エターナル・サンシャイン

「恋愛睡眠のすすめ」が面白かったので、同じ監督ミシェル・ゴンドリーの「エターナル・サンシャイン」が見たくなり、早速アマゾンに注文しました。中２日で到着です。

テーマは「恋愛の記憶は消せるのか？」。クレメンタインがジョエルについての記憶を消去したため、ジョエルも悲観してクレメンタインの記憶を自分の脳から消そうとしたのだけれども、記憶除去療法の途中で「出会った頃のきらきらしていた時期があったんだ。除去なんてやめよう！」と思ったことから、彼の脳内で不思議な世界が繰り広げられていきます。時間を超えたり、記憶除去から逃れようとしたり、恥ずかしい記憶に潜り込んだりと、彼の脳内での摩訶不思議な世界が展開されます。説明するのが難しく、これはDVDの映像を見てもらうのが一番でしょう。それに余計なことを書いてしまうと、結末部の素敵さが半減してしまうから…。

期待以上に入り組んだストーリーで、「恋愛睡眠」とはまた違った絡み合った複雑さの中に人間の弱みを表現しています。

恋愛睡眠のすすめ

「恋愛睡眠のすすめ」をDVDで鑑賞しました。大都市ではゴールデン・ウィークに上映されましたが、福島市の映画館フォーラムでは８月の末に１週間のみ公開されました。夏休みに別の映画を見に行ったとき、この映画の予告編を見て、これを絶対見たいと思いました。でも、その時期は仕事の都合で見に行けず、DVD化を待っていたのでした。

うまく生きられず、何とか心機一転しようとメキシコからパリへ戻ってきたステファン。アパートの隣人・ステファニーに恋をするが、その進展は？というお話。

夢の中では完璧なステファンは、次第に現実と夢との違いが分からなくなっていき、夢と現実の狭間で喜んだり、驚いたり、泣いたり、自信満々だったりと揺れ動いています。その心象風景をCGや模型で表現する場面が挿入され、非常に面白い作品でした。好きと嫌いにはっきり分かれる作品かもしれません。「スローター・ハウス５」や「マルコビッチの穴」「下妻物語」が好きならば、必見でしょう。

　☆　総合評価　９６点
（最後のステファンがメキシコに帰ると言い出すあたりが、それまでと比べると、あまりに凡庸です。）

手作りラジオ工作入門

二男を塾に送った帰りに書店に寄ったら、こんな本がありました。講談社のブルーバックスシリーズです。

表紙を見た瞬間にこれは買わなきゃと思いました。だって、写っているのがミズホのコイルなんですもの！

まだぱらぱらとしかのぞいていませんが、簡単なラジオの製作（中波ゲルマラジオやＦＭ放送用２球超再生式ラジオなど）だけでなく、電波利用の歴史や放送受信の楽しみも説明してあり、自作派でなくても楽しめそうな内容です。

幸せのレシピ

２０日(土）が出勤となり、本日２２日(月）が代休日となりました。月曜日は福島フォーラムのメンズデイで、男なら1,000円で映画が見られます。今回見たのは「幸せのレシピ」。

ニュー・ヨークのレストランでシェフを務めるケイト。仕事一筋で人付き合いも悪い。それが、交通事故で母（ケイトの姉）を亡くした姪のズーイがやって来て、おまけに、レストランにはケイトと正反対な性格のイタリア料理の料理人ニックが現れて…。

仕事以外のことにケイトはどう立ち向かっていくのでしょうかというお話。ほんわかしたラブストーリーで、最後の結末は予想できるものの、ケイトが幸せの存在に気づき、精神的に成長していく話として楽しめました。

　☆　総合評価　８２点

赤福

福島市唯一のデパート中合（なかごう）で「秋の全国うまいものまつり」が開かれています。明日は最終日で午後４時には各店のブースが撤去となります。行くとしたら、今日しかありません。午後５時半に職場の会議が終了したので、即GOです。

牛タンの仙台利久、京漬物の西利、ハゲ天、天むす、宇都宮の餃子、チョレートケーキで有名なトップス、浅草舟和の芋ようかんなどなどが出店していました。

毎回似たような顔ぶれではありますが、今回はさすがにここのは置いてありませんでした。開店と同時に列が出来るほどの人気で、うまいものまつりの常連さんだったのに…。柔らかくて、ほどよい甘さで好きなのに…。

初プリア

プリアとは、ネット経由で送った画像データを印画紙に焼いて、しかも宅配してくれる無料のサービスです。先々週の朝日新聞土曜版（青ｂｅ）記事で知り、試してはみましたが、月末のためにサイトが混雑していてアクセスできませんでした。それで、１０月になってサイトが空いてから注文しました。

