・小沢さんに首相の「覚悟」の見誤らせた責任は・民主党の欠けているものは民主党政権の失敗の総括だ・小沢さんを支持する人達へ、ついて行くのなら一歩退いて
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今国会で大きな山場とされていた6月15日は過ぎました。
民主・自民・公明はその程度の差こそあれそれぞれ妥協して、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案を修正し、今国会で成立させることで合意しました。
そして政府・与党は一体改革法案の修正協議進展で通常国会会期延長への調整に入ったそうです。 (以上読売より)
然し民主党内の反増税の動きは加速する一方で、民主党本部で行われた全議員対象の修正協議の報告会は文字通りの報告会だけで終わったそうです。
産経は渡部恒三最高顧問の「どうぞ小沢先生、鳩山先生、反対してください。国会はスッキリして素晴らしい物になります」。の発言を紹介してもはや党内の亀裂は修復しようがないと指摘しています。
小沢さんの立場から言えば、首相が採決に突き進めば、阻止する手だてはない。造反し、除籍されれば新党結成に走るしかないが、除籍覚悟で小沢氏と行動を共にする議員は「30人もいない」との見方は少なくない。
そこに 「週刊文春」に小沢氏の妻、和子さんが支援者宛てにつづった離婚を伝える手紙だ。それでも小沢氏はもはや強気を貫くしかない。青木愛衆院議員の後援会会合で「皆さまに訴えた肝心要の新年金制度が捨て去られようとしている。国民には理解されない。初心を思い起こそう。原点に返ろう!」と訴えた。そうです。 (以上産経より)
毎日新聞は元代表ら増税反対派は法案の国会会期末までの衆院採決に向けて、自ら乗り出した首相の気迫に押されている。
自民、公明両党が法案賛成に回れば、グループの数の力は意味を失い、少数派に転落する。自民党との連携にかじを切った首相には離党で揺さぶる「脅し」も効かない。グループ幹部の一人も「自分たちが多数を握り、党をグリップする展望がみえない」と漏らす。首相の「覚悟」を見誤ったことが、戦略の破綻につながった。と指摘しています。
[私の意見]
・毎日の言う首相の「覚悟」の見誤らせた責任は
私は昨日も書きましたが、毎日の意見を見ても野田さんに本当の覚悟があるのかないのか判りません。
小沢さんも見誤ってかのかも知れませんが、輿石さんの幹事長起用など、見誤らせるやり方をしたのを彼の高等戦術と言うより、私は野田さんが批判されるべきだと思うのですが。
私は端的に言えば選挙を意識しての小沢グープなどの人達と、程度は判りませんが不退転の野田さんの差が今出ていると思うのですが。
・民主党の欠けているもの鳩山・管・野田内閣の失敗の総括だ
今の所毎日新聞が言うように小沢さんとそれを支持する人達の配色が濃厚のようですが、一寸先は闇の永田町のことでこの先どうなるか判りません。
問題は今日の読売テレビで自民党の石原幹事長が言って居ましたが、今の一番の問題は「ばら蒔きをしないこと」です。
唯でさえ財政が厳しい時に一様にばら蒔いていては金がいくら逢っても足りません。
石原さんの言うように投資して効果のあるところに集中して金を出すしかありません。
子ども手当てで民主党が固執した理念(私は民主党の「固執した理念」が何か、だから何故そうせねばならないのか判りませんが)が仮に優れたものであっても、財政の厳しいときに、収入が多い家庭も少ない家庭と同様に支給、農家の個別所得補助でも、副業で農業をやっている兼業農家と生産性向上を目指している専業農家も同じ金額を支給するなど今の時点では考えられないことです。
小沢さんの発言「皆さまに訴えた肝心要の新年金制度が捨て去られようとしている」の真意は小沢さんのことですから判りませんが、年金制度反対で一銭も払ってない人まで、国の税金を使って支給せねばならないのでしょうか。
私は自民党の言うように自助、自己責任の精神に基づく以外の(日教組のお手手繋いで皆でゴール式の)給付は日本の金が余っている時以外は行うべきでないと思います。
民主党員は野田さんへ文句を言う前に、鳩山ー小沢ライン、管さん、野田さんの民主党政権の失敗の、そしての原因でるマニフエストの総括をすべきです。
例えば経済関係の中小企業に集中したマニフェストに就いて野党から経済無策と言われて慌てて、ばら蒔き4Kがそうだと言った事、天下り廃止ができずに出向と言い換える醜態などなど。
・小沢さんを支持する人達へ
小沢さんの様な長い政治経歴を持つのに、前に上げた渡部恒三さん、藤井裕久さん、自民党の野田毅さん、小池百合子さんなどかって盟友や後輩たちが去るどころか批判側に廻っていること、小沢グループに大臣になれる実力者の人達の数の少ないこと、(そして今の所は真偽は判らないが小沢夫人の手紙などみても、)就いて行くのは勝手だが、少なくとも一歩引いた立場であるべきと書いて来ました。
また彼の政治心情と今やっている事が合っているか否かも冷静な眼で見るのも我が身を誤らないためには良いと思います。
