野田さんは岩手・宮城の瓦礫の広域処理・原発の再稼働に就いて・高齢者へ負担増かに就いて国民に訴えるべき
昨日の国会審議の中継で小泉進次郎さんの質疑の様子を見ました。
産経の「言い訳」首相にピシャリ!「野党でもつらい話する」と宣言では次のように書いています。
自民党の小泉進次郎衆院議員は6日の衆院予算委員会で、野田佳彦首相を前に“総崩れ”となっている民主党の平成21年衆院選マニフェストを批判すると同時に、政権奪還への決意を表明した。
小泉氏は、首相が「与党になってみえてくる風景というのもあります」とマニフェストが実行できていない「言い訳」を述べたのに反論した。さらに「与党は『あれができます、これができます』ではなく『厳しいんだけど、これやらせてください』という時代でしょ?」と首相に助言。「与党になったら風景が違いますなんてことはやめなきゃいけない」と諭した。
30歳の小泉氏の歯切れの良い“説教”に痛いところを突かれた54歳の首相は、ひたすら平身低頭。特に反論することもなかった。
私の様な普通のおっさんですら雄弁家として前評判の高かった野田さんが何故国民に直接語りかけないのか首をひねっていました。
確かに進次郎さんの言うように「厳しいんだけど、これやらせてください」と直接話せば今までもたついていたことも案外上手く進むと思うのですが。
[野田さんが直接国民に訴えたら良いと思うこと]
勿論野田さんや内閣が反対なら致し方ないですが、報道に依れば双方とも賛成と思われる項目を挙げてみました。
・岩手・宮城両県の瓦礫の広域処理
前にも書きましたように、国会でも同じ趣旨の質問がありましたが、野田さんはなにかもごもごと口の中で言うだけでした。
読売の世論調査では75%の人が受け入れ賛成しているのですから、党内でも100人近くの人達が瓦礫処理推進のグループがいる様なので、野田さんの一押しがあれば進むと思うのですが。
・原発の再稼働に就いて
これは就いて私も何度か書いて来ましたが、有名ブロガーの「中韓を知り過ぎた男」さんの文章 を引用します。(勿論私も全くの同意見です。)
原発が再稼働しないことで、追加的に中東などから輸入しなければいけない化石燃料だけで年間4兆円ほどかかります。すでに産業用の電気代は大幅に値上げされることが決まっています。
コストアップに耐えられなくなった工場は海外移転を加速させ、国内に留まった会社は安い海外製品に駆逐されて廃業においこまれ、結果失業者が増大していきます。反原発のムードで国の政策が歪められては、国が没落していくばかりです。
もし野田首相がリーダーに相応しい人ならば、「原発の危険性は分かったしかし直ぐに廃止するのではなく、次期エネルギーが構築されるまで我慢しましょう、日本の為に」と国民を説得するのが真のリーダーです。
・高齢者の負担増に就いて
野田さんは高齢者など特別扱いせずに次のようなことを訴えるべきです。
・高齢者へ定年後も仕事をするかボランテイアで地域活動をするか、それぞれ自分に適した分野でもっと働いて貰おうこと、そしために若い内から生活設計をすること
・生活に余裕のある人達は出来る範囲で年金、健康・介護保険の支払い分を殖やしたり支給分を減らすなど身を削る協力をして貰う
・健康に気をつけて健康・介護保険の負担を減らして貰う。そのために仕事を持つ、地域活動のへの参加など生き甲斐のある生活を送ること
その他野田さんの持論の社会福祉と税の一体改革などありますが、いずれにしても進次郎さんが言うように「厳しいんだけど、これやらせてください。」、「いろいろ考えもあるだろうが国のために協力して下さい」と自分を曝け出して訴えれば100%支持はされないでしょうが、きっとそれなりの効果は出てくると思います。
特に高齢者は権利意識の強い若い人達に比べて「国のため」という意識が残っている人が多いので、心を開いて訴えれば効果はあるように気がするのですが。
[何故野田さんが熱弁を振るわないのか]
然し上記三つの問題を書くうちに気付いたのですが、国民への負担を強いるだけでなく、年金の物価スライド制の復興、支給開始時期の延期、健康保険の自己負担増額などの引き延ばしに見られるように、民主党員の選挙を意識し過ぎた改革の先のばしなど、民主党員の落選の可能性増大の痛みも強いねばならないことです。
瓦礫処理、原発再開反対の理由は放射能に対する不安や風評被害など問題も、説明すれば判ることですが、問題は原発再開、瓦礫処理反対勢力の中には日教組など左派系の民主党支持の組合もあることですし、原発再開にも党内に反対の人達も多いかも知れませ ん。
私は野田さんが人の言う弁舌の才能を自ら封じているのは、彼の組閣や党内人事のようすから見れば支持母体や党内の配慮が大きすぎのような気がしてなら無いのですが。
そして党員たちも選挙を意識し過ぎて、高齢者や瓦礫処理反対16%の人達に見られる一部勢力に気をつかい過ぎているようで、結局はその事実が民主党政権の政策決定の遅れの原因の一つとなっているようです。
結局は東北復興を妨げている瓦礫処理、日本経済に大きな影響を与える原発再開、日本の財政に大きな影響を与えかねない、年金、健康・介護の問題の解決も野田さんの決心一つに可なりの程度かかっていることになるのでしょうか。
