普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

安倍・橋下さんを中心とする公務員制度改革

2012-08-27 17:39:25 | 公務員制度
人材も改革の方向、その進め方のノウハウも総て揃っている今がチャンス
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・安倍氏、再登板に意欲…自民が総裁選へ始動
・野田首相では戦えない…民主で対立候補探る動き
・自民・林芳正氏、党総裁選に出馬の意欲示す、林氏、衆院くら替えを断念
・維新が「みんな」を冷遇 渡辺氏には想定外
・首相襲う「問責の呪縛」 国会、事実上の「休会」へ
など永田町は次の選挙を睨んで慌ただしくなって来ました。
 一方女性問題でしばらくおとなしくしていた橋下さんも最近では80万人のフォロワーに向けて慰安婦問題などツイッターで頑張っています。
 私は今回の韓国の李大統領が提起した竹島、慰安婦問題と日本の国際司法裁判所への提訴を期に韓国へ積極的な情報戦を仕掛けるべきだと書いて来ましたが、野田政権にとってはそれどころでなくなりました。
 李大統領も今回の永田町の動きを見て「言ったほうが勝ち」と喜んでいるでしょう。
・自民党総裁選に安倍さんの出馬と橋下さんとの連携
 自民党では上記の安倍さん、林さんの他に、谷垣、石破、石原幹事長、町村さんの名が上がっていますが、私は安倍さんか石破さん、特に安倍さんの再起を期待して居ます。
 私は安倍内閣時代から、安倍さんの「お友達内閣」批判に対して、一度下野して再起すべきと書いて来ました。
 しかし所信表明演説直後の首相辞任という批判の嵐の影響がまだ残っているのが彼への最大の難点です。
 然し安倍さんは憲法改正に必要な国民投票法や教育基本法を成立させ、渡辺喜美さんを中心とする公務員制度改革をスタートさせました。
 そして最近の動きでその必要性が明らかになった情報機関の設置を政策の一つにあげていました。
 それに大阪維新の会を率いる橋下さんと安倍さんの連携が言われているからです。
 私は国民の欲求不満の一つが安倍さんの公務員制度改革が福田・麻生内閣で失敗、折角期待した民主党政権の政治主導の行政改革が完全に失敗に終わったこと。
 それを大阪府や市で見事にやって見せた橋下さんへの期待に繋がっています。
 また安倍さんの教育改革と橋下さんの目指すものもほぼ同じ方向のようですし、日教組出身の輿石さんのお蔭で日教組に支配された文部省、その一方大きくクローズアップされたイジメ問題。正に安倍・橋下両氏の出番です。
 私は安倍さんがやりかけた公務員制度改革、民主党政権が失敗した政治主導の改革、それを期待して裏切られた国民の欲求不満を解消するためにも、いじめ問題に教育制度改革のためにも、安倍さんが自民党総裁になり、また万一総裁戦に出られず、またはそれに負けても下記に示すように千載一遇のチャンスを活かして貰いたいと思います。
[アイディアの概要] なおその内容は橋下さんと維新の会の使命は公務員制度の改革だ 7月にで書きましたのでので、概要に纏めて見ましたが前のエントリーを読まれた方はパスして下さい。
結論:もし橋下さんが政界に打ってでるのなら、不人気の船中八策や批判の多い原発発言、首長からも批判の出ている消費税の地方財源化など全国レベルの政策は引っ込めて、橋下さん得意の公務員制度改革、政治主導の行政改革一本に絞った政策を打ち出し、その他の政策に就いては個々の判断に任せて採決などに対しては討議の拘束を外す。
理由:a.天下を取るか、第2~3党になり実現不能のマニフェストで困るのは民主党政権のように国民だ。
b.国民に政治主導の行政改革、公務員制度改革への橋下さんへの大きな期待
c.逆に言うと、橋下さんの大阪府・市で示した業績は政治主導の行政改革、公務員制度の行政改革しかない
d.それに今回提案する安倍さんの教育改革の総仕上げの協力
・公務員制度改革の成果:国レベルの政治主導の行政・公務員制度改革と(追加で教育改革も)簡単に言うが、占領後手つかずのことをやり遂げるのは、歴史に残る程の大きな改革だ。
・改革を支持する環境:この政治主導の行政・公務員制度改革には反対する人は、当の公務員と所謂族議員を除いて反対する人は誰もいない。 (教育改革で反対するのは民主党内の日教組出身者と左派政党と朝日新聞だけ)
・官僚制度改革のあらまし
・当面の目標は公務員数の削減でなく、組織やその運営の徹底的な合理化に取り組みその、民間企業への転身や自然減を待つ(橋下さんの言うリストラは当面回避する)
・天下りの問題点の防止策を講じた上で、合理化した外部団体への天下りを認める。
・本人の希望と業務の都合で定年以後も働けるようにする。ただし年金支給年齢に達したら、出向者は一律に給与はボランティアベース(月10万円?)にする。
・官僚の能力を100%活かす。民間企業並みの自主管理・改善活動を推進。
 官僚は特別のことは無い限りその収入の増減はあってもある程度の生活の保証をした上でその能力を活かすのに反対する理由がない。
・その基本は官僚達にコスト意識をたたき込む
・そのために民間企業並みの会計制度を採用する→財務省の「歳出・歳入の内訳」に人件費、固定資産費も表示する
・改革に人もその手法も揃っている
人材:元横浜市長の中田さん、元経産省の古賀さん。
・複式簿記導入し東京都の会計制度を改革した石原さんと猪瀬さんのコンビ
・公務員制度改革が緒に就いて涙を流した渡辺喜美さんみんなの党の江田さんなど
・小泉改革で辣腕を振るった竹中さん。
・コスト意識を社員に浸透させ日航の再生に成功させた京セラの稲森さん
ソフト面:・民主・自民・公明の党派を越えての社会福祉と税の一体改革の実績
・複式簿記の導入実績
・橋下さんが始めた外部機関による査察
・橋下流の敵対勢力とのオープンの場での討論
・稲森さんのコスト意識浸透による日航再生の手法
 国民の閉塞感の原因の一つになっている公務員制度改革もし着々進むことができれば、日本にとって明るいニュースの一つになるでしょう。
 もしこれが動き出したら民主、自民、公明などもみんな乗って来るのは間違いありません。
 超党派で動けば、麻生さんの時のように族議員、派閥の領袖、民主党で言えば自治労や日教組から支持を受けている人の圧力も軽減されます。

・私の提案の問題点
 改革に参画する各党の党利党略です。
 これが上手く行けば、参加した自民党・維新の会は勿論、参加した「みんな」、民主のどこかの支持率が上がることは、自党の支持率が下がる可能性もあります。
 そんなことにこだわっていれば、世間で言う財務省を中心とする鉄壁の官僚機構から各個撃破され、半世紀に渡る合理化の圏外の官僚機構が永遠に続くことになります。
 各党は党利党略を離れて3党合意の一体改革のように、協力して官僚機構に当たるべきと思うのですが。
 こんなアイディアは理想論に過ぎるでしょうか。
 仮に理想論としてもトライする価値は充分にあると思うのですが。
 その点中心となる安倍・橋下・渡辺の各氏の奮起を願いたいと思います。

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