金も要るが安定と希望も必要・一歩引き下がって再スタート・専業主婦にもっと光を
・格差社会を認める竹中さん
昨夜のNHKの[マイケル・サンデル究極の選択・格差拡大あなたはどこまで許せますか・能力主義は正義なのか・成功は努力の結果?それとも運?格差是正のための課税とは・サンデルVS竹中平蔵白熱のバトル」と言う番組を見ている内に気がつきました。
サンデルさんは竹中さんに日本では非正規社員が正社員と同じ仕事をしているのに、給料に差がついているのは、同一労働同一賃金の原則に反していないかかと質問したのに、竹中さんは正社員は会社の命令で転勤などしなければならないなど、非正規社員と労働条件が違うからだと返答、サンデルさんの更なる追求に、竹中さんは正社員は年功序列、終身雇用に胡座を書いているのが問題だと言っていました。
話はそれで終わりましたが、サンデルさんが更に追求すると竹中さんも最後は競争社会だから仕方がないと言う苦しい答弁に終わることになったのかも知れません。
紹介文には「白熱のバトル」とあるようにサンデルさんが更に竹中さんを追求すれば、竹中さんは日本に格差発生は当然だ。真面目に働いていても、表舞台に立たねば、リストラされても仕方がないと、視聴者に言いにくいことも言わねばならぬことになったでしょう。
私が気付いたのは紹介文で判るように、また司会のマイケル・サンデルさんははハーバート大学出身、参加の学生は日本の他には米国・中国ですからは番組は当然のように総て「金」を中心に廻っていることです。
[日本の現実]
・社会格差の拡大
・真面目に働いている人もリストラされる
・中国の台頭→日本企業の競争力の低下→非正規社員の増加→格差の拡大と日本の貧困化の傾向は中国の給与水準がある点で日本とバランスするまでは続く
・雇用の需給ギャップ
仕事が見つからない新卒者やリストラされた人達
医療・介護施設の人員不足
・止まらない少子化とその影響の拡大(内需・年金・健康・介護保険など)
・内需の縮小
・円高・電力不安による輸出企業の停滞・産業の空洞化・地域の衰退
・当面の問題、東北の災害の復旧・原発再開の要否決定・政治の低迷(これは当面でなく半永久的かも知れませんが)
他にも問題は多くあると思いますがこれから感じるのは、欲しいものは「金」は別として「生活の安定」と「将来への希望」です。
[私の提案]
それである程度「金」は抜きとしての提案です。
・非正規社員の正式社員化後、中国など新興国との競争できる程の全社員の給与削減
・余程のことの無い限り基本的には終身雇用を堅持し、従来のような企業への忠誠心を活かした自主管理活動など日本企業の良いところを活かす。
・経営者の給与は従業員の給与との見合いで決定。欧米のように授業員の給与カットやリストラして自分だけ高給を取ることは止める。
詰まり給与削減で企業の競争力回復→再度一億総中流意識を持つまで挑戦。
・専業主婦の役割の見直しと評価
子どもを産み育てる、地域社会への貢献、パートとして労働力不足の部分を補う
子どもが何らかの形で地域や国への貢献に対し表彰するとき母親(勿論専業、兼業主婦も含めて)も一緒に表彰する
・今までの女性の就業促進から、女性の価値観を尊重し専業・兼業の方向への支援に切り換える (いきなり専業、就職→寿退社または兼業続行のいずれ女性にも)
・頑張れば報われる制度にする。今までの行き過ぎた成果主義から裏方の地味な仕事を真面目にやって来た人にも光を当てる
男性では出来ない出産ができる女性の価値観の見直しで、少なくとも少子化の防止に繋げる。 (なお最近では卵子の高齢化の問題があるそうですね。)
[私の提案の問題点]
・金が総てと思われている今では通らない。 (昭和初期までの貧乏な時代でも(大戦に突入の動きを除けば)幸福だったことを経験している人が減って来ている。)
・従業員の給与削減など政治家も学者も言わない(未だに3%の経済成長と言う話が通っている。)
・中国など新興国の台頭での世界の給与水準の平均化が進んでいる現実を誰も言わない。
・女性の出産という自然の摂理を言えば女性差別だと批判が出る。
・経営者や従業員の収入減を嫌って海外へ逃げる人が出てくる。
上記のようにおそらくは実現不可能と思われる提案ですが、後になれば否応なしにそうならざるを得ない時が来るかも知れなし、もしそうでなければ日本は長い沈滞が続くような気がしますが、是非そうならないことを祈っています。
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参照:貧乏人の子沢山有用論 http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20070503
貧乏人は不幸か http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20070720
専業主婦の役割 http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20070527
少子化について(専業主婦にもっと光を当てよう) http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20080822
無縁社会と専業主婦の役割 http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20110103
