レストラン ミッシェル・ナカジマ／101216

ミッシェルナカジマ（フランス料理／常盤）

【2012年8月に当時の日付で記事を編集しています】
＊2010ミシュラン鎌倉で★を取った唯一のフレンチレストラン

6年前、私が食べログで初レビューした思い出のお店。
鎌倉駅（西口）から徒歩で20分近くかかるし、夜になれば辺りは真っ暗。
立地的には決して恵まれているとは言えないけれど、ひやかしの一見や観光客が来ないので、却って重宝なお店でもあります。
この年ついにミシュランが鎌倉に乗り込み、此方は西洋料理のカテゴリーで唯一★1つを獲得しました。
食べログでおなじみの一級うん築士先生が「湘南エリアでミシュランの★を取るフレンチはここか茅ヶ崎の シェ・ヒャクタケ だけだ」と仰いましたが、ホントにその通りとなったわけです。

店内は白が基調。
テーブルクロスはもちろん、椅子にも布のカバーが被せてあります。
季節柄クリスマスツリーが控えめに鎮座していましたが、過度なディスプレイはなく、とても上品な雰囲気。

アミューズ
カップの中は蕪のポタージュ。
前菜、魚料理、肉料理、デザートがプリフィクスの5,250円ディナーコースをいただきました。

前菜
ボタン海老とフォアグラ、鎌倉野菜のサラダ（＋800円）
フォアグラにかかっている蜂蜜は、タスマニア産のレザーウッドのもの。
マンゴーピューレと共に。


自家製のライ麦パン
前菜に添えられていたブリオッシュも美味！

魚料理
左から、白子のポワレ ポルト酒ソース、牡蠣のガレット、カレイのムニエル、鱈のブランタード。
カレイのムニエルのソースはパセリ。

肉料理
蝦夷鹿もも肉のロースト（＋800円）
赤ワインソース、トレビスと根セロリのピューレ添え。

デザート
中島シェフのスペシャリテ、オレンジ風味のクレームブリュレ。
グランマルニエのアイスクリームが乗っています。

コーヒー
プチガトー付きのコーヒーは別オーダーです（コースには含まれない）
この日はちょっと残念なこと（お店的には不可抗力）があったせいか、さらにバナナシフォンをサービスしてくれました。

料理のクオリティや細やかなホスピタリティは相変わらず素晴らしいし、久しぶりに延々と歩いて訪ねた甲斐がありました。
ミシュランの★を取って以前と何か変わったかといえば、今までは見たこともないタイプの客がいたくらいでしょうか。
いや、実はそれがかなり深刻かと思わずにはいられなかったのですが。。。
※詳細はツイ実況をご参照下さい。
2011年度のミシュラン湘南版では★を落としてしまったようですが、余計なものまで呼び込む厄介な効果も馬鹿にならないので、私的にはむしろ良かったと思っています。

■ミッシェル・ナカジマ
□12：00～14：00 18：00～20：30
□月曜定休
□鎌倉市常盤643
□0467-32-5478
※前回のミッシェルナカジマは こちら

10/12/16のツイログ

Have a Break…／101216

＊2010年も残すところあと2週間

早いですね～。
ところでブログですが。。。毎年この時期は公私に亘り慌しく、なかなか思うようにいきません。
やっと8月ネタは完了したものの、新規記事を即UPするのは至難の業ですわ。
リアルタイムのグルメ情報は当分Twitterを参考にして下さい。

進捗状況
・2010年
1～8月　完了

備忘録を兼ねて、今後記事を作成するレストラン を。

9/3　シェ・フルール横濱（横浜）、9/4　IL SILENE（鎌倉）、9/5　CINEMA AMIGO（逗子）、9/7　メゾン・バルサック（丸の内）、9/8　bla on the beach（逗子）、9/9　food therapy cafe MANA（神谷町）、9/10　りょうりにん みわ（関内）、9/16　Cafe Rosemary（湯島）、9/17　コム アン オワゾ（鎌倉）、9/18　ラ・マーレ・ド・茶屋（葉山）、9/19　CINEMA AMIGO（逗子）、9/21　松本楼（日比谷）、9/22　トック・ブランシュ（浜松町）、9/23　満月ワインバー（鎌倉）　企久太（鎌倉）、9/24　ボア・ド・ブローニュ（日比谷）、9/25　家のごはん（逗子）　match point（逗子）、9/26　トラットリア ア・ターヴォラ（逗子）　大衆トラットリア キクヤ食堂（逗子）、9/29　IL SILENE（鎌倉）

