夏目漱石の作品を読んだ。「倫敦塔・幻影(まぼろし)の盾(新潮文庫)」です。これは夏目漱石の初期の短編を7編集めたものです。あらすじと感想を述べてみます。
倫敦塔:ロンドン留学中のロンドン塔の見物の紀行記であるが文章が堅くて理解できなかった。
カーライル博物館;上記と同様です。
幻影(まぼろし)の盾:外国文学の物語で登場人物の人間関係が複雑で全く理解できなかった。
琴のそら音:友人から生霊の体験を聞いた主人公が婚約者の女性が病気だったために心配して行動するが杞憂だった話で、理解はできるが内容は軽かった。
一夜:日本の一夜物語であるが全く理解できなかった。
薤露行:外国文学の物語で登場人物の人間関係が複雑で全く理解できなかった。
趣味の遺伝:日露戦争で戦死した友人の墓参りで出会った女性が気になったので身元を調べて戦友の母に会わせる話、美談だが今の時代ならお節介のやりすぎ。
読んでみて思うのはどの作品も登場人物の人間関係がわかりにくくて難解であること、全く読者無視の自己満足になっていると思います。明治時代とは言え令和の時代にはわからない語が多くて、巻末の語釈を参照しながら読んだので読み疲れました。全くのハズレ作品でよほどの夏目漱石文学の研究を趣味にしていないのならお勧めできない短編集です。
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倫敦塔:ロンドン留学中のロンドン塔の見物の紀行記であるが文章が堅くて理解できなかった。
カーライル博物館;上記と同様です。
幻影(まぼろし)の盾:外国文学の物語で登場人物の人間関係が複雑で全く理解できなかった。
琴のそら音:友人から生霊の体験を聞いた主人公が婚約者の女性が病気だったために心配して行動するが杞憂だった話で、理解はできるが内容は軽かった。
一夜:日本の一夜物語であるが全く理解できなかった。
薤露行:外国文学の物語で登場人物の人間関係が複雑で全く理解できなかった。
趣味の遺伝:日露戦争で戦死した友人の墓参りで出会った女性が気になったので身元を調べて戦友の母に会わせる話、美談だが今の時代ならお節介のやりすぎ。
読んでみて思うのはどの作品も登場人物の人間関係がわかりにくくて難解であること、全く読者無視の自己満足になっていると思います。明治時代とは言え令和の時代にはわからない語が多くて、巻末の語釈を参照しながら読んだので読み疲れました。全くのハズレ作品でよほどの夏目漱石文学の研究を趣味にしていないのならお勧めできない短編集です。
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