また素人の経済談義ですので間違いや書き足らぬことなど多いと思いますので、お気づきのことがありましたらご指摘下さい。
[世界の動き]
*絶対的に動かないもの
a (地殻の大変動がない限り)世界の陸地と、b.資源の枯渇(石化資源など何十億年単位で考えれば再生できるか知れないが、それまで人間がいるかどうか判らない、そのそのスパンでは地熱も限りある資源)
*ほぼ動かないものc:国の領土(第二次世界大戦でほぼ決定、これに関しては黄色人種の日本が白色人種の各国と何年も戦ったのが民族自決の気運を起こし植民地開放となった)
d:領土に限ったことではないが、各国とも他国を全面的に信頼できずにいざと言う時に備えて軍備を持っている、特に核兵器は大国間の戦争抑止の原因となっている
*ほぼ決定的に見えるもの
共産主義、社会主義体制の敗北(しかし中国などは共産主義と資本主義を両立、スエーデンなど北欧諸国は社会主義的な政策も取り入れている)
*人道的に当然なこと
e:政府自国の人達を豊かにしようとすること、先進国もODAなどで開発途上国を支援
*経済問題
・f:市場中心主義、自由主義経済の世界的な拡がり
・EUの成立(c、d,fに対応するため)
・g:国の富の平均化と偏在が起こる(d,e,fのため、上手く行った国:中国など新興国 、具合が悪くなった国:日本、最近のEU、米国などかって先進国と言われた国)
・h:ドル中心の基軸通貨制度
物々交換→金本位制→ドル中心の基軸通貨制度(金本位制度までは混乱の起こる原因はあまりないが、紙幣の発行はる国は幾らでも出来る、特に基軸通貨のドルを持っている米国の資金融和策の影響大問題→実態経済とかけ離れた通貨の流通→各国の政府のコントロール出来ない通貨の動きによる世界経済の混乱)
・i:為替レートは基本的には2つの通貨の交換価値であり市場で決まるものとされているが、各国の政府の意向や他国への圧力、国の金融状況などで、決まることも多く実態経済とかけ離れたことに成りやすい
実はこれらの動きに就いても、おかしい所がありますが、素人が世界のことを言っても仕方がないことなので省略します。
[日本の不思議 (括弧内は日本および世界的な問題につけたアルファベットです。)
・A:少子化高齢化に就いては年金問題などで緊急の話題となっているのに、この儘で行けば人口が何処で収斂するのか、理想的な国民の数、年齢構成など殆ど論議されない。
・B:農村問題(漁村、林業従事者も含む)
農村の平均年齢は19年で約65歳と言われているのに、具体的な対策は何も取られていない、最近の平均年齢の増加率は1年で約1.1%だから、大まかに言えば29年には約71歳、高齢者の多い島根県など75歳?近くになる、それまでに農村が成り立つだろうか?(A.)
・農村再生の中心であるべき、また今までの経緯から中心的存在として最適の農協などの農業団体の在り方は殆ど論議されない(A.B.)
・C:自民党政権末期から最近まで、経済成長路線、内需の拡大が盛んに論議されていたが、最近は下火になってしまった。
GDPの成長率も上昇率も-2~+2%前後、内需も産業の空洞化、デフレ、少子化、低賃金化でさっぱり。(A.f.g.)
政治家の中にはまだ自説を固守する人達がいるが、多くの経済の専門家は経済の問題点は指摘しても、打開策には沈黙。(A.B.f.g.)
・財政健全化のための増税は景気が良くなってと言う政治家、しかしいつ景気が良くなるかは誰も示さない。(C.g.)
独り元気の良いのは、お札を刷れと言う人達だが、賛成する専門家は殆どいない。
・素人考えでは復興需要で、民主党内閣が上手く処理すれば、一次的に景気は良くなるような気もするが、900兆から最近は1000兆に登るという国債を返還し、財政が健全化できる時期に就いてはだれも言わない。(C.f.g.)
・今までの日本を支えてきた唯一の希望の輸出の妨げになっている、円高対策は政府も日銀もお手上げ? (f.i.)
・比較的健全な日本の金融が、円高の一因と言われているが、リーマンショックを上手く乗り切った日本から、失敗して金融機関を持つ外国への発信がない。(h.i.)
・日本から発信するどころかTPPの問題でも米国から良いようにされているという、被害者意識の発言が多い。(f.g.)
・小泉さんが押し進めてきた、市場中心主義経済、規制緩和、企業責任の明確化が、一時は上手く行っていたが、前記のように世界的な所得の平均化の動き→日本の低賃金化→社会格差の増大→内需低下。無国籍状態の企業の海外進出、産業の空洞化、雇用の減少→内需低下など、事態は大きく変化したが、その対策を示す人はいない。(f.g.h.)
・世界的な所得の平均化がこのまま進めば、例えば日本と中国の間でどこでバランスするかは判らず、その時の日本人の生活がどうなるのか判らない。(f.g.h.)(例:各国の月平均給与、日本:24万円、韓国14万円でほぼバランスしているが、今中国は4万円。中国はは更に発展代があるので、このままでは日本の給与がどこまで下がり、中国のそれがどこまで上がってバランスするのか判らない。)
・原発の存続の問題で、再生エネルギーの開発が幾ら進んでもその発電量では、今の火力の代替えにはならぬと言われているのに、石油資源の枯渇が目前に迫ったらどうするかの意見が余りでない。(b.)
その他に書き漏らしたことも多いと思いますが、これらの問題は私の持論ですが、物事を長期的、基本的に考えることが苦手の日本人と、面倒なことは先送りにする政治家の悪い癖の現れだと思うのですが。
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*参照:カテゴリー→その場凌ぎの政治
実際、最強国家がアフガンの不毛の地に自国の青年の命と膨大なおカネを捨てている。あの国のトップはオール1の馬鹿より馬鹿だ。人は政治をやると馬鹿になる。
日本でも財政再建を叫ぶ阿呆に事欠かない。明治3年に財政制度ができて以来、借金を減らしたことなど一度もない。強権的な戦前の政府でも借金を減らせなかったのに、強欲が自己主張をして闊歩する民主国家で財政再建などできるはずがない。無駄な考え、休みに似たりだ。
計17店で店頭の魚介類60点を購入して放射性物質の有無を調べた結果、
半数以上の34点で微量の放射性セシウムが検出されたことが19日、
同団体への取材で分かった。
最大値は埼玉県内の店で売られていた茨城県産ワカサギの1キログラム当たり
88ベクレルだった。
いずれも国の暫定基準値の同500ベクレルを大幅に下回り、残り26点は
不検出だった。
グリーンピースは
「調査した全5社の幅広い商品でセシウムが確認された。
(基準値以下なら)安全と思う人もいれば、子どもに食べさせたくないと
考える人もいるだろう。小売店は独自に検査し結果を店頭で示してほしい」
と指摘。
ソースは
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011101901000762.html