普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

どうした安倍さん(お友達内閣の二の舞か)

2014-03-17 12:23:28 | 安倍内閣
私は自分のブログの07年9月の「安倍さんの研究」で安倍さんはある程度の所で首相の地位を一旦退いて、経験を積んだあと再度出直すべきと書きました。
その理由は教育基本法、国民投票法の成立などの成果を挙げ、国際情勢を考えて靖国参拝の自粛、主張する外交のための情報機関の設置を政策にあげた一方、「お友達内閣」と言われる政権運営の拙さがあったからです。
そして私の考えた通り再起を果たしましたが、最近は首を捻ることばかりです。
僅か一二カ月の討議延長しても充分間に合うのに、そして維新の会や皆の党も法案そのものに賛成しているのに、両党の反対のもとで特定秘密保護法の強硬裁決をして支持率を下げました。
これからTPPの交渉で農産物問題、消費勢増税を前に日経平均の乱高下(追記:クリミア半島問題でのロシアへの対応)などなど難しい決断を迫られるとき唯一の頼りの自民党支持率を1%も下げてはいけないときに。
私はこの段階で自民党首脳部に安倍さんの走り過ぎにブレーキを掛けるべきと言いたかったのですが生憎ブログを閉鎖していました。(勿論これに書いても政局が動く訳はありませんが。)
そして靖国参拝の大失敗。
安倍さんはこのことについて中国、韓国に丁寧に説明すると言っていますが、彼らが聞く耳を持たないどころか、それに自分達の主張の正当化に利用することは、後で米国から「安倍さんの参拝は中国韓国を利するだけ」とに言われなくても誰でも分かりきっているのに。
安倍さんは戦争で死んだ人にお参りするのは首相として当然だと言っています。
そのような心の問題なら誰にも知られぬ時を選んで参拝するか、官邸で神主を呼んで拝礼しても戦死者とは心が通じるのに。
何故マスコミの前で堂々とデモンストレーションをしなければならないのか。
喜ぶの一部の戦没者の遺族とネット右翼だけ。
心ある遺族の方たちのなかには彼の参拝で、日本が不利な立場にならなければ良いがと心配している人も多いと思います。
安倍さんの最近の走り過ぎはネット上の靖国参拝で75%近くの賛成支えられていることからの自信だそうですが、首相ともなればユーチューブの「お友達」の「良いな」の調子に乗らず、安倍さんの首相就任時から書いているように石破さんなど党の信頼ある人達との意見の調整をして慎重に動きをすべきだと思います。
傍目からみますとお安倍さんは友達内閣の失敗を繰り返しているように見えて仕方がないのですが。

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