井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

電波利用料

2008-12-29 12:11:59 | Weblog
 総務省から電波利用料納付の案内が届きました。

 アマチュア無線の開局が平成2年12月19日(従事者免許は昭和52年3月に交付されましたが、無線機を買う金がなかったし、他の趣味に流されていたし…。)なので、暮れの今の時期に毎年届きます。

 開封してびっくり!! 去年まで500円徴収されていた利用料が年間300円になっているではないですか。JARLニュースもほとんど目を通さないから、初めて知りました。同封の印刷物を見ると、「平成20年10月の改正電波法により区分を見直し、電波利用料を改定し…」となっていました。ということは、9月末までに納入した人は500円だったのですね。値下げは嬉しいのですが、いきなり4割引っていうのは今まで利用料として設定された金額が高すぎたってことですよね。あるいは、電波利用料の目的外使用(電波利用料を使って総務省内でラジコン買ったり、お料理教室したり…)がばれたためのガス抜きかな。

同級生

2008-12-27 22:18:52 | Weblog
 一昨日までいいお天気が続いていましたが、昨日から大雪警報が発令され、例年どおりの福島市です。

 今日、中学の時の同級生の告別式に参列しました。高校生になってからは特に付き合いはありませんでしたが、中学生の時は自転車でいろいろなところに一緒に遊びに行ったものです。

 弔辞でも喪主謝辞でもはっきりと死因が語られませんでした。後で友人に聞いたら、悪性の脳腫瘍で3年間ほど入院をしていたそうです。48歳独身。早過ぎます。

映画「ワールド・オブ・ライズ」

2008-12-25 22:57:46 | Weblog
 昨日の「地球が静止する日」の口直しに、「ワールド・オブ・ライズ」です。

 ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)はCIAで最高の腕を誇る現場でいろいろな工作をするスパイ。世界中の戦場で常に死と隣り合わせの彼の任務を決めるのは、遠く離れた安全な場所で、時には子供の世話をしながら命令を下すメタボ親父な上司エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)。彼らの目的は、地球規模の破壊を含む爆破テロ組織のリーダーを捕まえること。正体不明のその男を罠にかけるには、味方すらも欺く完璧な嘘をつかなければならない。世界を救うのは、いったい誰のどんな嘘なのか…というお話です。

 冒頭では、中東や欧州などで自爆テロが次々起こったり、そこにフェリスとホフマンのやりとりが挿入されたりと、頭の中がぐるんぐるんと回りっぱなしで、ストーリーが上手く把握できませんでした。徐々にフェリスの仕事が見えてきて、頭の中が整理できましたが、いきなり世界各地の地名が沢山出てきるし、中東等のイスラム教過激集団についての知識が余りないし、極東の人間にとってちょっと面食らう映画です。ただ、その盛りだくさんさがテンポのよさにつながっているので、「地球が静止する日」のような退屈感はありません。

 後半部となると、人間関係が見えてくるので、フェリスの嘘(普通、工作って言いますね!)の中身が分かってきて、次第に引き込まれていきます。ディカプリオって今までは軽いあんちゃんぽい役が多かったのですが、本作では中年男のたくましさとか悩みとかを上手く出していると思いました。ラッセル・クロウはそれ以上に口だけ親父を飄々と演じています。


【ネタバレ注意】
 でもねぇ、映画の中で他の組織にスパイを送ったり、偽メールを送ったり、仲間にも秘密で仕事を進めたりしているのですから、最後のどんでん返し(?)は予想の範囲内です。十分に読めちゃいます。意外性がありません。

 それに、フェリスがあんな簡単にCIA工作員を辞めてヨルダンに住んじゃっていいの? 宮崎山奥の診療所で働く看護婦助手:日高美奈の近くにいたいがために2軍落ちした星飛雄馬と同じじゃん。(←例えが分かりづらい? 古すぎる??)

  ☆ 総合得点 79点


映画「地球が静止する日」

2008-12-24 22:22:57 | Weblog
「地球が静止する日」を見てきました。一言で言えば期待はずれです…。キアヌ・リーブス主演なら、どんな内容でも観客が入ると思っているのでしょうか。

 ある任務の遂行のために、ロボットのゴートを従えて地球に降り立った人間型異星人のクラトゥ(キアヌ・リーブス)。政府や科学者たちが謎の解明に奔走する中、科学者ヘレン(ジェニファー・コネリー)とその義理の息子(ジェイデン・スミス)は、クラトゥの任務に巻き込まれていく。そして二人は“地球史上最大の危機”が、今まさに訪れていることに気付いていく…というストーリーです。

 1951年制作の「地球の静止する日」(NET「土曜映画劇場」で何度か見たような。)では宇宙人が人類の核戦争等を止めようとした話ですが、今回のリメイク版では人類による自然破壊を止めようとする話です。つまり人類抹殺計画です。筋の流れとしては前作と大元のところでは同じです。ただ、今回の作品はCGを多用していて、そこがある意味見せ場となっています。


 【ネタバレ注意】

 でもね、前作では宇宙人の脅威によって世界の指導者が協調しようとしましたが、今回はその辺が描かれていません。クラトゥは「人類が心を入れ替えたら、人類抹殺は止めよう。」みたいなことを言っているのですが、アメリカ政府は最後の最後まで異星人に戦いを挑んでいるし、世界中の指導者が話し合いを持つシーンなど全くありません。何かね、ヘレン親子の家族愛(親子愛? それも継子なのが重要?)を見せられただけで、クラトゥは人類撲滅をきっぱりと諦めています。冷静沈着なクラトゥなのにお涙頂戴で、人類を許してしまうの?? 地球の指導者たちは自然環境を守るための施策を本当に何にもしてませんぜ!! 

「クラトゥ、君はその愛情豊かな親子だけを見て、環境問題に無頓着な人類全体を許したの? 地球には『木を見て森を見ない』という言葉があるんですよ。」

 ☆ 総合得点 68点(「ブタのいた教室」を見た方がよかったかも。)

DVD「ウルトラQ」

2008-12-21 21:50:35 | Weblog
 いいDVDがないかとネットを検索していて、「ウルトラQ」廉価版が出ることを知りました。全7巻で、1巻(4話挿入)の値段が税抜き1,800円。1巻が4千円程度のものはずっと前から発売されていましたが、高価で買えませんでした。それに平成元年辺りにNHK-BSで放送されたときに全話をVHSに録画していたので、ま、買わなくていいやと思っていました。

 でも、廉価版の値段を見て、こりゃ買い頃かなと思いました。DMMなら税込みでも1巻1,398円です。ということで、今月半ばにDMMに予約を入れました。ただ、第3・4巻は「予定数量終了」とかで予約ができなく、第1・2・5・6・7巻のみを予約しました。第3・4巻については発売日の12月19日が来てからまた申し込みができるようになったので、DMMに注文しました。それで今日届いたのが画像の第4巻と第3巻です。ところが、他の巻は今日になってもまだ届きません。DMMのウェブページをよーく読むと、注文の際に特に指定しなかったので「一括発送」になってしまったようです。5・6・7巻は1月23日発売で、自動的にこれと合わせて発送するようになっていたのです。こりゃまずいと、発送を「分割発送」に変更しました。
(^_^;)

「ウルトラQ」は思い出の多いテレビ番組です。私が幼稚園に入園する年の1月から始まったはずです。白黒が災いして、「ウルトラマン」よりは再放送される回数が少なかったようですが、私にとっては「テレビから怪獣がやってきた!!」です。裕福な家庭は実際に映画館へ足を運び、東宝のチャンピオン祭りでゴジラを見たり、東映でまんが祭りを見たりしていましたが、我が家は映画館へ行くことがほとんどなく、我が家のテレビで怪獣が見られるというのが驚きでした。巨大なヒーローが登場するのではなく、人間の英知で怪獣を退治するのも魅力的でした。

