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国連の共通記念日「世界津波の日」

2015-12-13 14:13:22 | 日記

 12(イニ)13(イサン)は「胃に胃酸」の日やで!≫。笑福亭鶴瓶さんの明るい笑顔の今朝の新聞広告。その片隅には「胃に胃酸」の日とし日本記念日協会に登録されています。と書いてある。語呂合わせの記念日の大流行だ。一般社団法人「日本記念日協会」では、約1300の記念日を認定してきたとある。

 ところで話は変わるが、国連総会第2委員会は4日(日本時間5日未明)、日本政府が提案し、日本を含む142カ国が共同提案国となった、11月5日を国連の共通記念日「世界津波の日」とする決議を全会一致で採択した。法的拘束陵や行動義務はないものの日本政府の提案が、世界に認められたことの意義は大きなものがある。

 11月5日を「世界津波の日」としたのは、1854年旧暦11月5日に起きた安政南海地震の際に、いまの和歌山県広川町の庄屋浜口梧陵が稲わらに火をつけ、村人を高台に導いて大津波から命を救った「稲村の火」の逸話に由来する。「稲村の火」は戦前の小学校5年生の国定国語教科書に掲載され、防災教材として高く評価されており、当時は小さな子供から大人までよく知る話であった。

 世界に通用する「日本語のことば」は年々増加の傾向にあるというが、「オモテナシ」「スシ」「ワショク」などと一緒に「ツナミノヒ」や「イナムラノヒ」が世界に広がれば、どんなに愉快なことだろう。