朝起きてみると空はどんよりと曇っている。少し風はあるが蒸し暑い。
我が家の小さな庭には異常なほどの蝉が集まり、お尻を激しく振りながら鳴き声をきそっている。雨が降るよと知らせるためかもしれない。
蝉は真夏、天気の良い日に鳴くものと思っていたが、くもり空の下でも激しく鳴くことを初めて知った。また一つ知恵がついたようだ。
午前8時過ぎ、久しぶりに雷を引き連れた雨が降りだした。大雨だ。雷注意報・竜巻注意報も出され天気は大荒れ。水が足りないと心配顔の農家の方々には、少しだけど恵みの雨となったことだろう。
雨の日は机の前でぼんやりと考え事をしながらすごすこととなる。
ブログを開いて約2か月、継続は力なりと毎日の投稿に励んでいるが、毎日が日曜日、外の世界とのお付き合いが限られ、題材もそろそろ底をつく。大好きな旅も限られる。
考え考え、明日は何にしようか、その次の日はと。ゆっくりと考えることのできる待望の雨の日。思いつくままに、いくつもの題材拾い出しノートに書き止めていく。10日くらいは大丈夫だろうか。
ブログを書くには、日頃の勉強も大切。毎日の新聞や雑誌にはカタカナ語がいっぱい。あまりにも多い。
コンピテンシー、インスタレーション、インキュベーション、コモディティー、ダイバーシティー。
国立国語研究所が2006年に「外来語言い換え」に取り上げた外来語で「注釈がないとイラつく」、「日本語で言い換えてほしい」のベスト5。
さらに、TTP、WHO、LGBT、NISAなど英語の頭文字の表現が氾濫。これらの言葉日本語では書けないものだろうか。老人世代には難解極まりない。
朝の新聞には沢山の折り込み広告が入っている。裏表びっしりと印刷されているその広告。たまにだが表だけ、裏が白紙の広告がある。これを集め束ねてノートを作った。惚け防止の妙薬。名付けて「若返り帳」。
新語を見るたびに意味を調べ「若返り帳」に書き加える。もうすぐ、1冊目が満杯になりそうだ。
今日も多忙きわまりない。