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再びマグニチュード7.3、震度6強の大地震

2016-04-16 20:29:01 | 日記

 下から突き上げるような揺れの後に、立っていられないほど大きな横揺れが来てベットの上で跳びあがった。16日午前1時25分ごろと同46分ごろ。熊本県で最大震度6強、地震の規模を示すマグニチュードは7.3。阪神淡路大震災と同じ強さの地震が起こった。1昨日(14日)の地震とは比べられないほど揺れている。

 揺れがあってから約20分間、余震は間断なくまた切れ目なく続いた。その怖さといったらたとえようがない。築30年を超える老朽住宅に住むわたし、家の揺れるものすごい音を聞き、何することもできずに、ただ震えながら部屋の中にうずくまっている自分が腹立たしい。14日の地震発生からは恐怖の連続だ。死さえも考えた。

 震度3以上の余震は朝までに30回を超えた。お昼をすぎても収まる気配はない。震度3以下の余震を含めるといくつの地震が発生したことだろう。まったくわからず不安は増すばかりだ。専門家の話によると、この地震はいま活動期にあり活発な動きを見せていて、いつ収束するか見通せないという。

 各地の被害状況が分かってきた。たくさんの家屋や橋などが倒壊し、犠牲者もかなりの数に上る。電気がつかない。断水したは序の口。倒壊した家の下に閉じ込められ救助を待つ人も多い。救援活動は活発に行われているが何しろ数が多い。多数の死者も出ている。悲惨なものだ。

 熊本観光のシンボル、熊本城の被害も甚大だ。天守閣のしゃちほこや瓦が飛んで消えてしまった。堅固なことの代名詞ともいわれた石垣や長塀が何カ所も崩れ、天下の名城も今や形無し。南阿蘇では大規模な土砂災害が発生し、国道57号線が遮断された。パワースポットといわれる阿蘇の大橋(通称赤橋)も崩落した。日本三大楼門の一つで重要文化財である阿蘇市の阿蘇神社の「楼門」と「拝殿」が全壊した。市内でも崩落寸前のビルがたくさんある。宇土市役所も崩落の危機を迎えている。

 被災された方々には申し訳ないが、幸いと言おうか、いまのところ我が家の被害は軽微だが、室内には、食器や茶わん、人形などの飾り物など調度品が散乱し足の踏み場もない。余震が収まらないかぎり片づけることもできない。熊本市では水道が朝から止まっている。スーパーもデパートも今日はお休み。暮らしにも大きな影響が出そうだ。1日も早くこの地震収束してほしいと願うばかりだ。