井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

異議あり! → JARL

2009-12-31 00:54:11 | Weblog
 面倒臭い話です。アマチュア無線に関心のない人は無視してください。
 

 先週、日本アマチュア無線連盟(以下、JARL)から印刷物が届きました。要は「会費前納会員にも、QSLカード転送費用やJARLニュース購読料等のサービスの対価を払ってもらうよ!」という内容です。生命保険でも掛け金の払い方に月払いと一括払いがありますよね。私が終身会員になった平成6年は、生保と同じようにJARLでも年会費が4,800円で、8万円を一括で払えば終身会員となれ、その後の会費請求は発生しないことになっていました。ついでに言うと、その数年後には終身会員になるための一時金が20万円に値上げされ(←バブル崩壊後の金利の非常に低い時期なのに、JARLが「終身会員の一括納入金を20万円に値上げする」とアナウンスしたことで、「8万円終身会員」の駆け込み需要を生みました。これがJARL最大の失敗です。こんないきなり2.5倍のバカな値上げをしたら「貯金をかき集めてでも、8万円のうちに終身会員になってしまおうかな。」と考える人が出てくることは、子どもだって分かります。本来ならば、終身会員は一括納入金の金利運用、つまり元本に手を付けずに、賄われていくはずでした。常識のあるまともな会計士がいなかったのでしょうか…。失われた10年の間に抜本的な対策を考えたのでしょうか。)、最後には終身会員の受け付けも止めてしまいました。従来「終身会員」と呼んでいたものを、印刷物で「前納会員」と言い換えるあたりにも狡猾な悪意を感じます。2001年頃から終身会員制度を廃止し、終身会員にも納めた一時金によって会員である期間を定めようという動きがありましたが、「当分の間、従前の例による」とされ、最近は話題に上りませんでした。暮れに届いた悪魔の手紙は、久々の「JARLからのお願い」になります。

 問題は、契約の一方的な破棄です。自分たちの運営の失敗を終身会員に負わせようとしている点に怒りを覚えます。JARL会員の年齢別構成、通信技術の進歩、余暇の過ごし方、景気の動向などを読み誤ったのはJARL理事たち(評議員も?)であり、終身会員が増えたからJARL財政が逼迫したというのは詭弁もいいところです。JARL財源の安定化の一助となったはずですから、感謝されるのが筋です。終身会員になるために私がどんな思いで8万円も(!!)捻出したのかを想像できるのでしょうか。

 平成2年暮れに開局して、年会費4,800円を払ってきましたが、この趣味を一生ものとしたいとの考えがあり、平成5年の暮れに8万円を払い込みました。私は144Mと430Mでローカルさんと通勤時間帯に話す程度でした。現在はほとんど波を出すこともなく、自分で言うのも何ですが、珍局(←苦笑…)です。だから、カード交換をするQSL転送サービスもここ15年間は利用していません。では、なぜ終身会員になったのかというと、細くてもいいから長くこの趣味を続け、定年後には時間に左右されずにじっくりゆっくりと道楽として行おうと思っていたからです。

 それなのに…、それなのに…、8万円前納者に向かい、「平成24年度末までは無料とするが、それ以降はQSL転送サービスやJARLニュース購読料を徴収する。」と悪魔の手紙は囁きかけてきます。余りにもバカにしています。死ぬまで会員の資格を認めたから「終身会員」なのに、それに期限を設けるなんて正気の沙汰ではありません。

 以下、改革案です。これだけインターネットが普及したのですから、JARLニュースは印刷を止め、ウェブ閲覧のみにします。また、QSLカード交換も紙のものを郵送するのではなく、電子メールに準じたもの(例えば、JARLで新しい形式を提言し、世界標準にしてしまう。)で交換するようにすれば、現在の予算の何十分の一で済むはずです。無理ならば、終身会員いじめの前に、受益者負担の原則に戻って、カード交換の分量に応じて負担金に差を付けます。役員選挙だって、これだけセキュリティ技術が上がっているのですから、ネット上でも可能なはずです。事実、多くの株主総会ではネットから議案への賛否票を投じることができます。もちろん、従前の紙の投票用紙(マークシート)がよい人もいるでしょうから、その選択肢も残しておきます。抜本的な経費削減を考えもせずに、終身会員いじめをするのは、取りやすいところから税金を取ろうとする政治屋の手法と同じです。

 最終的にはJARL総会で決定されますが、この終身会員いじめに断固反対します! 冗談ではなく、まずは当時の理事たち(ずっと理事の人もいるなぁ。)と会計担当者の財産没収です。

