・支離滅裂の民主党と国民の自民党アレルギー・総理候補を採点・軽薄に成りかけた文春?
野田・谷垣会談で「近いうちに国民に信を問う」の近いうちが問題になっています。
民主党の輿石幹事長は9日の記者会見で、8日の野田首相と谷垣自民党総裁の会談で衆院解散について「近いうち」に国民に信を問う」と合意したことに関して、それぞれ9月に党首選を迎える首相と谷垣氏が再選できなければ白紙になる可能性があるとの認識を示した。 (読売より)そうです。
・事実は野田・谷垣会談の話しで文字通り「近いうち」にか何月までにとか野田さんが約束したか否かは二人だけにしか判らないこと。
・解散の前に1票の格差の問題の解決、周知などで正式の手続きをすれば年末解散がやっとのこと
・民主党内には野田降ろしが始まっていること。もし他の人が代表→首相になれば俺は知らないと言えば「近いうち」はお終いになること
・野田さんが民主党の政権陥落の可能性の高い国会解散をしてでも福祉と税の一体改革に政治生命を賭けるのか、幹事長の輿石さん始めの不思議な人事を見れば全く予想がつかないこと。
・9月の総裁選ではもし対立候補が立てば、谷垣さん落選の可能性があるので彼に取っては首相ななるチャンスは総裁選前の解散しか殆どないし、もし野田さんが自民党が期待するような早期解散が無ければ谷垣さんは完全にアウトになること。
・支離滅裂の民主党と国民の自民党アレルギー
それにしても野田さんの発言の否定とも取れる発言の輿石さん、政権陥落の危機におおっぴらに野田降ろしをする人たち、党内にあって反野田行動を公然とする鳩山さんとその処分も出来ない野田さんや党幹部。麻生さん時代の自民党以上の混乱ぶりです。
そうかと言って自民党では!!と言う多くの国民。彼らの自民党アレルギーが全く治っていないのに、幹部の若返り以外の対症療法を全く示さない谷垣さんと自民党。
・総理候補を採点
その様な閉塞状態の政界の中で、文藝春秋の最新号に「政治部、経済部記者70人大アンケート・日本人の最後の選択「総理候補を採点」した結果が出ましたのでその線に沿って私の気になる人へのコメントと私の感想(括弧内)を書いて見ます。
1位 小泉進次郎、2位 野田佳彦、3位 細野豪志、4位 石破茂、5位 橋下徹、以下林芳正、石原慎太郎、仙石、枝野、岡田、谷垣。
・小泉、細野、林の各氏が上位に入ったことは政界の人材不足を示している。 特に小泉進次郎さんは勉強していること、理解力あること、弁が立つ一方謙虚なことなどで官僚からの評判も良い。 (将来性は良いが現在の政局では首相にはなれない。)
・野田さん:3党合意での福祉と税の一体改革ず筋道を付けたことの評価(私の見方は前記)
・細野さん:原発問題での真摯な態度(彼だけの責任だけではないと思うが将来のエネルギー政策を世論で決めて貰うおうと言うやり方に首を捻る。)
・石破さん:政策通で女性陣に評判が良いが、金に厳しいことで人があまり寄りつかない(次の総理の上位の常連。政治と金が問題の今の時勢で、金に厳しいことはある意味でプラス。私のお勧め)
・橋下:一般の評判から見れば意外の不評。理由は原発問題などの発言の振れ、全国レベルの政策が非現実的(私が何度も書いて来たことと似た意見。大阪府・市に関する政策の評価は抜群。まず大阪を固めること。中央に出るなら公務員制度の改革とか政治主導の行政改革などに絞ること。)
・岡田さん:(小泉郵政選挙で消費税増税を表看板で善戦した岡田さん。野田さんの輿石人事も含めて今までふらついてきた民主党と同政権に必要なのは原理主義と言われる程のくそ真面目な彼が必要。彼なら近い内解散は知らないとは言わない?)