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今国会で大きな山場とされていた6月15日は過ぎました。
民主・自民・公明はその程度の差こそあれそれぞれ妥協して、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案を修正し、今国会で成立させることで合意しました。
そして政府・与党は一体改革法案の修正協議進展で通常国会会期延長への調整に入ったそうです。 (以上読売より)
然し民主党内の反増税の動きは加速する一方で、民主党本部で行われた全議員対象の修正協議の報告会は文字通りの報告会だけで終わったそうです。
産経は渡部恒三最高顧問の「どうぞ小沢先生、鳩山先生、反対してください。国会はスッキリして素晴らしい物になります」。の発言を紹介してもはや党内の亀裂は修復しようがないと指摘しています。
小沢さんの立場から言えば、首相が採決に突き進めば、阻止する手だてはない。造反し、除籍されれば新党結成に走るしかないが、除籍覚悟で小沢氏と行動を共にする議員は「30人もいない」との見方は少なくない。
そこに 「週刊文春」に小沢氏の妻、和子さんが支援者宛てにつづった離婚を伝える手紙だ。それでも小沢氏はもはや強気を貫くしかない。青木愛衆院議員の後援会会合で「皆さまに訴えた肝心要の新年金制度が捨て去られようとしている。国民には理解されない。初心を思い起こそう。原点に返ろう!」と訴えた。そうです。 (以上産経より)
毎日新聞は元代表ら増税反対派は法案の国会会期末までの衆院採決に向けて、自ら乗り出した首相の気迫に押されている。
自民、公明両党が法案賛成に回れば、グループの数の力は意味を失い、少数派に転落する。自民党との連携にかじを切った首相には離党で揺さぶる「脅し」も効かない。グループ幹部の一人も「自分たちが多数を握り、党をグリップする展望がみえない」と漏らす。首相の「覚悟」を見誤ったことが、戦略の破綻につながった。と指摘しています。
[私の意見]
・毎日の言う首相の「覚悟」の見誤らせた責任は
私は昨日も書きましたが、毎日の意見を見ても野田さんに本当の覚悟があるのかないのか判りません。
小沢さんも見誤ってかのかも知れませんが、輿石さんの幹事長起用など、見誤らせるやり方をしたのを彼の高等戦術と言うより、私は野田さんが批判されるべきだと思うのですが。
私は端的に言えば選挙を意識しての小沢グープなどの人達と、程度は判りませんが不退転の野田さんの差が今出ていると思うのですが。
・民主党の欠けているもの鳩山・管・野田内閣の失敗の総括だ
今の所毎日新聞が言うように小沢さんとそれを支持する人達の配色が濃厚のようですが、一寸先は闇の永田町のことでこの先どうなるか判りません。
問題は今日の読売テレビで自民党の石原幹事長が言って居ましたが、今の一番の問題は「ばら蒔きをしないこと」です。
唯でさえ財政が厳しい時に一様にばら蒔いていては金がいくら逢っても足りません。
石原さんの言うように投資して効果のあるところに集中して金を出すしかありません。
子ども手当てで民主党が固執した理念(私は民主党の「固執した理念」が何か、だから何故そうせねばならないのか判りませんが)が仮に優れたものであっても、財政の厳しいときに、収入が多い家庭も少ない家庭と同様に支給、農家の個別所得補助でも、副業で農業をやっている兼業農家と生産性向上を目指している専業農家も同じ金額を支給するなど今の時点では考えられないことです。
小沢さんの発言「皆さまに訴えた肝心要の新年金制度が捨て去られようとしている」の真意は小沢さんのことですから判りませんが、年金制度反対で一銭も払ってない人まで、国の税金を使って支給せねばならないのでしょうか。
私は自民党の言うように自助、自己責任の精神に基づく以外の(日教組のお手手繋いで皆でゴール式の)給付は日本の金が余っている時以外は行うべきでないと思います。
民主党員は野田さんへ文句を言う前に、鳩山ー小沢ライン、管さん、野田さんの民主党政権の失敗の、そしての原因でるマニフエストの総括をすべきです。
例えば経済関係の中小企業に集中したマニフェストに就いて野党から経済無策と言われて慌てて、ばら蒔き4Kがそうだと言った事、天下り廃止ができずに出向と言い換える醜態などなど。
・小沢さんを支持する人達へ
小沢さんの様な長い政治経歴を持つのに、前に上げた渡部恒三さん、藤井裕久さん、自民党の野田毅さん、小池百合子さんなどかって盟友や後輩たちが去るどころか批判側に廻っていること、小沢グループに大臣になれる実力者の人達の数の少ないこと、(そして今の所は真偽は判らないが小沢夫人の手紙などみても、)就いて行くのは勝手だが、少なくとも一歩引いた立場であるべきと書いて来ました。
また彼の政治心情と今やっている事が合っているか否かも冷静な眼で見るのも我が身を誤らないためには良いと思います。
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