<<ゆとり教育の活用>>
7月4日のNHKの「プライスの謎ー教育投資加熱の舞台裏」の放送で、約350万使って私立高校から東大に役入った学生と、約35万位の費用で公立高校から入った学生の比較が描かれていました。
300万も使わねば、東大に入れぬとすれば、完全な教育に関する格差社会ですが、後の例の学生は、科学教員振興の為の特別処置で、政府から年間5000万円の補助を貰った公立高校を出たそうです。
このことから、優秀な公立の進学高校にに入れれば、そして誰でも頑張れば、東大に行くチャンスがあることが判ります。このことから、意欲のある中学生の家族に余計な金を使わせずに進学高校に入れる方法を考えてみました。
(なお、紙面節約の為に、提案の問題点を括弧内に記しています。)
1.授業で判らぬところがあったら、いつでも質問を受け付ける。
(教師:日常業務に忙しくて構っておられない)
2.勉強の方法や勉強に対する心構えを教える。
3.定期的に試験をする。
4.生徒達の学科に対する理解度を調べる。不足の点は後の授業で、補足する。
(常識派:試験は偏差値のいう名の高校受験の選別の為にしか利用されていない?)
5.試験で判明した、授業に就いて行けない生徒の内希望者には補習授業をする。
(日教組:時間外の授業は教師の労働強化だ。)
(常識派:教師には夏休み、年末年始、学年終わりの休みなど特別の恩典が与えられている。これには特別の課題が与えられていると言うが、学校の授業に比べれは、遥かに荷重もストレスも軽いので、学校がある間はそれなりのサービスをしても会社員などに比べても損はしないはずだ。)
補習授業には、ゆとり教育の為に当てられた土曜日もを活用する。
(日教組:ゆとり教育は教師にゆとりを持たせるためのシステムで、日教組が文部省との長い戦いで勝ち得た権利だ。土曜日に授業なんて論外だ。)
(常識派:地域の人がボランティアベースで学校教育に不足した部分補足してやっている。前に述べたこと、また生徒に対する教育の責任からもこれくらいのことをやっても当然だ。)
土曜日の授業に補習授業の必要のない生徒達の希望者には、より高度な問題を出して回答させ指導する。
(日教組:学習機会の均等の精神に反する。)
6.英語、数学等特に計算や回答速度を要求される科目については、必要に応じて、適宜宿題を出す。
(常識派:労働者意識に目覚めた教師が自主的に労働量の増える仕事をするとは思えない。)
7.特に受験科目について、学級としての目標設定(例えば全員85点獲得運動)をして、先生、生徒と力を併せて目標達成のために頑張る。生徒で出来るものは出来ない人の質問に答えるよう勧める。
(常識派:労働者意識に目覚めた教師が自主的に労働量の増える仕事をするとは思えない。)
8.再度試験を行い、4、7を繰り返す。
これを読まれた人の多くはなんだ当たり前の事ではないかと思われるでしょう。
しかし、これがうまく行けば、そして有名私立高校を狙わねば、特に塾に行かずとも、普通程度の生徒は希望すれば、一般の進学校、優秀な生徒は,地もと有数の進学校に行く事が出来ると思います。
進学校に一旦入りさえすれば、中学校とは違って、次の様な勉強への好条件が備わっており、本人の心がけと能力次第で、どのような希望大学に進めると思います。
1.生徒は皆進学への意欲をもっており、中学校より教育環境がはるかに良くなる。
2.本人の心構えが変わる。
3.中学校と違って土曜日の補習授業が定期的に行われている。
括弧の中で記した問題点について、批判する一部の教師や日教組の人々にお願い。貴方たちの最大のお客さんである、生徒の抱える大きな問題を眼を瞑らないで下さい。
私たちは、最初に書いたように、収入に関係なく、生徒たちに教育の機会均等の機会を与えるように考えて下さいと祈る他ないのでしょうか。
毎日曜日と July 13 投稿参照