普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

何を話すか菅総理・今夜のテレ朝「報道ステーション」

2011-01-05 16:12:58 | 情報、マスコミ

 今夜のテレ朝「報道ステーション」の番組案内で、菅総理スタジオ生出演、何を実現し何を止めたいか聞きたい今の”覚悟”、小沢氏、仙石氏の問題聞きたい今の”決断”と書かれています。
[八方塞がりの菅さん]
 今の菅さんは文字通りの内憂外患。
 内憂とは勿論小沢さんとの権力争い。
 外患は八方塞がりの政策とそれに対するマスコミの批判、そして自民党を中心とする倒閣の動き。
 昨日の読売の社説
は、
・タイトルが「日本経済再生 閉塞感の打破へ政策を転換せよ」
サブタイトルでは
・「政策も外需も息切れ」
・「バラマキ農政を改めよ」
・「成長戦略の着実な実施を」
そして、最後に、
 菅首相は、事態の深刻さを率直に国民に説明し、税財政の抜本改革に取りかからねばならない。
 当然ながら、子ども手当や高速道路無料化など、国民に不評なバラマキ政策を続けたままでは、増税への理解を得られまい。
 まずは、マニフェストを早急に撤回し、日本経済の成長を促す地に足のついた政策を提示すべきだ。
と民主党政権の政策に対してコテンパン批判しています。
 各新聞やテレビではことある度に菅さんは国民に自分の考えを訴えるべきだと指摘していました。
 私も最近のブログのエントリーでは少子化に就いては若い人達の、高齢化問題に就いては高齢者の意識を変えて貰うためには、首相が直接国民に訴えるしかないと書いてきました。
[菅さんへ]
 菅さんに取っては、自分の話を(多分)編集なしに直接国民に訴える良い機会になると思います。
 私は菅さんが自分の思いの全てを曝け出して国民の訴えるのが、今マスコミで言われているように彼が唯一頼りとしている内閣の支持率を上げる最高の手段と思います。
 もし彼がオバマさんの就任演説のような話をすればその支持率は幾分かでも上がると思いますが、彼がどんな準備をしているのでしょうか。
 彼が昨日の記者会見のようにマスコミ、野党、それとも民主党内へ向けてのような発言をすれば私が思うような内閣の支持率は殆ど影響しないと思います。
[テレビ朝日へ]
 今回の菅さんの独占的なインタビューはテレ朝のヒットだと思います。
 それがヒットで終わるか、ホームランになるかは菅さんからどのような発言を引き出すから掛かっていると思います。
 菅さんの所で書いたように、昨日の記者会見程度の菅さんの話しの蒸し返しではヒットにもならないと思います。
 私が前にも書いたNHKの麻生さんとのインタビューのように、麻生さんの漢字の読み違いや発言の振れの くだらない質問に殆どの時間を費やし最後の一分そこそこで、麻生さんの基本的な考え方を質問などすれば、テレ朝はヒットどころかダブルやトリプルプレーに終わる可能性があります。 (参照:生活保護に関して、国民の責任・国民に対する首相の訴え 

 番組案内にあるように小沢さん、仙石さんの問題は昨日の記者会見以上の発言は出ないことは眼に見えています。
 そんな党内や野党対策などで内向きのことで時間を費やし、肝心の国民の本当に知りたいことが殆ど聞けないなら、NHKの麻生さんのインタピューの時のように視聴者のいらいらを増幅させるだけです。
 幸いアンカーの昨夜の古館さんは、消費税、TPP、日本の今後を如何に持って行こうと考えているか菅さんの本心を訊きたい と言っていますた。
 テレ朝はこの大きなチャンスを活かして、国民が本当に訊きたいことを代表して菅さんに訊くべきだと思います。
 そしてインタビューが旨く行けぱ、他社のテレビも新聞も見逃すことの出来ない、大きなニュースになると思います。
 そして時の首相がテレビを通じて直接国民に訴えるのが定常化すると言う、大きな流れに繋がると思うのですが。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキングへ