冬のオリンピックの終わるのを待っていたかのように、暖かい春がやってきた。本格的な春の訪れ、九州各地の日中の最高気温は18℃を超えた。
北国のまだ大雪の残る地方の方々には失礼だと思うが、気分は爽快。天気も上場。咲き誇る梅や桃の花。桜のつぼみもだんだんの聞くなってきた。小鳥も楽しくさえずっている。四季の中では春が大好き。
土筆やせり、クレソン、蕗の薹など野草も豊富。食卓が鮮やかな色どりで、とたんに賑やかになる。
久しぶりに夫婦で、団地の中を散歩した。梅見の散歩。
日ごろは気付かなかったが、庭に梅の木のあるお家の多さには驚いた。
梅の木は今が満開。しだれ梅には風情がある。赤や白、ピンクと色はさまざま。梅の木にまじり桃の花もある。菜の花も派手な黄色で頑張っている。青空のもと、気も晴れ晴れ気持ちよい。大きく手を広げ深呼吸をした。
散歩の途中でメダカを買った。ガラス鉢に入れると休むことなく元気に泳いでいる。お店の方が「メダカはよく跳ねて飛び出すので、水は一杯に入れない方がよいでしょう」と話していた。そういえば以前飼っていたメダカ、知らぬ間にいなくなりミイラで発見しことを思い出した。
可愛いものだ。うちの奥さん、飽かずにメダカの泳ぐガラス鉢を眺めている。このメダカ肥満体だよ。深夜になると動かない。寝たのだろうかな。大きなメダカが小さなメダカを苛めている。となかなか賑やかで楽しそう。
毎日が日曜日、世間との触れ合いもだんだん少なくなり、日ごろの会話も限られる老人夫婦。小さなメダカと庭にくるメジロがいつもやさく二人を癒してくれる。