井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

WOWOWからの贈り物

2011-02-27 15:54:48 | Weblog
 今月5日にWOWOWから電話がありました。

 ここ2年間は2ヵ月に1回くらいの割合で「デジタル契約に移行しませんか?」という電話やパンフレットが来ていました。私は、ずっと「うちは信夫山の裏で地デジの電波が弱く、山の陰向けに地デジ中継所が出来たらデジタルテレビを買うから。」と断っていました。しかし、去年秋に信夫山地デジ中継所が完成し、断る理由はなくなっていました。

 5日の電話は「デジタルチューナーを無料提供するから、アナログ契約をデジタル契約にして欲しい。」という内容でした。我が家はテレビも録画機(VHS!)も全てアナログ仕様で1台だけチューナーをもらっても焼け石に水のように感じましたが、電話オペレーターが折角のチャンスと強くおっしゃっていたので、チューナープレゼントキャンペーンに乗ることにしました。

 居間にD端子ケーブルで接続するとD3レベルで見られるテレビがあるので、ケーブルを買ってチューナーの到着を待ちました。到着したのは、24日。ユニデン製のDT300でした。ただ平日の夕飯後では暗くてテレビ裏の端子がよく見えないだろうし、長年の埃が溜まったWOWOWデコーダー(開局の頃から加入していたので、食による放送停止やセイント・ギガの試験放送、JWP試合中継などを体験しました。)とビデオデッキの取り外しや掃除が大変だろうと、休みの日の26日に設置しました。チューナー自体の配線やチャンネル設定は非情に簡単でしたが、掃除や不必要な物の撤去が大変でした。

 画像で分厚いブラウン管テレビの上にある箱がチューナーです。このお蔭で従来よりもきめの細かい映像が見られるようになりました。BSデジタルもいろいろ見られ、選択の幅が広がります。テレビショッピングと再放送が多い局もありますけどね。
(*^_^*)

映画「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」 ~青臭いジョン~

2011-02-22 00:16:43 | Weblog
 2月末まで有効の福島フォーラム招待券。無駄にしてはいけないと、21日に定時で退勤し、午後6時からの上映に向かいました。

「ノーウェアボーイ」は今は亡きジョン・レノンの青春時代を描いた作品です。生い立ちから始まり、西ドイツのハンブルクへ出発するところまでで終わっています。私が物心付いたときは既にビートルズは解散していました。だから、ビートルズは知っているようで知らなくて、知らないようで知っている中途半端な存在です。日本武道館公演はテレビ中継で見ました。祖母が「こんな連中のテレビを放送するなんて!!」と言っていたのも記憶していますが、当時、私が幼稚園生で彼らがどんな存在か知りませんでした。

 映画ではできるだけ事実は事実として人物だけでなく、街の風景や巷で流行るロックロールなども含めて忠実に描きたかったようです。まぁ、事実に反していればオノ・ヨーコ姉さんが黙ってないでしょうけどね。ストロベリーフィールド孤児院の前を自転車で駆け抜けるジョン、授業中にナンセンスっぽいイラストをノートに書き続けるジョン、育ての母であるミミ伯母さんと実母であるジュリアの確執、自動車事故に遭うジュリア、ジョンとポールの出会いなど、かつてどこかで読んだことがあるジョンのエピソードが次々現れてきました。悪ガキ三昧を働きながらも、タイプの違う2人の母の間で揺れ続け、悩み込むジョンは「大映ドラマ」(←不良少年と2人の母っていうのが大映テレビ制作ドラマの定番ですよね!)の主人公のようでした。ジョンを演じるアーロン・ジョンソンの目元がジョンに結構似ています。それだけに、ポール・マッカートニ-を演じるトーマス・サングスター(←「ラブ・アクチュアリー」の子役ですね!)がギターテクを前面に出して格好を付けているのに、目が垂れて坊ちゃんぽいポールの雰囲気からだいぶ遠いので笑ってしまいました。

 青年の苦悩を描きたかったら、別にジョンを主人公にしなくてもいいのではと思ったのですが、「それを言っちゃあおしまいよ!」ですね…。
(^_^;) 


 ☆ 総合得点  79点

親を切ると書いてなぜ「親切」

2011-02-21 00:23:28 | Weblog
 19日朝に職場で1時間程度の軽い清掃作業がありました。ただ家に帰るのももったいないので、帰り道にある書店に寄ると、マンガで有名なリイド社から出された「親を切ると書いてなぜ『親切』」という文庫本が目につきました。漢字熟語に関して、私は多くの疑問がありました。親切は何故親を切ると書くのか、責任転嫁の「転嫁」はどうして嫁を転がすという漢字か、魚介と魚貝とはどう使い分けるかなどなど、疑問は沢山あります。いざ辞書を引いても、熟語の意味は詳しく載っていますが、どうしてその漢字の組み合わせになったのかが書かれていません。

 でも、リイド社刊のこの630円の本は多くのことに答えてくれました。親切の「切」には切るという意味がなく、「どうしてもと強く思う様子、心底から」という意味で「親」という字を副詞的に強調していることが分かりました。合計で220の熟語について解説があります。読み進めるにつれ、日本語っていうのは連想ゲームやダジャレの好きな言語と思えたり、気が狂っている言語と思えたりします。私にはまだまだ熟語に関する疑問があります。「仕草」の「草」っていったい何なのか、日本の「ばら」に中国語の「薔薇(ショウビ)」という字をあてたのは誰か(←難読の動植物名はこの手法を採り入れたために起きていますね。中国由来熟語の訓読み化です!)など、続編の刊行に期待しています。
(^_^)