全てTwitterで実況済です。
（ツイログの右サイドバーのカレンダーで↑のレストラン訪問日をクリックすれば出てきます）
日々のつぶやきやレストランからの実況をブログスタイルでご覧いただけます。
毎日正真正銘の「リアルタイム」更新なので、ぜひまめにチェックして下さいね。ブログにご無沙汰している時も、必ず何かしらつぶやいているはずです。

※10月の外食状況はこちら、11月の外食状況はこちらをご参照下さい。

整体休暇w

辻堂（2010/12/16 13：45）

本日、このくそ忙しいのに有休取ってしまいました。

久々に「息するだけでもズキンズキン」の腰痛きた。。
今朝目が覚めたら、すでに起き上がれない状態でした。
たしかにここ何日か違和感があったけど、もともと腰痛持ちだし、仕事が座りっぱなしの事務職なので、一時的に疲れがたまっているのかと。。でも、たった一晩でギックリ状態って。。。どゆこと!?

こういう場合、最良の対策は「即整体！」なのだけれど、定期的に通っている横山長生館は数ヶ月先までいっぱいだし、かといって腕の悪い所に駆け込んだりしたら逆効果。
どうしようかと途方に暮れていたところ、ふと思い出したのが、横山センセの一番弟子が最近独立して医院を構えたこと。

早速電話で確認したところ、14時からならOKとすんなり予約OK！
油の切れたロボットのような有様でなんとか辻堂の整体院へ。

診断によれば、腰を強打したことで背骨の一番下の部分が上部にめり込み、背筋が引きつれているのが痛みの原因と判明したものの、一体いつ「腰を強打」したのか？
で、思い当たったのが月曜日のこと。
会社帰りにJR逗子駅の階段を転げ落ちてきた酔っ払いにぶつかられて、私も3段ほど踏み外したんだった！
その時はそれほど痛くもなかったからすっかり忘れていたけれど、その影響が3日も後になって出るとは驚きです。

筋肉がつるだけでまともに身動きできないほど痛いのに、背筋が切れた状態でロシア杯とファイナルを闘い抜いた安藤美姫ちゃんは凄い。テーピングがみっともないと中傷したヴァカは死ねと思いました。

それにしても、背骨を正しい位置に直してもらったら、ロボット動きが即人間の動作になったのにはビックリ！　筋肉痛は2～3日我慢しなきゃならないようだけど、ホントに助かりました。

※トップ画像は、JR辻堂駅でティッシュを配っていたカエルくん

■IL TEATRINO DA SALONE／101215

イルテアトリーノダサローネ（イタリア料理／南青山）

【2012年5月に当時の日付で記事を編集しています】
記念すべきテアトリーノデビューとなった2010/12/15のディナー、本日ようやくご紹介の運びとなりました。
「できるだけ早く初UPしようと思います」と宣言してから、あっという間に1年以上…これでやっと肩の荷が下りた気がします。

＊サローネの小さな劇場in南青山

サローネの小さな劇場という店名通り、元町の人気イタリアン SALONE2007 の系列店。
シチリアにこだわるシェフ渾身の8皿のコースが月替わりで楽しめます。

ヴェネトの泡


雲丹とリコッタ
ニンニクの効いた雲丹ペーストの上に、レモン風味のリコッタクリーム。コントラストが面白い一品。

バッカラとチェーチのトルティーノ
パートフィロの器に鱈とひよこ豆のペースト、ローズマリーオイルが爽やか。
胡桃ペーストのサラサが風味を添えています。

蛸とペペローニ
低温で3時間煮込んだ蛸の柔らかさにビックリ！
マジョラムやオレンジオイルの香りが食欲をそそります。

アイアリーノのインサラータ ボッタルガのサルサ
鮪のカラスミのサルサの上に、マスタードオイルでマリネ後低温調理したマイアリーノ（子豚）と茹でたアスパラ。
万能葱とローストしたピスタチオがアクセントに。

