普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

北九州市のがれき処理報道

2012-06-23 11:57:40 | 地方分権と再生
・相変わらず瓦礫処理反対の少数派の言行ばかりを取り上げて、それを力付け風評被害を広げるマスコミ、特にテレビの報道。
人気ブログランキングへ 政治・社会問題へ
 18日に九州市のがれき受け入れと地方分権とマスコミ報道のエントリーして以後の報道です。 (括弧内は私の意見です。)
・石巻市の震災がれき処理について、北橋市長は市議会6月定例会の最終本会議で受け表明。市議や賛成派の市民から「頑張れ」と言う声援や拍手。一方「受け入れ反対など何度も叫び議事妨害したとして16名退場させられた。 (読売新聞より) (町内の説明会のときは町内の住民に限ったので平穏の内に終わりましたが、市議会はそれをしなかったので市外のセミプロの人達が入ったのでしょう。)
・NHKでは北橋さんの演説の一部と反対派の動き、そしていつも出る反対派の女性の「始めから受け入れありきは認められない」と言う発言を最後まで放送。市民の声として賛成、反対、判らないという言う意見を公平に?一人づつ放送。 (青年商工会議所の調査では約70%の人が賛成しているのに。 私は少数意見も尊重すべきだが、市民がどう思っているかは選挙の時の出口調査や、テレビでの街頭調査のようにボードに賛成、反対の印を貼り付けるなどの調査をするべきだと思うのですが。傍聴席の反対の意見を訊くのなら賛成の意見も同じ時間を割いてきくべきです。このやり方による少数派の意見から風評被害などのムード作りにテレビが関与することになるのだと思います。)
・大阪市もがれき受け入れ決定(ツイッターを見ると早速反対の投書勧誘のツイートが続々、橋下さんとのツイッターのバトルが見物ですが、橋下さん流の頑張りを願っています。)
・北九州市の決定に対し石巻市長から「受け入れを正式に表明して頂いたこと、北橋市長みずから市に状況を精査したこと、厳しい判断をして頂いた事、北九州市民の理解にたいして厚くお礼申し上げます」とのコメントの発表。
・北九州市は風評被害対策室設置、専任5名、兼任40名を当てた。 
・市議会の反応
 全会一致で議決したので勿論各派とも評価。
 もう少し早く決断しても良かった。
 市長の地もと農産物購買運動に協力する
 被害のデマの情報源を調査の必要。
 市長はし安全性の検証や説明を丁寧にやってきた。
(これにも珍しく社民系の人の評価のコメントも入っています。)
・読売が珍しく前向きの市民の賛成の意見と風評被害の心配の意見を報道。
・NHKが瓦礫処理反対派の「がれき処理量の見込みが減っているので、北九州市は処理を止めるべき」と言う市への申し入れを発表を放送。 (反対派もややトーンダウンの発言、それにしても何故市民の30%切れる反対派の意見をわざわざ放送しなければならないのでしょう。)
・九州山口の県庁所在都市の対応
a.受け入れ検討中は長崎市と大分市だけ
b.その他の市の反対理由(複数回答)
国の対応不足4市、安全性が確立されてない4市、広域処理の必要量か下方修正されている1市 (国の所為ばかりにして東北の支援をしないで地方分権などできるでしょうか。読売も解説記事で指摘して居ましたが、安全性の文句を言う前に北九州市の実績を調査して言うべきです。これを見るとやはり自分達の地域さえ良ければ良い、少数だが行動力のあるがれき処理反対派の対応など避けたいという意図が見え見えです。)
・先日紹介した仙台在住のシンガーのHiroko's voice さんの誤解と偏見がもたらすもの~北九州市がれき受け入れ反対派の抗議騒動について・続編を見つけましたので、がれき処理賛否両方の方も被災者側の意見をごらん下さい。
[前回の投稿へのコメント] 
 私の小ブログに寄せて頂いたコメントに就いて私の意見を書いて置きます。賛否両論の方達とも良くある「コピベ」でなく、ご自分のご意見を時間を割いて書いて頂きまして有り難うございました。 (括弧内は私のコメントに対する返事です。)
・私は北九州生まれの北九州育ちだがれき受け入れは反対。 (判りました。)
・ガレキは発生地で埋め立て処分するのがよい。わざわざ、高価な燃費を遣って運ぶ必要はない。 (がれき処理施設の建設費を比べれば、北九州市で処理したほうがはるかに安く済みます。がれき処理は北九州市が好きでするのでなく国と石巻市から頼まれたからやるのです。)
