3月は「別れの季節」、一夜を隔てて4月は「出会いの季節」。各地で様々な別れと出会いがある。
2年前、熊本から薩摩川内へ転勤となった娘がまた熊本に帰ってきた。長時間の新幹線での通勤、2年間ご苦労様でした。サラリーマンにとって転勤は宿命。好むと好まざるにかかわらず辞令書1つで各地を回る。これからもいずこかへ転勤があるにしても、しばらくは生まれ育った熊本で働くことができる。
自分も現役時代に13回の転勤を経験した。辞令が交付されるとすぐに赴任したものだ。転勤先での新しい仕事は大変だった。それ以上に職場の方々とのふれあいには大変苦労したことが思い出される。
薩摩川内の転勤では、苦労されたことも沢山あったことでしょう。だが、それも思い出の一つ。これからの活躍を大いに期待していますよ。転勤、おめでとう!
話は違うが、福島の原発事故で原発安全神話はもろくも崩れた。再稼働した川内原発、事故が起きないとは言えない。原発は怖い。〝うちの奥さま”、新年の初詣で神様にお願いした「川内からの娘の早い転勤」。その願いがかないうれしくてしようがないごようす。それも、待ち望んだ熊本への転勤だからおまけがついたようなものだ。しばらくは笑顔が絶えることはなさそうだ。
親ばかといおうか。今朝早く、教職員や地方公務員の異動が掲載される地方紙の人事異動欄に娘の名が載っていないか期待を抱いて、熊日新聞を買いにコンビニに走った。我が家の購読紙は朝日。全国紙には地方の人事異動はほとんど掲載されない。
春爛漫、昨日、サクラ満開のニュースが出た。さア、明日は400本のサクラが満開の熊本城で、大勢の花見客に交じって、家族そろっての楽しいお花見だ。