映画館で「落下の王国」を見たので、同じターセム監督の「ザ・セル」が見たくなって、Yahoo!オークションで、即、購入です。999円でした。
最先端の技術を使って患者の精神世界に入り込む治療を行っている心理学者キャサリン(ジェニファー・ロペス)は、ある時、昏睡状態で逮捕された異常連続殺人犯カール・スターガーの脳に入り、彼が拉致した女性の監禁場所を探り出して欲しいとFBIからの依頼を受けることになります。キャサリンは、危険人物の潜在意識に入るという前代未聞の危険な冒険に挑み始めますが…、というストーリーです。これ以上書くとネタバレで映画を見る楽しみがなくなるので、ここで止めます。
脳内世界の映像化という突拍子もないことをすることに拍手です。奇抜なアイディアだけで終わらせず、1本の映画にしてしまうのが力量なのですね。他人の意識に入り込む「マルコビッチの穴」、消されゆく自分の記憶に抗する「エターナル・サンシャイン」など、似たような発想の映画はありますが、「ザ・セル」は悪夢のような世界が繰り広げられます。小さな頃の記憶、昔見た絵画などなど、人間の意識はどのようにして出来上がったのかという検証です。
ちょっと前に脳内メーカーが流行りましたが、私の脳内は一体全体何で出来上がっているのでしょうか? 基底部分が「少年マガジン」、その上に「ラジオの製作」、その上に「ロードショー」、その上に「月刊宝島」、その上に「ラジオライフ」と「週刊プロレス」でしょう、多分。
☆ 総合得点 77点
最先端の技術を使って患者の精神世界に入り込む治療を行っている心理学者キャサリン(ジェニファー・ロペス)は、ある時、昏睡状態で逮捕された異常連続殺人犯カール・スターガーの脳に入り、彼が拉致した女性の監禁場所を探り出して欲しいとFBIからの依頼を受けることになります。キャサリンは、危険人物の潜在意識に入るという前代未聞の危険な冒険に挑み始めますが…、というストーリーです。これ以上書くとネタバレで映画を見る楽しみがなくなるので、ここで止めます。
脳内世界の映像化という突拍子もないことをすることに拍手です。奇抜なアイディアだけで終わらせず、1本の映画にしてしまうのが力量なのですね。他人の意識に入り込む「マルコビッチの穴」、消されゆく自分の記憶に抗する「エターナル・サンシャイン」など、似たような発想の映画はありますが、「ザ・セル」は悪夢のような世界が繰り広げられます。小さな頃の記憶、昔見た絵画などなど、人間の意識はどのようにして出来上がったのかという検証です。
ちょっと前に脳内メーカーが流行りましたが、私の脳内は一体全体何で出来上がっているのでしょうか? 基底部分が「少年マガジン」、その上に「ラジオの製作」、その上に「ロードショー」、その上に「月刊宝島」、その上に「ラジオライフ」と「週刊プロレス」でしょう、多分。
☆ 総合得点 77点