井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

DVD「ザ・セル」

2008-11-25 00:13:44 | Weblog
 映画館で「落下の王国」を見たので、同じターセム監督の「ザ・セル」が見たくなって、Yahoo!オークションで、即、購入です。999円でした。

 最先端の技術を使って患者の精神世界に入り込む治療を行っている心理学者キャサリン(ジェニファー・ロペス)は、ある時、昏睡状態で逮捕された異常連続殺人犯カール・スターガーの脳に入り、彼が拉致した女性の監禁場所を探り出して欲しいとFBIからの依頼を受けることになります。キャサリンは、危険人物の潜在意識に入るという前代未聞の危険な冒険に挑み始めますが…、というストーリーです。これ以上書くとネタバレで映画を見る楽しみがなくなるので、ここで止めます。

 脳内世界の映像化という突拍子もないことをすることに拍手です。奇抜なアイディアだけで終わらせず、1本の映画にしてしまうのが力量なのですね。他人の意識に入り込む「マルコビッチの穴」、消されゆく自分の記憶に抗する「エターナル・サンシャイン」など、似たような発想の映画はありますが、「ザ・セル」は悪夢のような世界が繰り広げられます。小さな頃の記憶、昔見た絵画などなど、人間の意識はどのようにして出来上がったのかという検証です。

 ちょっと前に脳内メーカーが流行りましたが、私の脳内は一体全体何で出来上がっているのでしょうか? 基底部分が「少年マガジン」、その上に「ラジオの製作」、その上に「ロードショー」、その上に「月刊宝島」、その上に「ラジオライフ」と「週刊プロレス」でしょう、多分。

  ☆ 総合得点  77点 

給食委員

2008-11-23 23:50:36 | Weblog
 gooブログのサービスである「ブログ通信簿」を実施しました。採点したいブログのURLを指定するだけで、ブログ性別やブログ年齢、主張度、気楽度などが採点されます。ブログの言葉遣いから点数を付けているようですが、詳細は不明です。通信欄には「あなたは給食委員タイプです。」と記載されていました。そういえば、小学4年生のときに給食委員をやっていたっけ。

冬支度

2008-11-23 23:18:00 | Weblog
 福島市は20日に初雪が降りました。例年は、初雪と言っても風に乗ってはらはら舞うくらいですが、今回は1~2cmほどの積雪がありました。そのため、本日、車のタイヤ交換をしました。夏タイヤからスタッドレスタイヤへです。

 紅葉の季節が終わり、確実に真冬へと向かっているので、真冬のお楽しみにとお得なDVDを購入しています。最近はレコード店やアマゾンで購入するのも高く感じられ、ほとんどYahoo!オークションで購入していました。もっと安いところはないかと、楽天市場を散歩していると、ありました。DVD-outletです。

 アウトレットという名前通り、新しい作品はありませんが、ちょっと前の作品が結構安価で手に入ります。画像にある16作品を全て購入して合計5,791円でした。もちろん未開封の新品です。新しい作品はないし、話題作は数少ないし…、ですが、映画が好きな人にとっては面白そうな作品を自分の手で発掘する楽しみがあると思います。今回購入したものは、今から5年ほど前に製造されたDVDが中心です。ホームページでは9割引、8割引…、と派手に宣伝していますが、ここ2,3年は1,000円程度の廉価版が多く流通されるようになっているので、感覚的には「市価の半分から3分の1」と言ったところです。

映画「落下の王国」

2008-11-17 23:14:08 | Weblog
 福島フォーラムの上映案内を見たら、「落下の王国」の最終上映日が21日とのこと。よーし、メンズデイ(月曜日は男性の料金が1,000円。)の今日見に行こうっと!

 ということで、職場からの途中にミニストップに寄り、夕食を片手に車を運転し、上映開始時刻の午後6時35分(先週よりも上映時刻が早くなりましたが、やはり1日に1回のみの上映です。)に何とか間に合いました。

 仕事帰りの映画館なので、「睡魔の王国」に引き寄せられることを一番心配していたのですが、映像の美しさのためか、あるいはミニストップで買った常盤薬品の「強強打破」のせいか分かりませんが、約2時間を眠らずに鑑賞することができました。