白ワインもヴェネト産

ルンゲッティ（パスタその1）
鮟鱇のラグーとバジルソースがフレッシュ&フルーティな白ワインとドンピシャ！
粗めのパン粉、クラッシュアーモンドの食感と香ばしさ、ディルとサフランのスッキリした香り。

ラヴィオリ（パスタその2）
栗とペコリーノチーズが詰まったラヴィオリと鹿肉のラグー。
骨ごと赤ワインで煮込んだオッソブーコと、スライスしてふりかけられたラグサーノチーズのマッチングが素晴らしい！

赤ワインはバローロ（ハーフポーション）

仔羊のストゥファート
ローズマリー、ニンニク、唐辛子でマリネした仔羊肉を、別調理のソースでじっくり煮込んでいます。
エストラゴン、セルフィーユ、松の実、赤い果実のソースなどの様々な香りや風味が特有の臭みをすっかり消しているので、羊が苦手な人でも食べられそう。
果実ベースのソース、ハーブのアクセントはバローロにもピッタリ。

チーズの8クッキアイーニ
8種類のチーズをひと口ずつ。



ドルチェとハーブティー

コーヒーシロップを染み込ませたスポンジ、アーモンド、生チョコ、コーヒーのバタークリームが織りなす4層をチョコレートでコーティングしたオペラは、ゴージャスで大人のデザートという感じ
オレンジ風味のセミフレッドはチョコレートと相性抜群！

食後の飲み物は、コーヒー、エスプレッソ、紅茶、ハーブティーの中から好みのものを選べます。
私はハーブティーをチョイス。

左上：コースの最初に供される塩とオリーブオイルで焼き上げたシチリアのパン
右上：お料理のソースを拭っていただくのにぴったりなパン（おかわり自由）
下：最後に登場する小菓子は、時間が経つと食感が変化します

オプションの「チーズの8クッキアイーニ」もオススメ（2,000円）。
お腹に余裕のある時はぜひチャレンジしていただきたいです。

A．フロマージュブラン（山羊）+ドライトマトとバジリコ
B．ゴルゴンゾーラピッカンテ（牛）+林檎のカンディーティ
C．タレッジョ（牛）+黒胡椒 オリーブオイル
D．クレモーゾ ディ ブッファラ（水牛）+ピスタチオ
E．ラグサーノ（牛）+サボテンのジャム
F．リコッタサラータ（牛）+オレンジの花の蜂蜜
G．ブルー デル ティローロ ヴィナッチャ（羊）+バルサミコのコンディメント
H．ペコリーノ ディ フォッサ（羊）+フラゴリーノのマルメッラータ

ひと口でチーズと相性抜群のテイストが8種類も楽しめます。
A→Gの順番にいただくと、だんだん濃厚になっていく過程が実感できるようになっているそうです。
ちなみに私のお気に入りはA、C、E。

当日の写真を見てびっくりしたのが、なななんとワインを3杯しか飲んでおりません！
乾杯のヴェネトの泡は統括マネージャー藤巻氏からご馳走していただいたので、支払いはMuni（白 1,600円）とBaｒolo（赤 ハーフで1,260円）だけ。
今やバイ・ザ・グラスが定番となっているので驚いた（笑）
厳選されたイタリアワインをハーフポーションでお料理毎に合わせると、ディナーがよりゴージャスになります。
8,500円の月替わりコースに、グラスワイン1.5杯とオプションのチーズを追加し、支払いは15,420円（税・サービス込）でした。

■IL TEATRINO DA SALONE
□12：00～16：00（L.O 14：00） 18：00～23：00（L.O 20：00）
□日曜、第1・3月曜定休
□港区南青山7-11-5　HOUSE7115 B1F
□03-3400-5077