タダでできるわけは民間放送と同じく、広告収入です。写真には企業の宣伝が半分載るか、企業のロゴマークが小さく写り込みます。注文した写真の半数が半分広告（これは知人等に差し上げられませんねぇ。今回１０月に注文したのに、今年８月・９月のカレンダーを写真半分に載せている企業もありました…。プリアの問題か？）、残り半分は小さくロゴマークのようです。どうでもいい画像を印画紙に焼いてもらうにはいいサービスかもしれません。

ただし、月に「ぴったり３０枚」と発注する枚数が決められています。この３０枚というのも小分けで注文するのでなく、１回で注文しなければなりません。また、ネットで注文してから１週間は掛かっていました。

画像は今回注文した３０枚のうちの一部。３０枚も頼むものがなかったので、ネットで出回っている画像も混ぜて注文してしまいました。
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ベラ・ルゴシ

去年の１１月後半、自宅療養をしていたときにティム・バートンが監督をし、ジョニー・デップが主演した「エド・ウッド」をＤＶＤで見ました。その中に、一昔前のドラキュラ役者を使ってＳＦ作品を撮るエピソードがありました。その時から、ベラ・ルゴシのドラキュラ映画を見たい！　そのＳＦ作品「プラン９」を見たい！　と思っていました。でも、日々の忙しさで、そんなことを忘れかけていたのですが…。

つい最近、アマゾンの格安ＤＶＤコーナーを見たら、両方ありました。「魔人ドラキュラ」と「プラン９・フロム・アウター・スペース」です。すぐにネットで注文し、中２日で到着です。「魔人ドラキュラ」はゴシックホラーの臭いぷんぷんのホラ・カッコイイ世界です。私らの年代はドラキュラ映画というと、テレビの洋画劇場で見たクリストファー・リーやピーター・カッシングが主演のカラー作品です。ルゴシの出るモノクロものにはそれとまた違った怖さと様式美がありました。

「プラン９」は子ども向け番組みたいな感じで笑ってしまいました。円盤は灰皿みたいだし、ルゴシの死後に代役を立てているけど似てないし、飛行機内や円盤内のセットが普通の家みたいだし…、突っ込みどころ満載でした。最後の宇宙人のせりふが難解。「太陽がこのガソリン缶として、地球は導火線として…。宇宙は全て爆発する。」？？？

こういった昔の名画（？）が安く販売されるようになったのは著作権の期限切れが関係しているようです。制作されて５０年ないし７０年たつと著作権が切れ、誰でも自由に利用できるというものです（ただ、著作権５０年間を７０年間に延長する境目の期日をいつにするか、著作権の起点を映画の制作年とするか監督の死亡年とするかなど係争となっている点もあります。）。「プラン９」なんてたった５００円ですよ！　「魔人ドラキュラ」は９８０円。これは制作会社のユニバーサルが販売していますが、これだって上記のことがあるので値下げしたのです。他の無名の会社が５００円程度で同じ内容の作品を売り出しているので、本家だって値下げせざるを得ません。本家でフィルムを大量に持っているから、画面が綺麗だ、特典映像があるなど言われていますが、ホームセンターなどで本家と他社の２種類が売られていたら安い方を買ってしまうかもしれません。

満１００歳

本当は先月の話題です。

私の母方の祖母が、９月４日で満１００歳になりました。県や市からお祝いの方が来たり、地元紙の記者さんが取材に来たりと、慌ただしい１日だったようです。小さい頃は泊まりによく行って世話になりましたが、大人になってからは盆と正月にちらりと顔を見せる程度になってしまいました。２０年ほど前に亡くなった祖父が大工をやっていたので、仕事上多くの来客があり、その都度、愛想良く接待していました。また、畑仕事でも何でもこなす祖母でした。今は足が悪く、うまく歩けないので、洗濯物たたみや豆の皮むきなんかをやっているそうです。私のことを孫だと分かっているので、まだまだ大丈夫のようです。

９月４日、私は仕事が抜けられず、夕方になってからケーキを持って駆けつけました。画像は、祖母と私です。（←かなりぼかしました。）

初スタバ

福島県立医科大学附属病院内にスターバックスコーヒーが出来たと聞いていたので、本日行ってきました。福島市内にはスタバがなく（近いところでは郡山市か仙台市かな。）、ここが福島市内１号店ですが、正直なところ、何で病院内？？　です。中心商業地の空洞化で、福島駅前に人がほとんどいないから、病人がごった返している医大（通称）に店を開いたのでしょうか。

感想としては、ドトールよりもちょっぴり高いこととサイズが分かりづらいことです。ファストフードのコーヒーはおおむねＳ、Ｍ、Ｌなどとしていますが、スタバはショート、トール、グランデ、ベンティと呼称しています。私も、前に並んだおじさんも分からないで口ごもっていると、店の女の子がサイズの違うカップを４つ並べ、「これがショート、これがトール、…。」と説明をしてくれました。

(^_^;)