・北九州市でも廃棄物焼却工場の近くでは、地価の下落が生じるだろう。 (焼却工場の存在で他の地域より付近の地価が安いか知れませんが、廃棄物焼却前から以後も定期的に測定しており全く問題ないので廃棄物焼却による地価は変わらないと思います。私も内部を見たことがありますが、北九州市は環境都市と言われるだけ焼却工場は公害防止に万全を期した装置を持つ最新鋭工場です。一昔見た山奥の「ごみ焼場」と全く違います。)
・反対の理由の一つに風評被害を上げられております。風評被害を問題視することに違和感を覚えてなりません。むしろ不評被害を煽りたて大きくしているのではありませんか。 (賛成)
・福島県、宮城県、岩手県に住んでいるいる人たちの気持ちを考えたことはあるのだろうか。瓦礫に処理は最優先に取り組み協力すべきと考えます。 (賛成)
・石巻市の福島原発からの距離は、水戸と同じようなのもで、勿論、放射能は問題ありません。瓦礫処理の反対者は脱原発運動と結びついている事に問題がありそうです。 (賛成)
・高齢化する過激派の現在の活路は「沖縄」と「原発」です。これらは、不安感を煽って、住民への浸透という手法を取ります。確かに、不安を感じている「市民」は多いので、その人達の不安を煽り、彼らを前面に出して、「市民性」を演出するのが彼らの常套手段です。小さな子どもを抱えて、不安に感じているお母さんなどは、彼らの格好のターゲットです。 (私もほぼ同様な意見です。)
・ガレキがそれほど心配ないなら、被災地で処理すればよい。わざわざ、高い燃費を払って、北九州市に運ぶ必要などない。ガレキの処理で雇用を生み出せるのだから。耕作不可能な農家とか、人々が帰ってこないので、商売にならない零細業者、例えば、理髪業などの人たちに、つなぎの雇用を与える。 (似たようなコメントは他に1件) (意味は良く判りますし、次のコメントと共に国全体のことに就いて書かれているようですが、北九州市の場合は前に書いたように石巻市の依頼でやているのです。東北地方の地域の人達が自分達で処理したいというなら、被災地以外の自治体がそれに併せていらぬ干渉を避けるのは当然です。)
・ガレキも金属、木材、コンクリートなどに分けることができれば、大きな資源だ。鉄鉱石などより、効率的に金属が採れる。 (北九州市の場合は受け入れてるのは木切れだけです。)
・がれき受け入れ賛成派は、利権がらみの市長達と隠蔽したい政府の格好のターゲットです。 (北九州市の場合共産・社民の議員まで賛成ですが具体的な証拠は?)
・瓦礫は被災地で処理するのが一番良い事は当然です。でもそれでは長期間かかるので、早く復興させるため、全国各地に依頼している訳です。放射能は問題ないのですから、北九州市長の決断を多いに評価します。もっと被災地に近い自治体でもやって貰いたいものです(賛成、特に最後のご意見は大賛成です。)
・反原発運動の山本太郎は、横須賀の瓦礫処理の説明会に来て,抗議行動をしていました。瓦礫処理の反対運動は、横須賀市民ではなく、一部の反原発派が行っている事が分ります。前回逮捕された人は北九州の人ではありませんでしたね。色々理屈をつけて反対する事は可能ですが、まず被災地の復興に協力する事が大切だろうと思います。  (反対の北九州市民の内、70%賛成の市民の前で過激な行動に出る人は、市民の5%にも満たないごく一部の人達と思います。)
北九州市民:ブログ主の言うように大体報道の仕方が間違っている、周りを困惑させているだけだと、私も前から思って憤りを感じてなりませんでした。北九州市と言えば人情の厚い街です。 (全体的に言って私もそう思います。)
・この件はもともと宮城県の知事さんの要請があって(北橋市長も何度も石巻に足を運んで目で確かめ、石巻の住民、市長の困っている事も確認しての)踏み込んだ事なので、受け入れもしないところの人が「瓦礫を受け入れられて宮城も迷惑してる」とか言う事自体がおかしな話なのです。 (賛成)
・今日正式に受け入れ表明が決まってホッとしました!どうせいつまでも反対派の人々がしつこくうるさいのでしょうけどw。北九州市民として納得の結果です。 (私も元北九州市市民として同感です。)
・どこの人か知らないけど、色々へ理屈を言って反対のための反対をする人もいる。被災地に行って、被災地の人達の前で言ってみたらどう?その勇気があるかな? (誰でもそう思いますが、報道に依ればそんな(心ない跳ねっ返りの)人達も居たそうです。)


このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキングへ</fo</font>