[シンクタンクの設置の提案]
私は06年の8月にその場凌ぎの政治から抜け出すために下記の様な基本的なそして必ず来る、または来るかも知れない問題を解決するために、日本人が苦手な物事を基本的に長期的に考えるシンクタンクの設立の提案をしました。
・石油資源の枯渇
・地球の温暖化
・永久に米国に依存してゆくのか
米国が世界をコントロールして行く国でありつづけるのか
・丸呑みのアメリカ型市場経済や成果主義
丸呑みアメリカの主導の市場経済が、会社は従業員の物という意識からくる忠誠心、それから生まれた改善運動と言う日本の風土に合ってあるのか。
それで世界に勝てるのか。
・少子化
・外国人労働者の受け入れ
・800兆の負債
そして08年1月に経済問題に絞って改めてシンクタンクの必要性を書きました。
・中国、インドなどの台頭に伴う日本の社会問題
どこでバランスがくるのか、日本人の生活レベルが下がったまま落ち着いたとき、日本人が幸福であると感じて貰うような考え方、暮らし方をどう考えれば良いのか。
・日本は今、経済膨張を前提とした政策を取っているが、拡大を前提とした経済政策には限度があるのではないか
・米国型のグローバル経済や企業運営
潜在的には日本人と同じような能力や勤勉性を持つ国民を持つ中国やインドと同じやり方をして日本が立って行けるか。
・今まで頼りきっていた米国がどこまで豊かになるのかまた貧乏になるのか。
サブプライムローンに発した米国経済の混乱は、一時的なものでなくて日本の現状と同じように、中国、インドなど発展に伴う競争力の低下→世界経済のリーダー的存在が危うくなっている前兆ではないだろうか。
・工場地帯偏在の問題
日本の工業地帯は首都圏、東海、阪神など北九州を除く以外は地震の頻発地帯だ。
・工場地帯偏在が地方格差を生んでいる原因の一つ、安全保障や地方格差の解消などから工業地帯の分散化を考える必要はないか。
・労働問題
少子化→労働人員の減少→外国からの単純労働者の移入→欧米で起こっている社会格差の発生への対応。
高齢化に伴う増大する潜在的な高齢労働要員の活用の方策は?
それとも少子化問題にまともに向き合うのか?
[世界の現状]
・米国の経済力低下、高い失業率、格差の発生へ抗議するデモの全国的な発生
私の意見によれば、膨大な低収入の人口を持つ中国、インドなどの発展に伴う影響が、先ず中国に近い日本に出て、次にじわりと米国、それとEUに出始めたような気がします。
今までの市場中心主義、自由主義では米国のように、日本にも社会格差がでるの致し方ないと言われてきましたが、その肝心の米国でも格差へ抗議するデモが行われ始めてきたのです。
そして自由主義経済の申し子のようなヘッジファンドは世界の政府でもどうにもならない鬼っ子になりかけています。
・安全保障でも竹島、尖閣諸島、北方領土でも相変わらず日米同盟頼りでこれと言った日本独自の対策がない日本が続いています。
・今回の地震で浜岡原発の停止が問題となりましたが、同じ地震と津波に襲われる周辺の東海地域の工業地帯のことは無視されて居ます。
・石油資源の枯渇の問題は原発事故に対して再生可能のエネルギーの議論だけは盛んですが、本当に石油資源の枯渇が近くなったときは、それを補うものとして改めて原発の問題が出てきそうな気がしますが、今の日本は原発アレルギー状況です。
・その他、原発問題が絡む地球の温暖化・少子化・800兆が900兆に膨らんだ国債の問題は基本的な研究をされいるのかいないのか、メディアの報道には出て来ません。
心配症の私の心配が唯一外れたのが、景気の低迷、企業の海外進出に伴い、外国人労働者の導入どころか、日本の失業者の救済が問題になっています。
私はこの提案と現実を取り上げて私の先見性を自慢する訳ではありません。
何故なら誰でも判り過ぎて取り上げないことを、他人の評価を余り気にせずに済む、小ブログに書き並べたのが、当然のように起こっただけですから。
[シンクタンク設置の提案]
然しこのような当たり前過ぎる、そしてほぼ100%に近い確率で起こることを、今までの政治が多分「票にならない」そして「面倒なことは得意の先送り」にし続けた結果が今になっていると思います。
私はこのような「票にならないそして面倒な」然し大切なことこそ、じっくりと研究するシンクタンクが必要なだと思うのですが。
何故なら今のような安全保障や経済などの緊急事態の中で、経済問題だけを取り上げても経済学者や評論家たちは、政府の政策や他の人達の意見の批判をするだけで、「紙幣をもっと刷れ」と言う意見を除いて、前向きな提案は殆ど聞こえて来ませんから。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
↓
政治・人気ブログランキングへ
プログ村政治ブログへ
参照:カテゴリー→その場凌ぎの政治
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます