命がけで止めようとするもの凄く太い縦糸と、彼らの家族と上手くいっていない状況が細い横糸として描かれています。

 暴走機関車の最後尾連結器に自分たちの機関車を連結させてブレーキを掛け、急カーブ鉄橋に差し掛かるまでに兎に角減速させようと手に汗握るアクションシーンの連続でした。もちろん2人が中心ですが、鉄道司令室、鉄道会社本社役員との電話でのやりとりやテレビの臨時ニュースで刻々と伝えられる列車の動きもなかなかの見物です。

 上映時間が99分。この、他の映画と比較しての短時間さも緊迫したドキドキ感につながっていたと思います。最近の映画って、2時間半くらい平気で上映しているものが多くて、もっと上手く編集すれば、途中で間延びしないのにぃと思うものが少なくありません。「勝手にしやがれ」等で有名なフランスのジャン=リュック・ゴダール監督が「人間が映画に集中できるのは100分程度で、それ以上は生理的に無理なんだよねぇ。」と言っていたと何かの本(蓮実重彦さんからの引用?)で読んだのを思い出します。え、何が言いたいのって? あんまり長いと腰が痛くなったり、トイレに行きたくなったりしません?


 ☆ 総合得点 86点

映画「最後の忠臣蔵」 ~男の忠義~

2011-01-06 23:28:34 | Weblog
 今年1本目の映画は「最後の忠臣蔵」。

 赤穂浪士討入りの際に切腹の列に加わることを許されず、大石内蔵助から「真実を後世に伝えよ。浪士の遺族を援助せよ。」との密命を受けた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)と、討入り前夜に忽然と姿を消した瀬尾孫左衛門(役所広司)の物語である。孫左衛門は間もなく生まれてくる内蔵助の隠し子を守り抜くという極秘の使命を内蔵助本人から直々に受け、武士の身分までも捨て素性を隠して可音(桜庭ななみ)と名付けた内蔵助の忘れ形見を密かに育てあげる…。

 ストーリー展開の軸となるのは、孫左衛門と可音の16年間にわたる疑似親子いうべきか疑似恋人というべきかの不思議な濃い関係。大石内蔵助の命を守り、可音を立派な武士の娘として育てていく姿が美しくて哀しい。内容的にも、画面構成的にも非常に良くまとまっていると感じた。日本の時代物は観客を泣かせようと、ヒステリックで過剰な演技をしていることが多く、私は余り好きになれないでいたが、本作は抑制が利いていて「微笑み」「うなずき」などのちょっとした演技で観客に訴えかけてくるので、知らず知らずのうちに観客は映画の世界へ入り込んでゆける。

 ただ、途中に人形浄瑠璃の「曽根崎心中」のシーンが何度か挿入される点はどうかと思った。曽根崎心中は、醤油屋の手代・徳兵衛と女郎・はつの物語であるから、孫左衛門と可音との関係とは全く違っており、なぜ挿入したかは疑問である。もしかしたら、可音が豪商・茶屋の修一へ嫁ぐ姿を見届けて孫左衛門が死んでしまうことを暗示するためだったのかも知れないが、余計なサービスという気がした。いや、ワーナー・ブラザースが製作しているので、海外市場に売るためのいわゆる日本情緒というやつなのかも知れない。

 また、忠臣蔵ではあるが、後日談という位置づけであるために、吉良邸討ち入りはほんの少し出てくるものの、松の廊下のシーンなどは描かれていない。孫左衛門切腹でこの映画が終わっているが、それまでの流れから極々自然にこの続きを考えると、可音が後追いするのではないかと思ってしまうが、皆様いかが?

  ☆ 総合得点  90点

本年もよろしく!

2011-01-01 23:17:43 | Weblog
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 鳥取県辺りでは大雪とのニュースが流れていますが、福島市は雪がほとんどないお正月です。信夫山の坂道を登っていかなければならない福島護国神社へ午前10時過ぎにやって来ましたが、路面が凍結してなくて運転がとっても楽でした。初詣でにです。

 帰りはただ帰るのも何なので、福島西口のイトーヨーカドーにあるミスター・ドーナツで福袋を買おうとしました。しかし、ちょっと前に売り切れたとのことで、ミスター・ドーナツ福島南バイパス店へすぐに移動しました。サティ店も福島東口店も売り切れの危険性大で、残っていそうな南バイパス店へ向かいました。ここの福袋は、1,000円の福袋だとすると、ドーナツかパイの引換券が10枚とポン・デ・ライオンなどのキャラクターグッズがいろいろ入っていて、手頃な値段でお得感を得られるからです。

 幸いなことに南バイパス店には福袋が沢山残っていて、1,000円と2,000円のものを買いました。2,000円のものは正確にはミスド福「箱」というらしいです。今回のキャラクターはリラックマでした。



 画像は護国神社の祈祷待合室に掲げられていたウサギさんの絵です。