「全国高等学校駅伝競走大会」(男子は第66回、女子第27回)開かれ、若者たちが師走の京都都大路を疾風のように駆け抜けた。競技は、京都市の西京極陸上競技場を発着点とする男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロのコースで行われた。
日頃はほとんどテレビを見ない私だが、今日は特別。午前10時過ぎから午後3時まで、テレビの前に座り続けの応援だった。もちろんお目当ては熊本代表の九州学院と信愛女学院、さらには地区代表として出場した千原台の3校。がんばれ、がんばれとなんどテレビの前で叫んだことだろう。
駅伝のテレビ放送では放送場面が限られるため、先頭近くを走る選手は何度も映し出されるが、順位が落ちると中継点で一瞬写しだされるだけとなる。九州学院は一時、順位を落としたこともあったが6位に順位を上げたころから、ほとんど画面から消えることがなかった。信愛女学院と千原台は残念なことにほとんど映し出されない。最終区では、倉敷と2位を争う九州学院の中川選手にテレビの前から何度も声をかけ手を振った。競技場に入ってから1度は抜かれ、そして抜き返した力走。中川選手のド根性に、手に汗がにじんだ。おめでとう準優勝だ。そして区間賞。
信愛女学院は21位、千原台は39位、がんばりました。お疲れさま。
優勝は男女ともに広島代表の世羅高校。1993年の仙台育英(宮城)以来、22年ぶり2校目となる男女同時優勝だ。男子の世羅は仙台育英の従来の大会記録を14秒更新する2時間1分18秒の大会新での2連覇達成。女子は1区で首位に立った世良だが、アンカーの最後の最後まで4校がもつれる展開となり、最終区の中継点では4位、首位と35秒の差をつけられたが、最終ランナーの2年生向井選手がそれをひっくり返して、1時間7分37秒で初優勝。向井選手お見事。
2年連続で最下位の沖縄勢、今年は頑張って最下位脱出。今後のご健闘を祈っています。