ニコライ堂@お茶の水(2008/12/23 04:59pm)
*ハリストス(キリスト)vs 平将門
2008/12/23(祝)、この日は湯島の
Cafe Rosemary でクリスマスディナー。わざわざ休日に出かけることだし、明るい時間のお茶の水界隈で写真でも―と思ったのですが…。
4時(明け方)就寝が祟り、起きられたのは例によって13時過ぎ
朝(昼)飯だの、シャワーだの、化粧だのやっていたら、あっという間に15時ですよ。
結局JR御茶ノ水駅に着く頃には辺りが薄暗くなっておりました
ディナースタートが17時半―。
気を取り直し、せめて1時間、駅周辺を歩いて写真を撮ってみようと思いました。
ニコライ堂
JR御茶ノ水駅を出てすぐ、駿河台の丘の上にそびえ立つ、美しい白壁と見事なドーム屋根でおなじみの建物がニコライ堂。
正式名称は「日本ハリストス正教会復活大聖堂」といい、国の重要文化財にも指定されている教会です。
1884(明治17)から7年間までの歳月をかけ、ギリシャカトリックの大主教カサーツキン・ニコライが建立したこの教会、高層ビルのない当時の東京ではどこからでも見えるランドマーク的存在だったとか。
時節柄、礼拝に訪れる人が後を絶たない教会内に入ると(内部撮影禁止)、まるで異国に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。
吹き抜けの天井、半円形の窓、見事なステンドグラス、装飾のひとつひとつが芸術品。厳かな空気に満ち溢れた静かで神秘的な空間です。クリスチャンではないけれど、古い教会には人の心を浄化させるパワーを感じ、自然と敬虔な気持ちにさせられます。
設計はロシアの美術家シチュールポフ、あのJ・コンドルが修正して完成。煉瓦造りで、平面はギリシャ十字形のビザンチン式。中央ドームの高さ約38m、尖塔状の鐘楼が付いています。
現在の建物は、関東大震災で崩壊したドームを岡田信一郎によって改修、1929(昭和4)年に修復されたもの。
淡い光を放つ大きなステンドグラスは、私が今までに見たものの中で最も美しい。ガラスモザイクが立体的で、まさに聖者がそこに佇んでいるかのよう。
建築年:1891(明治24)年
設計者:ジョサイア・コンドル(原設計:シチュールポフ)
構造:煉瓦造・石造
規模:地上1階
所在地:千代田区駿河台4-1
※正教会HPは
こちら
教会の中でウトーリしすぎて、外に出てみればすでに真っ暗!
駿河台方面から湯島を目指そうと試み、見事に迷いました~
どういうわけだか、総武線の鉄橋のところに来ちゃったよ
神田明神
こんな時こそ神田明神さまですよ!
なにせ
Cafe Rosemary はここからすぐですから。
神田明神に辿り着けば、駐車場脇の下り坂を下りるだけ。
とりあえずちゃんとお参りはしてきました。平将門をお祀りしている神社ですから、失礼があってはなりません。
町神輿
5月の「神田祭」で使われます。
少彦名命(すくなひこなのみこと)
手のひらに乗るほど小さなお姿のえびす様。
大海の彼方、常世(とこよ)の国よりいらっしゃり、だいこく様とともに日本の国づくりをなされました(HPより)。
駐車場にいたぬこたん。
「ア、アトムっ!どうしてこんなところに!?」とビックリしたけれど、よーくみるとお鼻が黒くない(爆)。この寒空の下、コンクリに寝そべっているなんて、どこか悪いのかと思わず心配しちゃったよ。
写真を撮った後、すごい勢いで逃げていった所をみると元気だったようです。ノラはたくましいなぁ。
■神田明神
□千代田区外神田2-16-2
□03-3254-0753
というわけで、無事遅刻することなくクリスマスディナーを楽しむことが出来ました。
今年は休日にも積極的に東京を歩いてみたいと思っているのですが、早起きが出来ないことにはどうにもならん。
地元のレストランでランチに間に合わない人間ですから
。
ブログ更新が滞りなく出来て、日常生活に余裕が生まれれば、私の休日スタイルも変わるかも知れません。
2009年はブログ以外も充実した1年にすべくコツコツと頑張ろうと思います。