MBO

2011-02-20 22:51:46 | Weblog
 先週の3連休の前日、「0123」のCM(かつてはドラえもんも登場!)でお馴染みの「アート引越センター」を経営するアートコーポレーションから大きめの封筒が届いた。

 中には「MBOの実施および応募の推奨に関するお知らせ」等の文書が入っていた。一読では意味が分からず何度も読んで、おまけにネットで調べて、親会社のCTトータルトランスポート株式会社がアートコーポレーション株式会社の上場株式を公開買い付けすることになったらしい。MBOとはマネジメント・バイアウトの略で、経営陣が世間に出回っているアートコーポレーションの株を1株1,800円で公開買取することらしいのだ。ローソク足の見方も分からず、株主優待を目印に小遣いで少額の株を何度か買った程度の私には文末に「らしい」を付けるしかない。はっきり言ってよく分からないのだ。

 公開買い付けの申し込みは、公開買付の代理人である野村證券を通して行わなければならない。幸い、野村證券には特定口座を持っていたが、アート株は丸三証券の口座にあるので、公開買付に応募するには野村證券への口座振替手続きを行わなければならないので、どうしたものかと思っていた。何故に野村證券が代理人なのか、理解に苦しむ。野村證券へ口座振り替えすれば、確実に1株1,800円が受け取れるのだが、野村證券に口座がない人は一手間も二手間も必要である。

 そうこうしているうちに、1株1,300円程度だったものが1,790円くらいに急騰していた。つまり、公開買付に応募すれば確実に1,800円で売れるので、安いうちに買ってしまおうと投資家たちは思ったわけだ。本当にこの辺りは金に関してシビアな世界だと感じる。野村證券に応募しようかとも悩んだが、リーマン・ショック直後に買った株は株価が倍くらいになっていたのでネットで売却することにした。これなら丸三や野村と連絡を取ったり、口座振替や応募申し込みの書類を書いたりする必要はない。

 MBOは金融界の今年のキーワードになりそうだ。年が明けてから、アートコーポレーションだけでなく、レンタルDVDで有名なTSUTAYAを経営するCCC(カルチャー・コンビニ・クラブ)と大手出版社の幻冬舎がMBOを行っている。従来、上場廃止は経営悪化のときに行うものであったが、MBOは株式を経営側で多く保有して積極的に上場廃止を狙うものである。株主による監視や株式発行に伴う維持管理費から逃れるための一手段というわけだ。特にアートコーポレーションは、昨年半ばに寺田寿男会長が女子高生との淫行事件(タレントの卵が枕営業し、寺田社長がそれをネタに揺すられたとか…、今でもこっちの件では係争中だと思う。詳細はお近くの芸能通に聞かれたし!)で書類送検されていて、それが株主総会で大きな問題とされ、株主たちに厳しく追及されたそうだ。(←イメージダウンすれば、即株価が下がるものな。)株が非公開となれば、経営の自由度も上がり、その上、株主総会で素人から経営に文句を言われることもないわけだ。

 私が一番哀しいのはMBOによって株主優待がなくなることだ。ここは9月の権利確定で3,500円分の美味いものギフトがもらえ、翌年も引き続き保有していると5,500円分の美味いものギフトがもらえるのでお得感があった。泣く泣く指し値1,791円で売り、その金で、これまた5,000円買い物券の優待狙いでドラッグストアのカワチ株を購入した。

「あ、安部礼司」特設サイトのお知らせメール届く

2011-02-02 23:42:06 | Weblog
 1月24日に日産ブルーステージ鎌田店で来店アンケートに記入から9日目の今日、特設サイトのURLとパスワードが書かれたメールが届いた。

 指定のサイトを訪れると、「久留間翼のスピンオフドラマ」を聞ける。そして、「友の会会員証の発行お申し込み」をするフォーム(←この入会フォーム、送信しても「入会希望を受け付けました。」みたいなメールが返ってくるわけではないので、不安感を呼んでくれ、ちょっと不親切である!)もあって、ここで自分の氏名や住所などを書き込んだ。これで、2週間も待っていれば友の会の会員証が自宅に届くはずだ。

 先着1万人限定で始めた友の会であるが、今のところ、会員数はその3分の1をやや上回ったくらいである。募集がスタートしてから、半年以上過ぎているので、今後爆発的な会員希望者の増加はないであろうし、「あ、安部礼司」のコアなファンは既に申し込みを終了しているはずだ。やはり、日産の営業所に実際に足を運ぶという点が最大のネックであると思う。多分、日産側としては友の会入会と自動車販売とを結び付けて、あわよくば売ってしまおうとの魂胆があったのであろう。でも、現代は買い物も何かの登録もネットで簡単に済ませる時代であるから、自動車の販売店まで行くというのが非常に大きな労力である。それに、自動車販売店は我々にとって、特に自動車への関心が低い私のようなものには、とってもとっても敷居が高い。毎日のように寄っているコンビニのミニ・ストップのラインナップとは全く違い、売っているものが桁違いに高価であるので、気軽に訪れることはない。それは使っている車が古くなって本気で次の車を考えるときだけである。

 という訳で、「1万人に達したときに会員番号で大抽選会を行う」という当初の企画はほとんど流れたようなものだ。