甥の結婚式の引き出物は「ギフトカタログ 」。選ぶ品物が沢山載っている。
〝どれを選ぶか〝うちの奥さま”と何度もカタログを開いてみるが、どれにするのかなかなか決めきらない。決めたのは結婚式から１０日ばかりたってから。何度もカタログを開き、そのたびに、めっきり少なくなった老人夫婦の会話がはずんだ。これも一重に新婚夫婦からいただいた引き出物の効果の一つ。と感謝、感謝。
富山県高岡市は鋳物の町。選びに選んで大寺幸八郎商店の「小さな鋳物のお馬」を注文した。配達までには２週間近くかかるという。それを待つ間の長いこと。
今朝９時過ぎ、玄関のチャイムが鳴った。老人夫婦が首を長くして待っていた「小さな鋳物のお馬」のご到着。小包を開けると待ちに待ったお馬が出てきた。あまりにも小さなお馬に、びっくりポン。
沖縄で買ったシーサーと並べて机の上に飾った。小さな馬だが精巧にできている。比べて見ても見劣りはしない。
机の前に座るのが毎朝の日課、楽しみがまた増えた。いつかは新婚さんにお見せしよう。新婚さんありがとう。