・公務員制度改革への適任者が揃った今をのがすな・改革の基本的な考えは官僚にやり甲斐を持たせること
遂に安倍第二次内閣が発足しました。
遂にと言うのは私は安倍さんの突然の辞任の時下記のようなことを書いたいたからです。
私は何度も安倍さんの人柄、考え方の優れている事とその経験不足を考えると、大きなチョンボをする前に、ある程度の所で首相の地位を一旦退いて、経験を積んだあと再度出直しをするべきだと何度か書いてきた。
勿論、退くタイミングだが今のような時期でなく、一仕事終えた後で健康上の理由などで退陣して、再起のチャンスを残しておけば良かったのだが。
然し今度の辞意表明で、評論家の中には彼の政治生命が終わったと言う人もいる。
もしこれが事実なら彼にとっても、自民党にとっても日本にとっても大変残念なことだ。 (07年9月、「安倍さんの研究」より)
・公務員制度改革への適任者が揃った今をのがすな
そんな経緯で安倍さんの発言を追って来たのですが、橋下さんの大阪府・市での活躍、石原さんの官僚政治打破のための石原新党立ち上げなどの報道があるにも関わらず、公務員制度改革の元祖の安倍さんが何故このことを言い出さないのか不思議に思っていました。
然しマスコミは余り取り上げていませんが、行政改革・公務員制度改革担当の稲田朋さん入閣の報道に少し安心しました。
私は何度も公務員制度改革の実績のある橋下さん、官僚政治打破のため都知事の要職を投げ出しても新党を立ち上げた石原さん、自民党の公務員制度改革への弱腰に反発に離党してみんなの党を立ち上げた渡辺喜美さん、そして再起を期して立ち上がった公務員制度の元祖の安倍さんが揃った今こそ、官僚に完敗を喫した自民党としても借りを返すべきだと書いて来ました。
安倍内閣が成立した今こそ政治家が立ち上がるときです。
幸い維新の会もみんなの党も是々非々で自民党と協力すると言っています。
そして稲田さんは今までの発言から見て国家観は石原さんと同じ、橋下さんとは弁護士仲間、渡辺さんは元々自民党出身で、希望的観測ですが人間関係も上手く行きそうな気がします。
民主党も政治主導の行政改革への国民の希望を担って来たのに失敗した手前、彼らの動きに反発する理由はありません。
増税の前にやることがあると言って来た勢力は激減しましたが小沢さんとそのグループも主張の通りの動きに文句を付ける理由はありません。
・改革の基本的な考えは官僚にやり甲斐を持たせること
たまたま週刊ポストの最新号を立ち読していたとき「安倍新総理 2度目の「政権放り投げ」悪夢の予兆」と言う記事見つけました。
その概要は、安倍さんが決めた「天下り禁止」を次官会議で覆そうとしたとき、安倍さんをその法的な根拠がないとして無視した。
それから官僚の反撃が始まり、次々と閣僚の「政治と金」の不祥事のリーク、内閣への非協力で政権を投げ出すことになったと書いていました。
今回はもし自民党、維新の会、みんなの党の連合軍が出来れば、官僚達の反撃の的もばらけて来ます。
誰が主導権を取るかは政党としては大問題でしょうが、傍目八目では石原さんを中心に、今まで散々苦労してきた渡辺さんと稲田さんが協力し、「なんとか委員会」を立ち上げて突破力のある大阪市長の橋下さんの出番を作ることが無難なやり方だと思います。
週刊ポストの記事がある程度正しいとすると安倍さんの失敗の原因は「天下り」は悪と決めつけて強引に推進したことにあるような気がします。
まるで原発事故以来「原発」、「電力会社」、「原子力村」の全てを悪と決めつけられ、そしてその前提で物事が進んでいるのと良く似ています。
常識で考えてそれらにも良い所も悪い所もあると同様に、「天下り」も良い所もあり官僚達の反発する理由にもなっているのでしょう。
官僚も人ですから、一般企業並みに定年後もある程度の身分保障をして貰いたいのだと思います。
一口に言えば「天下り」の人達が給料に見合う仕事をすれば良いのです。
そして天下りに伴う「談合」や「出身省庁への圧力」などの弊害を除けば良いのです。
これを考えると先ず手を付けるべきなのは出先機関や関係官庁を含む官庁の組織の徹底的な合理化です。 (詰まり天下りした人も給料見合いの仕事をするしかないようにするのです。)
そのために今までの会計検査院の活用の他、橋下さんが始めた外部の査察機関の利用も考えられます。
そして合理化のためには政治家だけでなく現場の実情に詳しい官僚達を巻き込む必要があります。
そのためには官僚達にコスト意識を持たせる必要があります。
それには石原さんが始め、橋下さんが追随した複式簿記の考え方を国の会計制度に組み込む必要があります。
私の考えでは最低限は、財務省が毎年発表する歳出・歳入の内訳に少なくとも、一般企業で言う人件費と固定資産の固定経費を入れるべきです。
コスト意識を持った官僚を企業並みの自主管理活動や改善活動に参加させ、その良い提案を積極的に取り入れることでそのモラルも向上します。
そして徹底的に合理化された政府関係の官庁への天下りは「談合」「官庁への圧力」など問題点の防止策の中で認めてやるべきです。
そして前記のように天下りの人にも給料に見合う仕事をさせれば良いのです。
勿論退職金の二樹払いは禁止。
もう一つの提案は年金支給年齢に達した人には年金見合いの給料に減額させること。
・全体としての考え方は官僚達を締めつけるだけでなく、彼らが生き甲斐を持って働ける環境を作ってやることです。
前にも書いたように
・今と言う絶好のチャンスを逃さないように、
・そして「官僚」、「天下り」は悪などレッテルを貼らないで公務員制度改革をして貰いたものです。