谷垣さん:おとなし過ぎる、派閥の領袖の言いなり、若い人達からは言われ放題(私の見方は前記。次の総理の低位の常連。最近の毎日の世論調査で、自民の谷垣総裁は「望む」19%、「望まない」72%)
安倍さん:途中で総理の座を放り出したのにまた自民党総裁選を狙っている。彼の言う憲法問題は今は誰も相手にしない。(今回は番外だが、次の総理の上位の常連。世論がどうあろうと憲法改正は避けて通れない。彼は国民投票法や教育基本法の成立させた他、公務員制度改革に本格的に取り組んだ首相の一人。前回も書いたように武力が使えない日本の武器としての情報機関の設置を提唱など、辞め方は拙かったが日本として是非復活して貰いたい人。私のお勧め)
文春も意識して纏めたのかも知りませんが、全体的に言えば少しこの記事は「政治」に触れている人達の一杯飲み屋での話し程度の信頼性しかないようです。
文芸春秋もかってはその評論で日本の政治に大きな影響を与えて来ました。
しかし最近は週刊文春の、大ブーイングを起こした橋下さんの出自報道など、少し軽くなって来たような気がしますが、言論界の中心として頑張って貰わねば困ります。
・言論紙・週刊誌の役割
何回か書きましたが、国民の新聞離れ、テレビの経費削減のために同じ映像を何度も使え、ギャラの安い人?使えるニュース番組の増加とワイドショー化での報道の軽薄化です。
小泉選挙の刺客報道で選挙中にも小泉さんと刺客中心の報道で小泉さん大勝。
結果は猪瀬さんの道路公団の民営化、竹中さんの金融制度改革は少し進みましたが、表看板の郵政改革は完全に失敗に終わりました。
そして安倍さんの時の閣僚の政治資金管理疑惑を想起せる選挙中の赤城さんの「絆創膏」、選挙直前の麻生さんの漢字の読み違え発言の振れ報道。そして民主党政権の誕生。そして現在の惨状です。
テレビの報道の軽薄化に加えて、新聞紙にも自社の主張に添った報道しかしない朝日新聞を始めとして各新聞紙もそれなりの報道は批判の傾向があります。
読売新聞でも朝日と同様に創価学会から大きな広告料を貰っているようですし、ナベツネさんが絡む報道は割り引いて読む必要があります。 (私は完全にスルーしています。)
新聞紙全体としても、宗教関係の他、問題など一般に弱いと言われている人達の不利になるような報道を控える傾向もあります。(権力者に成り掛けている橋下さんを目指した彼のの出自報道は結果的には記事の趣旨に反して彼を応援する結果となりました。)
そう言う時こそ言論雑誌や週刊誌の出番で、その報道で一般の人達も新聞・テレビの放送の裏側を知ることができます。 言論誌、週刊紙も金儲けも良いですが、その役割を充分に弁えて頑張って下さい。
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野田・谷垣会談で「近いうちに国民に信を問う」の近いうちが問題になっています。
民主党の輿石幹事長は9日の記者会見で、8日の野田首相と谷垣自民党総裁の会談で衆院解散について「近いうち」に国民に信を問う」と合意したことに関して、それぞれ9月に党首選を迎える首相と谷垣氏が再選できなければ白紙になる可能性があるとの認識を示した。 (読売より)そうです。
・事実は野田・谷垣会談の話しで文字通り「近いうち」にか何月までにとか野田さんが約束したか否かは二人だけにしか判らないこと。
・解散の前に1票の格差の問題の解決、周知などで正式の手続きをすれば年末解散がやっとのこと
・民主党内には野田降ろしが始まっていること。もし他の人が代表→首相になれば俺は知らないと言えば「近いうち」はお終いになること
・野田さんが民主党の政権陥落の可能性の高い国会解散をしてでも福祉と税の一体改革に政治生命を賭けるのか、幹事長の輿石さん始めの不思議な人事を見れば全く予想がつかないこと。
・9月の総裁選ではもし対立候補が立てば、谷垣さん落選の可能性があるので彼に取っては首相ななるチャンスは総裁選前の解散しか殆どないし、もし野田さんが自民党が期待するような早期解散が無ければ谷垣さんは完全にアウトになること。
・支離滅裂の民主党と国民の自民党アレルギー
それにしても野田さんの発言の否定とも取れる発言の輿石さん、政権陥落の危機におおっぴらに野田降ろしをする人たち、党内にあって反野田行動を公然とする鳩山さんとその処分も出来ない野田さんや党幹部。麻生さん時代の自民党以上の混乱ぶりです。
そうかと言って自民党では!!と言う多くの国民。彼らの自民党アレルギーが全く治っていないのに、幹部の若返り以外の対症療法を全く示さない谷垣さんと自民党。