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昨日の国会審議の中継で小泉進次郎さんの質疑の様子を見ました。
産経の「言い訳」首相にピシャリ!「野党でもつらい話する」と宣言では次のように書いています。
自民党の小泉進次郎衆院議員は6日の衆院予算委員会で、野田佳彦首相を前に“総崩れ”となっている民主党の平成21年衆院選マニフェストを批判すると同時に、政権奪還への決意を表明した。
小泉氏は、首相が「与党になってみえてくる風景というのもあります」とマニフェストが実行できていない「言い訳」を述べたのに反論した。さらに「与党は『あれができます、これができます』ではなく『厳しいんだけど、これやらせてください』という時代でしょ?」と首相に助言。「与党になったら風景が違いますなんてことはやめなきゃいけない」と諭した。
30歳の小泉氏の歯切れの良い“説教”に痛いところを突かれた54歳の首相は、ひたすら平身低頭。特に反論することもなかった。
私の様な普通のおっさんですら雄弁家として前評判の高かった野田さんが何故国民に直接語りかけないのか首をひねっていました。
確かに進次郎さんの言うように「厳しいんだけど、これやらせてください」と直接話せば今までもたついていたことも案外上手く進むと思うのですが。
[野田さんが直接国民に訴えたら良いと思うこと]
勿論野田さんや内閣が反対なら致し方ないですが、報道に依れば双方とも賛成と思われる項目を挙げてみました。
・岩手・宮城両県の瓦礫の広域処理
前にも書きましたように、国会でも同じ趣旨の質問がありましたが、野田さんはなにかもごもごと口の中で言うだけでした。
読売の世論調査では75%の人が受け入れ賛成しているのですから、党内でも100人近くの人達が瓦礫処理推進のグループがいる様なので、野田さんの一押しがあれば進むと思うのですが。
・原発の再稼働に就いて
これは就いて私も何度か書いて来ましたが、有名ブロガーの「中韓を知り過ぎた男」さんの文章 を引用します。(勿論私も全くの同意見です。)
原発が再稼働しないことで、追加的に中東などから輸入しなければいけない化石燃料だけで年間4兆円ほどかかります。すでに産業用の電気代は大幅に値上げされることが決まっています。
コストアップに耐えられなくなった工場は海外移転を加速させ、国内に留まった会社は安い海外製品に駆逐されて廃業においこまれ、結果失業者が増大していきます。反原発のムードで国の政策が歪められては、国が没落していくばかりです。
もし野田首相がリーダーに相応しい人ならば、「原発の危険性は分かったしかし直ぐに廃止するのではなく、次期エネルギーが構築されるまで我慢しましょう、日本の為に」と国民を説得するのが真のリーダーです。
・高齢者の負担増に就いて
野田さんは高齢者など特別扱いせずに次のようなことを訴えるべきです。
・高齢者へ定年後も仕事をするかボランテイアで地域活動をするか、それぞれ自分に適した分野でもっと働いて貰おうこと、そしために若い内から生活設計をすること
・生活に余裕のある人達は出来る範囲で年金、健康・介護保険の支払い分を殖やしたり支給分を減らすなど身を削る協力をして貰う
・健康に気をつけて健康・介護保険の負担を減らして貰う。そのために仕事を持つ、地域活動のへの参加など生き甲斐のある生活を送ること
その他野田さんの持論の社会福祉と税の一体改革などありますが、いずれにしても進次郎さんが言うように「厳しいんだけど、これやらせてください。」、「いろいろ考えもあるだろうが国のために協力して下さい」と自分を曝け出して訴えれば100%支持はされないでしょうが、きっとそれなりの効果は出てくると思います。
特に高齢者は権利意識の強い若い人達に比べて「国のため」という意識が残っている人が多いので、心を開いて訴えれば効果はあるように気がするのですが。
[何故野田さんが熱弁を振るわないのか]
然し上記三つの問題を書くうちに気付いたのですが、国民への負担を強いるだけでなく、年金の物価スライド制の復興、支給開始時期の延期、健康保険の自己負担増額などの引き延ばしに見られるように、民主党員の選挙を意識し過ぎた改革の先のばしなど、民主党員の落選の可能性増大の痛みも強いねばならないことです。
瓦礫処理、原発再開反対の理由は放射能に対する不安や風評被害など問題も、説明すれば判ることですが、問題は原発再開、瓦礫処理反対勢力の中には日教組など左派系の民主党支持の組合もあることですし、原発再開にも党内に反対の人達も多いかも知れませ ん。
私は野田さんが人の言う弁舌の才能を自ら封じているのは、彼の組閣や党内人事のようすから見れば支持母体や党内の配慮が大きすぎのような気がしてなら無いのですが。
そして党員たちも選挙を意識し過ぎて、高齢者や瓦礫処理反対16%の人達に見られる一部勢力に気をつかい過ぎているようで、結局はその事実が民主党政権の政策決定の遅れの原因の一つとなっているようです。
結局は東北復興を妨げている瓦礫処理、日本経済に大きな影響を与える原発再開、日本の財政に大きな影響を与えかねない、年金、健康・介護の問題の解決も野田さんの決心一つに可なりの程度かかっていることになるのでしょうか。
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