冬の公園

2009-12-30 15:17:59 | Weblog
 俗に言う「レンズ沼」の世界に足を踏み入れてしまったのかもしれません。ただし、純正品ではなくサードパーティー製のレンズで揃えたり、Yahoo!オークションで入手したりしているので、「プチ・レンズ沼」ですが。

 昨年夏、ソニーα350と同時に購入したのはタムロン18-200mm/F3.5-6.3でした。これ1本があれば完璧だと思っていましたが、暗いレンズであることが気になり、室内でもストロボなしで撮影できるタムロン17-50mm/F2.8を1ヶ月後に購入しました。次にタムロン90mmマクロ、そして今回のタムロン広角11-18mmをポチッとなしてしまいました。明日は広島県から中古のミノルタ100-400mmが届く予定です。
(^_^;)

 年賀状を投函した帰り、信夫山に登り、人気(ひとけ)のない公園で11-18mmの使い初めをしました。ど真ん中に据えた物以外の周辺部は見た目よりも矮小化されて、標準ズーム・望遠ズームとは全く違った味わいです。広角は散漫な絵になるという人もいますが、この強調感が面白そうです。

 ただ、大分歪んで写るのも事実で、羽黒神社前の小さな社ですが、だまし絵のような気持ち悪くなる画像になります。

999円スーパー・ベスト

2009-12-29 15:32:02 | Weblog
 TSUTAYAがビクターやユニバーサルと組んで、60ものアーチストのベストCDを999円という破格の安値で販売しています。ビートルズとかマイケル・ジャクソンとかの名前もあったので近くのTSUTAYAへ覗きに行きました。

「スーパー・ベスト」と謳いながら、ビートルズの曲目を見ると、ハンブルグ時代(酒場で往年の名曲などを演奏していた下積み時代です。)のものだし、マイケルのにしてメガ・ヒット曲目白押しのエピック・ソニー時代よりもずっとずっと前の「ガット・トゥ・ビー・ゼア」「ベンのテーマ」等のモータウン時代の曲ばかりであれれ?!という感じです。「スーパー・ベスト」という言葉が泣きます。羊頭狗肉です。知らない人はこれらを買って最高傑作と思うかもしれません(涙)。
(T_T)

 それで「アラベスク」のものを買いました。これには「ハロー・ミスター・モンキー」「フライデイ・ナイト」「ペパーミント・ジャック」等の代表曲がちゃんと収録されています。学生の頃にラジオやディスコでよく流れていたものですから、懐かしくなって買いました。CDを聞いていると「ナンバーワン」という言葉が耳に入りましたが、「ナンバルワン」に近い感じに聞こえました。あれ、英語圏出身ではないのかな? ウィキで調べたら、西ドイツ出身のグループということでした。ちなみにこの「スーパー・ベスト」は歌詞カード・対訳・解説等全く付いておりません…。

定期検診

2009-12-24 22:25:59 | Weblog
 今となっては遠い昔の事みたいに思える脳腫瘍(髄膜腫)手術です。本日、あれから約3年が過ぎ、年に1度の定期検診です。

 福島赤十字病院は今年4月から全ての土曜日が休診となりました。3月までは第2・4土曜日が休診で、第1・3・5土曜日は診療をしていましたので、診療している土曜日に定期検診をしてもらっていたのですが、今回からは平日に有給休暇を取得しての検診です。

 まず、脳外科の窓口で受付をしてから、MRI検査室に向かって、造影剤を注入してのいつもの検査でした。MRIの「ガガガガガガ」「グワン、グワン、グワン」などのうるさい音を聞かせないためのイヤフォンの曲はポール・モーリア楽団の「恋はみずいろ」「オリーブの首飾り」「エーゲ海の真珠」などでした。一昨年はスピッツの曲をリクエストできましたが、昨年からは有無を言わせず強制的に聞かせられます…。もう少し音質がよければと思います。

 検査後にもう一度脳外科に戻り、1時間ほど待って主治医のW先生の診察となりました。結果的には「再発もなくきれいです。おそらく一生再発はないでしょう。」とのことでした。でも、年1回の検診は続けた方がいいとも言われました。

米国アマゾンから到着

2009-12-12 23:56:41 | Weblog
 注文していたDVDが12月12日に航空便で届きました。米国アマゾンに注文したのが11月29日ですから、2週間で到着したことになります。

 米国アマゾンのマイ・アカウントを覗くと、「『あずまんが大王』が1月7日に到着予定、『ウルトラマン』が1月13日到着予定。クリスマスの12月25日を過ぎてからの到着になる。」と表示されていたので、気長に待とうと思っていました。それが2週間で、同じ日に別々の封筒で到着しました。

