*世界進出を目指す「おいしい非常食」!?
本日、JR東京駅の銀のすず広場にて面白い自販機を発見。
缶コーヒー、缶ジュースならぬ「缶入りパン」です。
“焼きたてのパンを特許製法によりソフトでおいしい缶詰にしました”というこの商品、製造元は那須に本社を構える㈱パン・アキモトなるパン屋さん。
(那須のパン屋というと、未だに『恋おち』の神谷さん&鈴木島男を連想してしまうイタイ私…^^;)
阪神大震災がきっかけで開発された商品だそうです。
被災地の人たちに、乾パンよりも柔らかいパンを食べさせてあげたい―と願った秋元社長が、なんとか日持ちする柔らかパンを作れないものかと試行錯誤を重ねた結果、自販機でも販売可能なパンの缶詰が実現しました。
パン生地をスチール缶に詰め、そのままオーブンで焼き上げ、無菌状態に。缶内に脱酸素剤を入れ密封することにより無酸素状態を作り、スチールという素材で紫外線をシャットアウト。
この「特許製法」のおかげで、通常の保存状態でなら1年(商品によっては2年)の賞味期限を確保することに成功したのだとか。
というわけで、さっそく購入~。
(↑の画像は、ミルククリーム、チョコクリーム、バナナクリーム)
お値段は1缶340円。お店で普通にパンを買うことを思えば高めの価格設定ですかねぇ。
〓食べてみました!〓
(とりあえずはミルククリームパン)①蓋を開けると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b9/3569c1fa5dc158e183b7d4ea79462505.jpg)
こんな状態で薄紙に包まれて出てきます。
とたんにいい匂いが!
②薄紙を剥がし、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/62/9a79693a4edbb2099a7707b278d71496.jpg)
お皿に乗せます(取り出す時は薄紙上部をつまんでゆっくりと)。
開缶前にお湯で温めると「焼きたて風味」が楽しめるようです。
③スライスして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/93/ae95fa5394a7cae291f4053e6c196a04.jpg)
軽~くトースト。
十分に味がついているので、このままいただきました。
想像以上に美味しいです! ホントに焼きたての食感そのまま。
ジャムやホイップした生クリームをトッピングすれば、軽いデザートとして3時のおやつにもオススメ。
〓おまけ〓
おジャマ猫アトム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
写真を撮っている私から、どうにかしてパンをかすめ取ろうと考え中…。
現在の製造数は日産1500缶ほど。栃木県黒磯市内の店舗、観光地のおみやげ店で売られている他、ネット販売もあり。
防災の日に売り上げが伸びる「季節もの」的イメージが強いものの、味がいいだけに今後のセールス展開いかんでは「ロングライフ商品」として定着する可能性は大アリ。
今後は「難民援助の物資や宇宙食に」と、世界展開を目指しているそうです。
私もさっそく非常食用に常備しておくことを決定しました。
ちなみに、この商品の収益の一部はNGO(日本国際飢餓対策機構)の活動支援のために寄付されています。
興味のある方は通販で購入してみては?
★詳細情報は
こちら