2日朝、熊日の速報メールが入った。「熊本地方気象台は、熊本市でサクラの満開を観測した。平年より1日遅く、昨年より2日遅い。」。
さあ、待ちに待った我が家には欠かせない大切な行事。お花見だ。天気は上場、気温は23℃。デパートで前日に予約していたお弁当を受け取り、熊本城二の丸広場についたのは12時少し過ぎ。娘夫婦が先に来て待っていた。
お城は、人、人、人の波。大勢の花見客で大混雑。満開のサクラの木の下は大勢の花見客で宴の真っ最中。割り込んで座る場所が全くない。空いているのは二の丸広場の青い芝生の上だけ。困った。困った。あわてて場所探し。
良くしたものだ。穴場はあった。藤崎台野球場に行く途中の石垣のそば、石垣の上には満開のサクラの整列だ。大きな木の下でシートを広げた。野球場から時折歓声が上がる。春の高校野球が開催中だ。
持ってきたお弁当を開き、最初はビール、次はワイン、日本酒も持ってきた。ゆったりとくつろいだ憩いのひと時、お花見の醍醐味を満喫した。素晴らしいお花見ができた。楽しかった。嬉しかった。
ふと、これから先、娘たちと一緒に、何回このような楽しいお花見ができることだろうか。少しだけ老いの身が気になった。