・総理候補を採点
その様な閉塞状態の政界の中で、文藝春秋の最新号に「政治部、経済部記者70人大アンケート・日本人の最後の選択「総理候補を採点」した結果が出ましたのでその線に沿って私の気になる人へのコメントと私の感想(括弧内)を書いて見ます。
1位 小泉進次郎、2位 野田佳彦、3位 細野豪志、4位 石破茂、5位 橋下徹、以下林芳正、石原慎太郎、仙石、枝野、岡田、谷垣。
・小泉、細野、林の各氏が上位に入ったことは政界の人材不足を示している。 特に小泉進次郎さんは勉強していること、理解力あること、弁が立つ一方謙虚なことなどで官僚からの評判も良い。 (将来性は良いが現在の政局では首相にはなれない。)
・野田さん:3党合意での福祉と税の一体改革ず筋道を付けたことの評価(私の見方は前記)
・細野さん:原発問題での真摯な態度(彼だけの責任だけではないと思うが将来のエネルギー政策を世論で決めて貰うおうと言うやり方に首を捻る。)
・石破さん:政策通で女性陣に評判が良いが、金に厳しいことで人があまり寄りつかない(次の総理の上位の常連。政治と金が問題の今の時勢で、金に厳しいことはある意味でプラス。私のお勧め)
・橋下:一般の評判から見れば意外の不評。理由は原発問題などの発言の振れ、全国レベルの政策が非現実的(私が何度も書いて来たことと似た意見。大阪府・市に関する政策の評価は抜群。まず大阪を固めること。中央に出るなら公務員制度の改革とか政治主導の行政改革などに絞ること。)
・岡田さん:(小泉郵政選挙で消費税増税を表看板で善戦した岡田さん。野田さんの輿石人事も含めて今までふらついてきた民主党と同政権に必要なのは原理主義と言われる程のくそ真面目な彼が必要。彼なら近い内解散は知らないとは言わない?)
谷垣さん:おとなし過ぎる、派閥の領袖の言いなり、若い人達からは言われ放題(私の見方は前記。次の総理の低位の常連。最近の毎日の世論調査で、自民の谷垣総裁は「望む」19%、「望まない」72%)
安倍さん:途中で総理の座を放り出したのにまた自民党総裁選を狙っている。彼の言う憲法問題は今は誰も相手にしない。(今回は番外だが、次の総理の上位の常連。世論がどうあろうと憲法改正は避けて通れない。彼は国民投票法や教育基本法の成立させた他、公務員制度改革に本格的に取り組んだ首相の一人。前回も書いたように武力が使えない日本の武器としての情報機関の設置を提唱など、辞め方は拙かったが日本として是非復活して貰いたい人。私のお勧め)
文春も意識して纏めたのかも知りませんが、全体的に言えば少しこの記事は「政治」に触れている人達の一杯飲み屋での話し程度の信頼性しかないようです。
文芸春秋もかってはその評論で日本の政治に大きな影響を与えて来ました。
しかし最近は週刊文春の、大ブーイングを起こした橋下さんの出自報道など、少し軽くなって来たような気がしますが、言論界の中心として頑張って貰わねば困ります。
・言論紙・週刊誌の役割
何回か書きましたが、国民の新聞離れ、テレビの経費削減のために同じ映像を何度も使え、ギャラの安い人?使えるニュース番組の増加とワイドショー化での報道の軽薄化です。
小泉選挙の刺客報道で選挙中にも小泉さんと刺客中心の報道で小泉さん大勝。
結果は猪瀬さんの道路公団の民営化、竹中さんの金融制度改革は少し進みましたが、表看板の郵政改革は完全に失敗に終わりました。
そして安倍さんの時の閣僚の政治資金管理疑惑を想起せる選挙中の赤城さんの「絆創膏」、選挙直前の麻生さんの漢字の読み違え発言の振れ報道。そして民主党政権の誕生。そして現在の惨状です。
テレビの報道の軽薄化に加えて、新聞紙にも自社の主張に添った報道しかしない朝日新聞を始めとして各新聞紙もそれなりの報道は批判の傾向があります。
読売新聞でも朝日と同様に創価学会から大きな広告料を貰っているようですし、ナベツネさんが絡む報道は割り引いて読む必要があります。 (私は完全にスルーしています。)
新聞紙全体としても、宗教関係の他、問題など一般に弱いと言われている人達の不利になるような報道を控える傾向もあります。(権力者に成り掛けている橋下さんを目指した彼のの出自報道は結果的には記事の趣旨に反して彼を応援する結果となりました。)
そう言う時こそ言論雑誌や週刊誌の出番で、その報道で一般の人達も新聞・テレビの放送の裏側を知ることができます。 言論誌、週刊紙も金儲けも良いですが、その役割を充分に弁えて頑張って下さい。
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