パセオのイルミネーション

2008-12-21 21:36:02 | Weblog
 パセオ470(昔の「スズラン通り」です。って誰も知らないか。)で年末年始のイルミネーションが始まりました。19日に課の忘年会が近くであったので、会の前にちょっと寄ってみました。

 仙台市の「光のページェント」などと比べたら、パセオのは非常にミニミニ版です。ほんとに道路の一部分だけの照明で、すぐに通り過ぎてしまいます。でも、シャッターが降りた店舗が多いパセオを盛り上げようと、現在の商店街組合などが実行委員会を立ち上げて頑張っている様子が分かりました。

 募金はしなかったけどね…。

ヒートテック

2008-12-14 18:18:57 | Weblog
 私が通う職場は、部屋ごとに昔ながらの灯油ストーブがあります。だから、ストーブの近くにいる時は暑く、遠くにいる時は寒いです。そして、暖房なしの廊下に出た時はぶるぶるです。

 そこで、今話題のUNIQLOヒートテックの登場です。機動性を考え、まずハーフタイツを購入しました。値段は1,500円です。「温かい!」。おなかから膝にかけてぽかぽか温かいです。でも、それだけに、すねが非常ーに寒く感じます。

 すぐに足首までの長さのロングタイツを買いに行きました。

DVD「サボテンの花」

2008-12-12 23:19:25 | Weblog
 未見だった「サボテンの花」を本日鑑賞しました。DMMで999円で購入です。

 憧れのコメディエンヌ:ゴールディ・ホーンのデビュー作です。主演はウォルター・マッソーとイングリッド・バーグマンとゴールディ。恋人トニー(ゴールディ)と付き合っている、本当は独身の歯科医のジュリアン(マッソー)が、看護婦のステファニー(バーグマン)を妻役に仕立て上げたことから起こったドタバタを描いた映画です。

 ゴールディがベテランのバーグマンと堂々の演技をしているのが素晴らしいです。20歳代半ばのゴールディが若々しい真っ直ぐな演技をしていました。お目々くりくりで可愛らしさも最高です。どうやら私はゴールディやメグ・ライアン、鈴木蘭々系のお目々くりくり顔に弱いのかもしれません。

 作中、モンキーズの「アイム・ア・ビリーバー」が流れていたり、映画館でゼフェレッリ監督の「ロミオとジュリエット」が上映されていたりと、時代を感じさせてくれました。

映画「ハッピーフライト」

2008-12-08 23:01:41 | Weblog
 一仕事終わったので、帰りに福島フォーラムに寄りました。余り重たいものを見たら、眠ってしまいそうだと思ったので、軽めに見えるこの作品に入りました。館内は私と40歳くらいの女性しかいませんでした。もちろん離れていましたが。

 監督は矢口史靖。「ウォーターボーイズ」や「スィングガールズ」の監督です。羽田空港からホノルルへ向かう飛行機がこの映画の舞台となります。空港で働くパイロット、キャビンアテンダント、グランドスタッフ、管制官、オぺーレーションセンター、整備士、そして乗客らの様子がコメディタッチに描かれていきます。主役は初めて国際線に乗ることになったキャビンアテンダントの斉藤悦子(綾瀬はるか)。ドジしながらも、仕事の厳しさと誇りを感じていく…という「アテンション・プリーズ」「スチュワーデス物語」の流れを踏襲しています。

 航空業界の用語がわんさか出てきたり、普段表舞台に出ない整備士などの仕事ぶりが出てきたりと、飽きずに、そして、深く考えずに映画を楽しむことができます。

◎ ネタバレ注意
 でも、何かラストが消化不良なのね。ホノルル空港へ向かう途中で計器不良(速度計?)のため、羽田空港に戻ることになります。乗客はホノルルに向かうつもりだったのに、折からの台風による悪天候の中、「無事に羽田に戻って来られて良かったね!」で終わっていいのでしょうか。機長昇格のテストを受けていた副機長の鈴木和博(田辺誠一)は果たして合格したのでしょうか。暗さがなく、肩の凝らない作品だけに終わり方には肩すかしを食らいました。