「ウルトラマン」が14.98ドルでボックスを開けたら、DVD4枚それぞれが紙(!)の袋に入っていました。流石にアメリカの廉価版です。学生時代に輸入盤LPを買って、ジャケットの紙質の悪さやレコード盤の反りに愕然としたことを思い出しました。おまけにもう二つ。注文確定して、3日後に米国アマゾンでは6.99ドル(←いきなり半額かよ!)に突然の値下がりがありました…。再販制度のないお国柄なので、日本アマゾンよりも極端な値引きをするようです。それから、米国アマゾンのアイテム紹介では、DVDのリージョンが「オール・リージョンズ」となっていましたが、届いてみれば、「リージョン1(←北米地域向けということです。)」でした。PS2で再生してみようとしたら、「地域が違うので再生が禁じられています。」と叱られました。到着予定日といい、米国アマゾンはかなり大ざっぱのようです。日本人の私は同じ島国の英国アマゾンと相性が合いそうです。

「あずまんが大王」は38.99ドル、DVD1枚ごとに薄型トールケースに入り、全5枚が紙のボックスに収まっていました。音声では日本語と吹き替えの英語を選択できますが、日本語を選択した場合、黄色の文字で台詞の英訳字幕が出ます。それがちょっと鬱陶しいです。送料は両方合わせて11ドルくらいだったと思います。「だったと思います。」と書いたのは、注文途中まではドル建てで表示され、決算時には日本円で換算されて987円と確定されたからです。

 元々は自国で製作されたテレビ番組のDVDを送料かけて海外から購入するのには何か笑ってしまいます。結局、日本のDVDは仕様・装丁が一級品なのですが、値段も一級品なのですね。


P.S.
 鬱陶しいと書いた「あずまんが大王」の黄色い英語字幕はパソコン上ではどうやっても消せませんでした。でも、リージョン・フリーDVDプレーヤーWee(←安直なパクリ命名ですねぇ。日本アマゾンにて4,380円)再生では、「字幕」の操作で「字幕なし」にするとあっさり消すことができました。
(^_^)v   

Amazon.ukから到着

2009-12-07 21:24:51 | Weblog
 前の記事「円高の今だから」で紹介したように11月29日に発注し、本日12月7日、帰宅すると商品が到着しました。英国アマゾンからのメールには到着予定日が12月11日となっていましたから、大分早く着いたことになります。

 画像は、DVD「時をかける少女」「スカイ・ハイ」「雲のむこう、約束の場所」「銀色の髪のアギト」「カリオストロの城」「東京ゴッドファーザー」の計6枚です。代金が27.54ポンドで、送料が11.03ポンドです。Royal mail(英国郵政省)の航空便で送られてきました。

 日本のアマゾンと同じようにDVDは段ボールでぐるっと巻かれていました。DVDと一緒にVistaPrintの広告チラシが入っていました。日本では格安のスタンプを宣伝しているところですね!

 こんなに早く到着するとは思わず、リージョン・フリーのDVDプレーヤーは職場に置き放しにしていたので、リージョン・フリーの実力をまだ発揮できていません。代わりにパソコンのDVDソフトではPAL形式をものともせずに再生しました。ちなみに普段DVD鑑賞用に使っているPS2で再生してみたら、「TVシステムが違います。」と表示されるのみで全く再生できません。

夜景に挑戦!

2009-12-06 21:42:03 | Weblog
 福島の街の夜景を撮影してみました。撮影場所は信夫山の第1展望台でJR福島駅や国道13号線方面に向けて撮影しました。三脚にカメラを据え、リモートスイッチでシャッターを切りました。あまり感度を上げるとノイズが出そうなので、感度をISO100に設定して、シャッターを2~4秒間くらい開放しました。

 福島の街は、福島盆地の中の箱庭です。大都市のように明かりがびっちりあるのではなく、ぱらぱらあるので、空に出ている星のようで綺麗だという人がいます。

木幡の幡祭り(こはたのはたまつり)

2009-12-06 21:32:54 | Weblog
 今日は12月の第1日曜日。地元の写真好きなら、二本松市東部の木幡(こはた。旧:安達郡東和町)に出掛けます。この日は「木幡の幡祭り」が開かれる日なのです。平安時代に源義家が奥州の豪族・安倍貞任と戦った際に、木幡山に立て籠もった源氏軍を安倍軍が攻めようとしましたが、山に積もった雪を「源氏の白旗」と見誤って源氏軍が多勢であると勘違いし退却したという伝説が、祭りの由来となっているそうです。

 毎年開かれる行事ですが、小雪が舞い散る中、開かれることが多く、今回のように晴天のぽかぽか天気の下、行われることは珍しいです。県内外から沢山の見物客やカメラマンが来ていました。