・格差社会を認める竹中さん
昨夜のNHKの[マイケル・サンデル究極の選択・格差拡大あなたはどこまで許せますか・能力主義は正義なのか・成功は努力の結果?それとも運?格差是正のための課税とは・サンデルVS竹中平蔵白熱のバトル」と言う番組を見ている内に気がつきました。
サンデルさんは竹中さんに日本では非正規社員が正社員と同じ仕事をしているのに、給料に差がついているのは、同一労働同一賃金の原則に反していないかかと質問したのに、竹中さんは正社員は会社の命令で転勤などしなければならないなど、非正規社員と労働条件が違うからだと返答、サンデルさんの更なる追求に、竹中さんは正社員は年功序列、終身雇用に胡座を書いているのが問題だと言っていました。
話はそれで終わりましたが、サンデルさんが更に追求すると竹中さんも最後は競争社会だから仕方がないと言う苦しい答弁に終わることになったのかも知れません。
紹介文には「白熱のバトル」とあるようにサンデルさんが更に竹中さんを追求すれば、竹中さんは日本に格差発生は当然だ。真面目に働いていても、表舞台に立たねば、リストラされても仕方がないと、視聴者に言いにくいことも言わねばならぬことになったでしょう。
私が気付いたのは紹介文で判るように、また司会のマイケル・サンデルさんははハーバート大学出身、参加の学生は日本の他には米国・中国ですからは番組は当然のように総て「金」を中心に廻っていることです。
[日本の現実]
・社会格差の拡大
・真面目に働いている人もリストラされる
・中国の台頭→日本企業の競争力の低下→非正規社員の増加→格差の拡大と日本の貧困化の傾向は中国の給与水準がある点で日本とバランスするまでは続く
・雇用の需給ギャップ
仕事が見つからない新卒者やリストラされた人達
医療・介護施設の人員不足
・止まらない少子化とその影響の拡大(内需・年金・健康・介護保険など)
・内需の縮小
・円高・電力不安による輸出企業の停滞・産業の空洞化・地域の衰退
・当面の問題、東北の災害の復旧・原発再開の要否決定・政治の低迷(これは当面でなく半永久的かも知れませんが)
他にも問題は多くあると思いますがこれから感じるのは、欲しいものは「金」は別として「生活の安定」と「将来への希望」です。
[私の提案]
それである程度「金」は抜きとしての提案です。
・非正規社員の正式社員化後、中国など新興国との競争できる程の全社員の給与削減
・余程のことの無い限り基本的には終身雇用を堅持し、従来のような企業への忠誠心を活かした自主管理活動など日本企業の良いところを活かす。
・経営者の給与は従業員の給与との見合いで決定。欧米のように授業員の給与カットやリストラして自分だけ高給を取ることは止める。
詰まり給与削減で企業の競争力回復→再度一億総中流意識を持つまで挑戦。
・専業主婦の役割の見直しと評価
子どもを産み育てる、地域社会への貢献、パートとして労働力不足の部分を補う
子どもが何らかの形で地域や国への貢献に対し表彰するとき母親(勿論専業、兼業主婦も含めて)も一緒に表彰する
・今までの女性の就業促進から、女性の価値観を尊重し専業・兼業の方向への支援に切り換える (いきなり専業、就職→寿退社または兼業続行のいずれ女性にも)
・頑張れば報われる制度にする。今までの行き過ぎた成果主義から裏方の地味な仕事を真面目にやって来た人にも光を当てる
男性では出来ない出産ができる女性の価値観の見直しで、少なくとも少子化の防止に繋げる。 (なお最近では卵子の高齢化の問題があるそうですね。)
[私の提案の問題点]
・金が総てと思われている今では通らない。 (昭和初期までの貧乏な時代でも(大戦に突入の動きを除けば)幸福だったことを経験している人が減って来ている。)
・従業員の給与削減など政治家も学者も言わない(未だに3%の経済成長と言う話が通っている。)
・中国など新興国の台頭での世界の給与水準の平均化が進んでいる現実を誰も言わない。
・女性の出産という自然の摂理を言えば女性差別だと批判が出る。
・経営者や従業員の収入減を嫌って海外へ逃げる人が出てくる。
上記のようにおそらくは実現不可能と思われる提案ですが、後になれば否応なしにそうならざるを得ない時が来るかも知れなし、もしそうでなければ日本は長い沈滞が続くような気がしますが、是非そうならないことを祈っています。
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参照:貧乏人の子沢山有用論 http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20070503
貧乏人は不幸か http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20070720
専業主婦の役割 http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20070527
少子化について(専業主婦にもっと光を当てよう) http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20080822
無縁社会と専業主婦の役割 http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20110103