 ストーリー的には、撮影中の事故で怪我を負って入院中のスタントマンの青年が、同じく入院している腕を骨折した5歳の少女と出会い、ある目的のためにおとぎ話を語って聞かせるという、現実と幻想を行き来するファンタジー映画です。子ども向けのおとぎ話ですから、筋は単純明快です。おとぎ話で中心となるのは、寄せ集めの5人の戦士たち(何故かチャールズ・ダーウィンもいる!)が悪徳総督に挑んでいく話です。その舞台が豪華絢爛! 世界遺産(万里の長城やバリ島、東欧など)が舞台となって話が展開されます。入れ替わり立ち替わり、世界遺産が登場し、ロケにお金が掛かっただろうなと思いました。それにコスチュームや小道具などがびっくりするような様式美。非常に美的です! 映像的に(!)圧倒されました。次はゴンドリー監督の「僕らのミライへ逆回転」が見てみたいけど、福島市辺りには来ないのかな…。


  ☆ 総合得点 88点

映画「彼が二度愛したS」

2008-11-10 23:21:57 | Weblog
 写真撮影の後は、映画「彼が二度愛したS」へ。本当は「落下の王国」が私の好みに合いそうだったのですが、午後9時少し前からの1日1回の上映しかなく、消去法で「彼が~」に決めました。

 主役はユアン・マクレガー。「スター・ウォーズ エピソードⅠⅡⅢ」でオビワン・ケノビを、「ビッグ・フィッシュ」で若き日のほら吹き親父を演じていた男優です。今回は平凡で孤独な生活を送るさえない会計士。パソコンの前でしょぼしょぼと仕事している姿が山形弁のダニエル・カールに見えてきました(笑)。でも、弁護士ワイアット・ポーズと出会ったことで人生が一変し、「今夜お暇?」の一言で今晩の相手を探せる会員制秘密クラブにも足を踏み入れます。そこで地下鉄の駅で一目惚れしたイニシャルSの彼女に会って…、というストーリーです。

(やや? ネタバレあり)
 前半は官能的なシーンが多くテンポも良いのですが、後半はチープな火曜サスペンスの世界です(嘆息)。「死んだのは別人」「なりすまし」「仲間割れ」「最後は恋の予感」など、2時間サスペンスに出て来る小技が次々に出ますが、これぞ逆転の大技が出ません。原題が「Deception」(「詐欺」とか、「だまし」とかという意味)なのに、「彼が二度愛したS」なんて昭和の私小説みたいなタイトルを付けた理由が分かりました。「詐欺」を前面に押し出すほどの強烈なストーリー展開がなく、安っぽいラブサスペンスになっているからです。「スティング」「太陽がいっぱい」のように最後の最後で観客をあっと言わせて欲しかったです。

 ああ、「落下の王国」が見たいよう。


 ☆ 総合得点  72点

達沢不動滝

2008-11-10 22:48:17 | Weblog
 先週土曜日が出勤日になったため、本日(10日)がその代休日になりました。

 まず出掛けたのが中ノ沢温泉の奥にある達沢不動滝。ここも紅葉スポットになっているので、いい写真が撮れればなぁと出掛けました。でも、結果的にはすでに葉が散っていて、滝と枯れ枝の写真となってしまいました。先週後半辺りが見頃だったようです。


実験中

2008-11-03 13:30:36 | Weblog
 昨日はお天気がよかったので、PLフィルターのコントラストくっきり効果等の実験ができました。

 PLフィルターを購入してから、カメラを持ち出す日はずっと曇天などでコントラストくっきり効果が試せないままでしたので、「これはチャンス!」と、撮影してみました。



 まずはPLフィルターの効果なし状態での撮影です。場所はJR磐越東線江田駅脇の駐車場です。目で見るときれいな青空でしたが、画像ではやや白っぽくなっています。



 

 2枚目はPLフィルターを回転させて一番コントラストがはっきりするところで撮影したものです。青空が肉眼で見た感じとほぼ同じです。おまけに山肌の木々もわずかですが立体的な感じになっています。


 

 最後は逆光に挑戦(ってゆうか、こりゃシルエットですね)。磐越東線の鉄橋を撮影してみました。太陽をもろに入れると辺りが真っ暗になるので、葉っぱで光を抑えめにしての撮影です。

夏井川渓谷

2008-11-02 17:40:20 | Weblog
 よいお天気に誘われて、いわき市の夏井川渓谷にやってきました。

 夏井川の支流である江田川沿いに背戸峨廊(せとがろう)と呼ばれる4時間程度で回れるハイキングコースがあり、家族連れや中高年夫婦であふれていました。私は写真撮影が目的だったので、手前の方だけで帰ってきました。

 ここは標高400m程度なので、紅葉には1週間ほど早いようです。