昨日の「ネオ・ウルトラQ」第6話である「もっとも臭い島」を見て、田口清隆監督がオリジナル版「ウルトラQ」のテイストを一番理解していると痛感しました。
「ネオ・ウルトラQ」は新進気鋭の映像作家が監督を務めるという触れ込みで、石井岳龍(前の石井「そうご」です。初メジャーの「高校大パニック」に触発されて、高校時代の私も「高校小パニック」を制作しました。)・中井庸友・入江悠・田口清隆の4人が全12話を分担して監督をしています。でも、田口監督以外の作品は余りにも哲学的な方向に流れすぎて(要は偏った理屈)見ていても、「今の何だったの?」の感想しかもてません。オリジナルは、本来子ども向けで分かりやすいストーリー展開が持ち味ですが、この「ネオ」シリーズは子どもにとっても、大人にとっても非常に難解です。その中で、田口作品ははっきりとした起承転結があり、しみじみとしたペーソスも含まれ、最後ににやっとさせるオチがあって、最高です!!
また、田口監督の劇中音楽には、オリジナルの「鳥を見た(古代鳥ラルゲユウス)」「カネゴンの繭」等の使用曲が効果的に挿入され、「田口監督は、分かっているなぁ。これって、本当の意味でオマージュだ。」と思わせます。調べてみたら、田口監督は1980年生まれだそうです。お若いのに立派です。
「ネオ・ウルトラQ」は新進気鋭の映像作家が監督を務めるという触れ込みで、石井岳龍(前の石井「そうご」です。初メジャーの「高校大パニック」に触発されて、高校時代の私も「高校小パニック」を制作しました。)・中井庸友・入江悠・田口清隆の4人が全12話を分担して監督をしています。でも、田口監督以外の作品は余りにも哲学的な方向に流れすぎて(要は偏った理屈)見ていても、「今の何だったの?」の感想しかもてません。オリジナルは、本来子ども向けで分かりやすいストーリー展開が持ち味ですが、この「ネオ」シリーズは子どもにとっても、大人にとっても非常に難解です。その中で、田口作品ははっきりとした起承転結があり、しみじみとしたペーソスも含まれ、最後ににやっとさせるオチがあって、最高です!!
また、田口監督の劇中音楽には、オリジナルの「鳥を見た(古代鳥ラルゲユウス)」「カネゴンの繭」等の使用曲が効果的に挿入され、「田口監督は、分かっているなぁ。これって、本当の意味でオマージュだ。」と思わせます。調べてみたら、田口監督は1980年生まれだそうです。お若いのに立派です。