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遂に安倍第二次内閣が発足しました。
遂にと言うのは私は安倍さんの突然の辞任の時下記のようなことを書いたいたからです。
私は何度も安倍さんの人柄、考え方の優れている事とその経験不足を考えると、大きなチョンボをする前に、ある程度の所で首相の地位を一旦退いて、経験を積んだあと再度出直しをするべきだと何度か書いてきた。
勿論、退くタイミングだが今のような時期でなく、一仕事終えた後で健康上の理由などで退陣して、再起のチャンスを残しておけば良かったのだが。
然し今度の辞意表明で、評論家の中には彼の政治生命が終わったと言う人もいる。
もしこれが事実なら彼にとっても、自民党にとっても日本にとっても大変残念なことだ。 (07年9月、「安倍さんの研究」より)
・公務員制度改革への適任者が揃った今をのがすな
そんな経緯で安倍さんの発言を追って来たのですが、橋下さんの大阪府・市での活躍、石原さんの官僚政治打破のための石原新党立ち上げなどの報道があるにも関わらず、公務員制度改革の元祖の安倍さんが何故このことを言い出さないのか不思議に思っていました。
然しマスコミは余り取り上げていませんが、行政改革・公務員制度改革担当の稲田朋さん入閣の報道に少し安心しました。
私は何度も公務員制度改革の実績のある橋下さん、官僚政治打破のため都知事の要職を投げ出しても新党を立ち上げた石原さん、自民党の公務員制度改革への弱腰に反発に離党してみんなの党を立ち上げた渡辺喜美さん、そして再起を期して立ち上がった公務員制度の元祖の安倍さんが揃った今こそ、官僚に完敗を喫した自民党としても借りを返すべきだと書いて来ました。
安倍内閣が成立した今こそ政治家が立ち上がるときです。
幸い維新の会もみんなの党も是々非々で自民党と協力すると言っています。
そして稲田さんは今までの発言から見て国家観は石原さんと同じ、橋下さんとは弁護士仲間、渡辺さんは元々自民党出身で、希望的観測ですが人間関係も上手く行きそうな気がします。
民主党も政治主導の行政改革への国民の希望を担って来たのに失敗した手前、彼らの動きに反発する理由はありません。
増税の前にやることがあると言って来た勢力は激減しましたが小沢さんとそのグループも主張の通りの動きに文句を付ける理由はありません。
・改革の基本的な考えは官僚にやり甲斐を持たせること
たまたま週刊ポストの最新号を立ち読していたとき「安倍新総理 2度目の「政権放り投げ」悪夢の予兆」と言う記事見つけました。
その概要は、安倍さんが決めた「天下り禁止」を次官会議で覆そうとしたとき、安倍さんをその法的な根拠がないとして無視した。
それから官僚の反撃が始まり、次々と閣僚の「政治と金」の不祥事のリーク、内閣への非協力で政権を投げ出すことになったと書いていました。
今回はもし自民党、維新の会、みんなの党の連合軍が出来れば、官僚達の反撃の的もばらけて来ます。
誰が主導権を取るかは政党としては大問題でしょうが、傍目八目では石原さんを中心に、今まで散々苦労してきた渡辺さんと稲田さんが協力し、「なんとか委員会」を立ち上げて突破力のある大阪市長の橋下さんの出番を作ることが無難なやり方だと思います。
週刊ポストの記事がある程度正しいとすると安倍さんの失敗の原因は「天下り」は悪と決めつけて強引に推進したことにあるような気がします。
まるで原発事故以来「原発」、「電力会社」、「原子力村」の全てを悪と決めつけられ、そしてその前提で物事が進んでいるのと良く似ています。
常識で考えてそれらにも良い所も悪い所もあると同様に、「天下り」も良い所もあり官僚達の反発する理由にもなっているのでしょう。
官僚も人ですから、一般企業並みに定年後もある程度の身分保障をして貰いたいのだと思います。
一口に言えば「天下り」の人達が給料に見合う仕事をすれば良いのです。
そして天下りに伴う「談合」や「出身省庁への圧力」などの弊害を除けば良いのです。
これを考えると先ず手を付けるべきなのは出先機関や関係官庁を含む官庁の組織の徹底的な合理化です。 (詰まり天下りした人も給料見合いの仕事をするしかないようにするのです。)
そのために今までの会計検査院の活用の他、橋下さんが始めた外部の査察機関の利用も考えられます。
そして合理化のためには政治家だけでなく現場の実情に詳しい官僚達を巻き込む必要があります。
そのためには官僚達にコスト意識を持たせる必要があります。
それには石原さんが始め、橋下さんが追随した複式簿記の考え方を国の会計制度に組み込む必要があります。
私の考えでは最低限は、財務省が毎年発表する歳出・歳入の内訳に少なくとも、一般企業で言う人件費と固定資産の固定経費を入れるべきです。
コスト意識を持った官僚を企業並みの自主管理活動や改善活動に参加させ、その良い提案を積極的に取り入れることでそのモラルも向上します。
そして徹底的に合理化された政府関係の官庁への天下りは「談合」「官庁への圧力」など問題点の防止策の中で認めてやるべきです。
そして前記のように天下りの人にも給料に見合う仕事をさせれば良いのです。
勿論退職金の二樹払いは禁止。
もう一つの提案は年金支給年齢に達した人には年金見合いの給料に減額させること。
・全体としての考え方は官僚達を締めつけるだけでなく、彼らが生き甲斐を持って働ける環境を作ってやることです。
前にも書いたように
・今と言う絶好のチャンスを逃さないように、
・そして「官僚」、「天下り」は悪などレッテルを貼らないで公務員制度改革をして貰いたものです。
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