井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

袋田の滝

2011-11-23 22:30:00 | Weblog
 今日は祝日。福島市周辺はほぼ紅葉が終わっているので、どこか紅葉が綺麗に見られるところはないかなと思っていたら、フジテレビ「とくダネ!」で茨城県大子町の袋田の滝が見頃を迎えていることを話題にしていました。

 私が就職して6年間は福島県の南端にいたので、隣接する茨城県の袋田の滝や八溝山は結構行ってました。那須や袋田の滝は首都圏から日帰りドライブが可能な場所ですが、当地・福島市からでも2時間半弱で着くので気楽に向かえる場所です。来月からの土日は東北地方の大部分の高速道で罹災証明書等の条件なしで小型車無料化がスタートします。これはもの凄く混みそうなので、今のうちに行っておこうと出掛けました。

 テレビ番組では大地震や原発事故の風評被害で例年の半分しか観光客が来ていないと報じていました。しかし、現地へ行ってみると駐車場は満杯で車を駐めるのにとても苦労しました。また、3年前に展望台へ向かうエレベーターも設置され、行くたびに進化していると感じさせました。肝心の紅葉は茶色っぽくなっていて、完全にタイミングを逃したようです。おまけに曇天で、撮影したものの、色がぱっとしていません。それに、滝自体が大きいから、唯一持参した18mm~200mmズームの広角側で撮っても滝が画面からはみ出してしまい、もっと広角のレンズを持って行けばよかったと後悔したのでした…。

映画「コンテイジョン」 ~手洗い・うがいがしたくなる映画~

2011-11-22 23:00:20 | Weblog
 昨日、職場でモデル事業を提案する、ま、要するにプレゼン的な業務が無事終わってほっと一息です。そこで、本日、映画を見に行きました。午後4時台くらいから始まるのが、この「コンテイジョン」だけでした。本当は様式美に感動を覚えた「落下の王国」のターセム監督最新作の「イモータルズ」を見たかったのですが、それは真っ昼間に1回しかやらないし、「ツレがうつになりまして。」は午前のみだし、いつもの消去法で決めました。

 あらすじは、「香港出張からミネソタの自宅に帰って来たベス・エムホフが、謎の疾病で急死した。やがて彼女の幼い息子・クラークも同じ症状で死亡し。ベスの他にも、香港、ロンドン、東京などの各都市で同じ症例での死亡者が発生し、死者はどんどん増えていった。報告を受けた世界保健機関(WHO)や疾病予防管理管理センター(CDC)は、直ちにその病気の調査に乗り出す。しかし、感染の広がりは抑えられず、人々の間にはウイルスと共に恐怖心も蔓延していく…。」(goo映画より転載)です。予備知識なしの鑑賞でしたが、最初から熱っぽかったり、咳き込んだりのシーンの連続で「感染列島」とか「復活の日」とかみたいなウィルス感染ものということはすぐに分かりました。主役陣をアカデミー賞受賞級の俳優で固めていて、この人どこかで見たことある(笑)という人々ばかりです。

 映画を見ながら、私は一昨年の豚インフルエンザ騒動や昨年の感染性胃腸炎騒動、3・11東日本大震災のことを思い出してしまいました。家族が発症したら…、パンデミックが起きたときにマスコミ、役人や医者はそれぞれどう動くのか…、開発されたばかりで数が少ないワクチンをどう配給するか…、感染蔓延の際にネットの住人達はどういう反応をするのか…などなどそれぞれの行動・反応をするので興味深く見ることができました。特にジュード・ロウが演じる暴露系ブログをやっているアランが憎々しくてふてぶてしくて、ネットの時代ならではの煽り方と儲け方を描いていました。WHOやCDCでのシーンが多く、リアリティがぐんと増したと思います。それで、豚インフルエンザや東日本大震災の何を思いだしたかというと、突然職場の廊下におびただしい数の消毒用アルコールスプレーが登場したこと、大震災の際に水や食料品、ガソリンを求めて長蛇の列を作ったことなどです。映画に没頭できず、あの頃を回想ばかりしていました。それだけにこの映画の非常時の描き方が上手いのかなともちょっぴり思いました。

 ただ、はっきり言って面白味に欠けます。笑いたくなる場面や手に汗握るアクションシーンは全くありません。あくまでも人間とウィルスとの戦いです。「戦い」といっても「接触しない」、「消毒する」等です(研究者はワクチン開発をしているけどね!)。相手が目に見えないために、今ひとつアクションものになっていないし、恐怖が上手く伝わってきません。それから、マット・ディモン演じるミッチとその娘が先天的に免疫を持っていて感染しないというのもちょっとご都合主義で説明不足と感じました(ま、主人公がすぐに死んでしまったら映画にならないものね!)。最後の最後にパンデミックの第1日が登場します。作中でコウモリと豚のインフルエンザから人間に感染するようにウィルスが変異したインフルエンザだということが語られますが、それが映像化されて、現代文明への大きな(いや、中くらいかな?)批判となっています。

  ☆総合得点 75点

円高だもの

2011-11-03 00:16:54 | Weblog
 2年前にも英国アマゾンと米国アマゾンで買い物をした話を書きましたが、最近、ギリシャの経済危機に端を発した然したる根拠のない円高が進行しています。

 時々、米国アマゾンのサイトを覗きます。乏しい英語力を駆使し、長時間掛けて買い物の手続きを進めていっても、魅力いっぱいの電化製品やカジュアル衣類は最後の最後に「この商品はあなたの登録した住所に送ることができません。」と表示されて、進むことができません。やはり各国のアマゾンの利益を保障するために、言語の壁に守られた書籍、DVD、CD以外は買い物できないものと思っていました。

 しかし、「ラジオライフ」12月号を読んだところ、腕時計も米国アマゾンから購入できることが分かりました。よし、それなら電波ソーラーを買おう!と決心しました。選んだのは、カシオAWG100-1Aです。日本製の物を米国アマゾンから購入するなんてバカみたいな話ですが、この時計は日本アマゾンで¥ 16,900 に対して、米国アマゾンは商品価格$85.48プラス送料&手数料が$11.98で、計$97.46です。現在、1$が¥78程なので、利用するクレジット会社(東邦VISA)に1.6%の手数料を上乗せされても8千円弱で手に入れられます。10月26日に注文したところ、本日(11月2日)到着しました。米国アマゾンのアカウントでは「11月9日頃到着予定」でしたから、だいぶ早い到着です。

 段ボール箱を開けるとびっくり! 空気がぱんぱんに入った緩衝材と腕時計の箱の間には大きな隙間。腕時計は輸送中にごっつんごっつんとかなり動き回ったはずです。このアバウトさが米国アマゾンの魅力です。腕時計の箱を開けて早速ご対面。時計の針はニューヨークの時刻を指していましたので、日本の標準電波を拾えるように設定し、支障なく使えていますよ。