・日本未来の党設立、代表:嘉田由紀子滋賀県知事、代表代行:大阪市特別顧問の飯田哲也さん、小沢さんは役員に就任しない。
・「卒原発」以外の共通点不明と自民の石破さんが批判
・「未来の党は小沢新党」「嘉田氏はオブラートにすぎず」と自民・高村副総裁
・「民主党の二の舞では…」と山口公明代表が批判
・">「未来の党」に小沢氏の影 脱原発派は歓迎も政治手法に疑問 では、政治評論家の有馬晴海氏は「小沢氏はもともと反原発派ではない上に、反原発だけで政治をやるわけではないので、今回の合流は議席を取るための苦肉の策といえる。本心では連合軍を組むことで第二極、第三極に食い込んで態勢を整え、国会で最後の勝負に出たいという意図があるのだろう」と指摘した。と言う 産経発のニュースが続いています。
確かに最近の読売や朝日、NHKの世論調査でも「国民の生活支持率」は殆ど同じ数字で低迷。
読売の場合は小選挙区、比例代表でも投票予定はどちらも2%ですから63%の所謂浮動票を除いた人達の割合で言うと2%÷63%=約3%。衆議院の議席が480議席ですから約15議席、現在28議席とすると半減することになります。
これでは小沢さんの政界への影響力はガタ落ち。後は浮動票を何とかかき集めるしかありません。
それで一般受けする脱原発を唱える党を作ろうとする気持ちは良く判ります。
小沢さんが民主党に居たとき出来もしない公約で政権を奪取。今回は自らの生き残りの為に脱原発。
これに対する脱原発慎重派の産経の社説です。 (なお紙面の節約のために私の意見と注釈もも付け加えました。)「卒原発」新党 国の未来に責任持てるか
「卒原発」は嘉田氏の持論で、原子力発電を卒業するという意味だ。しかし、原発に代わりうる安定的な電源を見いだせない以上、原発に背を向ける政策は極めて無責任といわざるを得ない。
日本は先進国の中で最もエネルギー資源に乏しい国だ。その困難さを原子力発電で克服してきたことを忘れてはならない。
「原発が動いてなくても電気は足りている」などの主張は現実を見ていない。火力発電の増加で燃料代が嵩み、電気料金の値上げにつながっているではないか。 (その他老朽火力発電も含む発電所総動員で夏を乗り切りました。電気料金に就いても関西電力に続いて九州電力も値上げしました。全6基の原発停止で火力発電の燃料費など今期だけでも5000億円の費用増となり、人件費をゼロにしても穴埋めできる数字ではないと読売が書いています。)
貿易収支は赤字に陥り、工場の海外移転が問題となっている。 (今日のNHKでは不振に悩む電機業界から電力会社の事情も判るがなんとかして電気料金を下げてくれという悲鳴を挙げていました。)
泊原子力発電所が停止中の北海道では、電力不足による人命への影響も心配されている。 (夕方の民放では異常気象のために停電で北海道では家庭生活に深刻な影響を与えていることを流していました。むりやりに原発を止めていてこのようにならないように、電力問題は充分に余裕を持つべきです。)
衆院選を戦う候補者や政党にとって「脱原発」や「卒原発」は、目先の票の獲得につながりやすい響きを持つ。だが、脱原発路線は国力の衰退に直結し、ひいては有権者も欺くことになる。
国政政党ならば「脱原発」での一致だけでは不十分だ。衆院選で劣勢が予測されるから新党に飛びつくのなら、党運営は早晩行き詰まる。「野合」批判は免れない。嘉田氏の党代表と知事の兼務も心配だ。両立は困難だろう。
有権者には、千年に1度の大津波で被災した福島第1原子力発電所の事故と、国の将来を左右するエネルギー政策を切り分けて冷静に判断してもらいたい。
私は「百年後の日本のエネルギー事情・脱原発問題」 で脱原発・卒原発の人達が手本としているドイツは徹底的なエネルギーの安全保障政策を取っているのに、日本は総て輸入の火力と原子力に頼り、その原発さい捨てようとしている日本、ドイツは太陽光の限界に就いて見切ったこと、ドイツの地形と日本の地形の違いから大規模な風力発電所の設置は困難なため一朝一夕には再生可能エネルギーには頼れないこと、火力発電の石化燃料の減少、涸渇は間近に迫っていることを書きました。
そして今日のクローズアップ現代では「LNG獲得」問題を扱っていました。
米国、EUより環境の違いで遥かに高いLNG価格、中国、韓国、インドなどとのLNG獲得競争などなど。
そして最後には石油天然ガス金属鉱物資源機構の野神隆さんが、究極の対策として原発を含むエネルギー使用の多様化を言っていました。
再生可能エネルギーと近い内に無くなることははっきりしている化石燃料に頼ろうとする反原発の人々。
そんなことは分かりきっているのにあえて脱原発を訴えるベテラン政治家の小沢さん。
産経が言うように私たち有権者には、千年に1度の大津波で被災した福島第1原子力発電所の事故(それを克服した女川原発が今後の対策を示唆していること)と、国の将来を左右するエネルギー政策を切り分けて冷静に判断すべきだと思います。
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関電の幹部も男性原理の思考をする連中なのだろう。それで、女性である嘉田知事の環境学者としての矜持に関わる侮辱をしたのさ。で、逆襲されるわけだ。
ま、男性も女性も、同じ人間であることが何にもわかっていない阿呆な連中だ。金力で女は着いてくるかわからんが、文無しなら駄目な連中さ。宮本常一という民俗学者の記録した”土佐源氏”でも読めばよい。夜這いで生まれて父親もわからぬ、社会の最底辺に生まれ、最後は橋の下で暮らすような人間も、光源氏に負けない女遍歴だ。
オザワンは読書家だそうだが、ひょっとしたら、土佐源氏を読んでいるのか?
ま、不細工な顔だが女性を惹きつける魔力がある。女に好まれないような男は何をやらしてもアカン。信頼に足るかどうかは、女性関係を見ればわかるものだ。
関電をはじめ、電力会社は関電幹部の阿呆ぶりを後悔することになるだろう。