熊本管区気象台がサクラの満開と発表したのは４月２日。運よくその日に、薩摩川内から熊本に転勤してきた娘夫婦と老人夫婦、家族そろって満開の熊本城のサクラの下で、花見ができて嬉しいことこの上なし。翌日から２日つづいて花散らしの雨が降った。強い風も吹いた。花見を予定されていた方々のがっかりした顔が目に浮かぶようだ。
５日は、お城の中にある藤崎台野球場で行われている高校野球熊本県大会準決勝の応援に出かけた。老人夫婦そろって高校野球の大ファン。どこの学校を応援するわけでもない。ただ、若々しい高校球児の躍動する活躍振りを応援したい。
野球場に行く途中でサクラ木の下を通った。満開発表の翌日から２日たつだけというのに、木の下には飛び散ったサクラの花びらでピンクのじゅうたんができていた。
第一試合は甲子園に何度も出場した九州学院。対するは東海大清祥。両チームが長打で点を取り合う好試合。４：２で九州学院の勝利。両チームの健闘に大きな拍手を送った。第２試合は文徳と市立必由館。両チームなかなか点がとれない。試合が進むにつれ、理由は分からないがどちらかというと必由館を応援したい気持ちが強まった。だが、残念なことに必由館は７回に１点を取られ惜敗した。
〝うちの奥さま”背番号８の選手が打席に立つたびに大きな拍手を送る。今は大学生となった孫が高校生の時に付けていたのが背番号８番、孫と姿が重なるのだろうか。いつまでたっても孫が可愛いようだ。
決勝戦が今日行われ、九州学院が文徳を延長１４回の末、６対０で破り優勝した。優勝校は九州大会に出場する。選抜出場の秀岳館とともに九州大会の大活躍を期待することとしよう。