  ☆ 総合得点  78点

追伸
 この映画が始まる前にゴンドリー監督の「僕らのミライヘ逆回転」予告編が流れ、私は舞い上がってしまいました! ちょっと遅れたけれど、福島市でもやるんだぁと。1月3日から公開のようです。

SHM-CD

2008-12-07 23:50:21 | Weblog
 5日の新聞広告に「SHM-CD(スーパー・ハイ・マテリアルCD)」という文字がありました。要するにCDのデータ面を覆っているポリカーボネート樹脂を現行のものより透明度を上げたものにし、更にいい音にしましたという宣伝のようです。え?! CDってアルミの反射膜にあるデータが読み込まれるか読み込まれないかだから、ポリカーボネートは関係ないのでは? それにCD機器は読み取りエラーがあってもある程度の補正をしてくれるのでは? と、ふつふつと疑問が湧きました。

 SONYで暮れにブルーレイディスクのカッティング技術を生かしたCD(Blu-spec)を販売することは聞いていましたが、SHM-CDは初耳です。結婚後はCD店にほとんど行かなくなったので仕方ありません。早速、ネットで調べると、SHM-CDはビクター&ユニバーサルで製造しています。人気の旧譜をSHM-CD化して普通のCDより500~1,000円くらい高い価格で販売している模様です。更に調べると、従来のCDとSHM-CDとを聞き比べる体験サンプラーが1,000円で売られていることも分かりました。従来CDとSHM-CDの2枚組です。もちろんどちらの盤にも同じ曲が入っています。ロック版、クラシック版、ジャズ版があり、ロック版は第1集から第3集まであり、特に第1集はプレミアムが付いて中古でも2,000円で取引されているそうです。

 6日にバンダレコード西道路店でロック版第1集を見付けて購入しました。当然1,000円。田舎に住んでいてよかったと思える一瞬です。同時にベートーベンの交響曲第7番のCDも購入しました。映画「落下の王国」で繰り返し繰り返し掛かる重厚な音楽があり、この映画のためにクリシュナ・レヴィが作ったオリジナル曲だと思っていたのですが、とあるブログを読んだら、ベートーベンの交響曲第7番第2楽章ということが分かりました。無知って怖いですね。聞いてみたら、第1楽章は「のだめカンタービレ」によくでる曲じゃないの!

 話を戻します。聞いてみました、SHM-CD。ベルベット・アンダーグラウンドの「サンデイ・モーニング」、シェリル・クロウの「ソーク・アップ・ザ・サン」など。まず通常版CDを聞いてから、いざSHM-CDへ………。



 分からない、違いが分からない…。ボタン一押しで、通常版からSHM-CDへ、あるいはその逆と簡単に切り替えられる訳でなく、トレイをべーっと出してからCDを取り出して、別なCDを挿入するという時間差のある作業をしているからかもしれませんが、「どちらもいい音じゃん!」という感想しかもてませんでした。普通に考えれば、2枚のCDを付けた訳ですから、普及機・入門機であっても聞いてみてはっきりと違いの分かる楽曲を入れそうなものですが…。体験サンプラーの解説にはグラフがあったり、音楽評論家のべた褒めがあったりしますが、私には?????でした(高価な再生機で聞けば分かるのかもしれませんが)。オーディオも進化していますが、今のところ、大きな技術革新がなく(パソコンやiPodで等で聞くのは縮み志向かも)、小手先の差異化で売らんかなのようです。モノラルレコードがステレオになったり、モノクロテレビがカラーになったりは一般人でもはっきり分かりますが、今回の件はオーディオマニアだけのひとときの話題で終わりそうです。

 といいながらも、私も気になって体験CDを買った訳ですから、CD業界の策略に引っかかったようです。(苦笑)